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公開番号
2025076161
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187942
出願日
2023-11-01
発明の名称
溶接位置決め装置及び溶接位置決め方法
出願人
ジヤトコ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
B23K
9/127 20060101AFI20250508BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】教示作業を行う際の準備作業の容易化を可能とすることを目的とする。
【解決手段】溶接位置決め装置は、取付部の取付穴に交換可能に装着された電極棒を溶接部に位置合わせして溶接するとともに電極棒を自動交換する機能を備えた溶接ロボットの位置決め装置ある。溶接位置決め装置は、電極棒と同軸である取付穴に挿入された状態で取付部に把持可能な棒状の把持部を備える。溶接位置決め装置は、把持部を介して取付部に取付可能であり、取付部に取付けられた状態で電極棒が取り付けられたときに溶接される位置に光Lを照射する発光部82を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
取付部の取付穴に交換可能に装着された電極棒を溶接部に位置合わせして溶接するとともに前記電極棒を自動交換する機能を備えた溶接ロボットの溶接位置決め装置であって、
前記電極棒と同軸である前記取付穴に挿入された状態で前記取付部に把持可能な棒状の把持部と、
前記把持部を介して前記取付部に取付可能であり、前記取付部に取付けられた状態で前記電極棒が取り付けられたときに溶接される位置に光を照射する発光部と、
を備える溶接位置決め装置。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の溶接位置決め装置であって、
前記把持部は、前記電極棒と同じ断面形状を有する、
溶接位置決め装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の溶接位置決め装置であって、
前記発光部に電力を供給する電源部をさらに備える、
溶接位置決め装置。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の溶接位置決め装置であって、
前記把持部は、前記発光部を保持する保持部材に設けられている、
溶接位置決め装置。
【請求項5】
請求項4に記載の溶接位置決め装置であって、
前記発光部に電力を供給する電源部をさらに備え、
前記電源部は、前記保持部材に保持されている、
溶接位置決め装置。
【請求項6】
取付部の取付穴に交換可能に装着された電極棒を溶接部に位置合わせして溶接するとともに前記電極棒を自動交換する機能を備えた溶接ロボットの溶接位置決め方法であって、
前記電極棒と同軸である前記取付穴に棒状の把持部を挿入して前記把持部を前記取付部に把持させる把持工程と、
前記把持部を介して前記取付部に取り付けられる発光部によって、前記取付部に前記電極棒が取り付けられたときに溶接される位置に光を照射する照射工程と、
を備える、
溶接位置決め方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、溶接位置決め装置及び溶接位置決め方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、タングステン電極自動交換装置が開示されている。タングステン電極自動交換装置を構成する溶接ロボットは、TIGアーク溶接トーチに取り付けられたタングステン電極を用いて溶接を行う。溶接ロボットは、取り付けられたタングステン電極が劣化すると、劣化したタングステン電極を電極ステーションに準備された新しいタングステン電極に自動交換する。
【0003】
特許文献2には、溶接マニピュレータ教示装置が開示されている。溶接マニピュレータ教示装置は、溶接ノズルのケーシング内に投光器とカメラとが配置された光学機構を備える。溶接マニピュレータ教示装置は、溶接ノズルと交換された光学機器から溶接ワークにレーザー光線を照射し、溶接ワークの溶接線とのズレを検出し、そのズレを調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平4-4979号公報
特開2011-255473号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような溶接マニピュレータ教示装置で教示作業を行う際には、作業者が溶接マニピュレータから溶接ノズルを取り外すとともに、溶接ノズルを取り外した箇所に光学機器を取り付ける必要がある。このため、教示作業を行うまでの準備作業に手間を要していた。
【0006】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、教示作業を行う際の準備作業の容易化を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様によれば、取付部の取付穴に交換可能に装着された電極棒を溶接部に位置合わせして溶接するとともに前記電極棒を自動交換する機能を備えた溶接ロボットの溶接位置決め装置であって、前記電極棒と同軸である前記取付穴に挿入された状態で前記取付部に把持可能な棒状の把持部と、前記把持部を介して前記取付部に取付可能であり、前記取付部に取付けられた状態で前記電極棒が取り付けられたときに溶接される位置に光を照射する発光部と、を備える溶接位置決め装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明のある態様によれば、溶接位置決め装置は、溶接ロボットの取付部に把持可能な棒状の把持部を備えており、溶接ロボットの取付穴に把持部を挿入するとともに把持部を取付部で把持することによって、溶接ロボットに取付可能である。このため、溶接ロボットが有する電極棒の自動交換機能を利用することで、溶接位置決め装置は、溶接ロボットの取付部に取付可能となる。
【0009】
したがって、作業者が溶接ロボットから溶接ノズルを取り外した後に溶接ロボットに光学機器を取付けてから教示作業を行う場合と比較して、作業者による溶接ノズルの取外作業が不要となり、教示作業前の準備作業の容易化が可能となる。
【0010】
また、溶接位置決め装置は、把持部を介して取付部に取付けられた状態で、取付部に電極棒が取り付けられたときに溶接される位置に光を照射する発光部を備えている。このため、溶接位置決め装置を溶接ロボットに取り付けた状態において、発光部は、溶接される位置に光を照射することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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