TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025076192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187996
出願日2023-11-01
発明の名称穀物乾燥機用乾式集塵機
出願人株式会社山本製作所
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B01D 45/14 20060101AFI20250508BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】穀物乾燥機から排出される塵埃だけではなく、穀物乾燥機の排塵機から排出される塵埃も集塵できる穀物乾燥機用乾式集塵機を得る。
【解決手段】穀物乾燥機17から排出された排気が導入される導入口26と、導入口26から導入された排気中から旋回流により塵埃を分離するダクト本体22と、ダクト本体22で塵埃が分離された除塵排気を外部へ放出する放出口28と、を有する分離部20と、ダクト本体22の放出口28側における旋回流の下流側に形成された排出口22Aに接続され、ダクト本体22で分離された塵埃を捕集する捕集部30と、を備えた穀物乾燥機用乾式集塵機10であって、ダクト本体22の導入口26側の内部に、回転駆動されることでダクト本体22の内部に旋回流を発生させる羽根車を設け、ダクト本体22の放出口28側における旋回流の上流側に、穀物乾燥機17の排塵機が接続される取入口22Bを形成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
穀物乾燥機から排出された排気が導入される導入口と、該導入口から導入された排気中から旋回流により塵埃を分離するダクト本体と、該ダクト本体で塵埃が分離された除塵排気を外部へ放出する放出口と、を有する分離部と、
前記ダクト本体の前記放出口側における前記旋回流の下流側に形成された排出口に接続され、前記ダクト本体で分離された塵埃を捕集する捕集部と、
を備え、
前記ダクト本体の前記導入口側の内部に、回転駆動されることで前記ダクト本体の内部に前記旋回流を発生させる羽根車が設けられており、
前記ダクト本体の前記放出口側における前記旋回流の上流側に、前記穀物乾燥機の排塵機が接続される取入口が形成されている穀物乾燥機用乾式集塵機。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記排出口と前記取入口とは、同一の構成とされている請求項1に記載の穀物乾燥機用乾式集塵機。
【請求項3】
前記分離部は、複数の支柱によって支持されており、
前記捕集部は、前記複数の支柱のうちの少なくとも1つの支柱に支持部材を介して支持されている請求項1又は請求項2に記載の穀物乾燥機用乾式集塵機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、穀物乾燥機用乾式集塵機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
米などの穀物を乾燥させる穀物乾燥機から排出される塵埃を固定式旋回流発生体によって遠心分離する穀物乾燥機用の乾式集塵機は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭55-068552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、固定式旋回流発生体では、穀物乾燥機における送風機からの送風(排風)の力を利用して、塵埃を遠心分離するのに必要な旋回流を発生させる構造であるため、集塵性能が高くない。そのため、穀物乾燥機から排出される塵埃を集塵するための集塵機とは別に、穀物乾燥機の排塵機から排出される塵埃を集塵するための集塵機が別途必要となる問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、穀物乾燥機から排出される塵埃だけではなく、穀物乾燥機の排塵機から排出される塵埃も集塵できる穀物乾燥機用乾式集塵機を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様の穀物乾燥機用乾式集塵機は、穀物乾燥機から排出された排気が導入される導入口と、該導入口から導入された排気中から旋回流により塵埃を分離するダクト本体と、該ダクト本体で塵埃が分離された除塵排気を外部へ放出する放出口と、を有する分離部と、前記ダクト本体の前記放出口側における前記旋回流の下流側に形成された排出口に接続され、前記ダクト本体で分離された塵埃を捕集する捕集部と、を備え、前記ダクト本体の前記導入口側の内部に、回転駆動されることで前記ダクト本体の内部に前記旋回流を発生させる羽根車が設けられており、前記ダクト本体の前記放出口側における前記旋回流の上流側に、前記穀物乾燥機の排塵機が接続される取入口が形成されている。
【0007】
第1の態様の発明によれば、分離部におけるダクト本体の導入口側の内部に、回転駆動されることでダクト本体の内部に旋回流を発生させる羽根車が設けられている。そして、ダクト本体の放出口側における旋回流の下流側に形成された排出口に、ダクト本体で分離された塵埃を捕集する捕集部が接続され、ダクト本体の放出口側における旋回流の上流側に、穀物乾燥機の排塵機が接続される取入口が形成されている。
【0008】
したがって、穀物乾燥機の排塵機から排出される塵埃もダクト本体に導入することができ、穀物乾燥機から排出される塵埃と共に捕集部で捕集することができる。つまり、本発明によれば、穀物乾燥機から排出される塵埃だけではなく、穀物乾燥機の排塵機から排出される塵埃も集塵可能となる。
【0009】
また、本発明に係る第2の態様の穀物乾燥機用乾式集塵機は、第1の態様の穀物乾燥機用乾式集塵機であって、前記排出口と前記取入口とは、同一の構成とされている。
【0010】
第2の態様の発明によれば、排出口と取入口とが同一の構成とされている。したがって、穀物乾燥機における送風機の回転方向に合わせてダクト本体の内部に発生させる旋回流の回転方向を選択するが、その旋回流の回転方向に応じて、排出口と取入口とを設定可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社山本製作所
穀物乾燥機用乾式集塵機
8日前
株式会社山本製作所
穀物乾燥機用乾式集塵機
8日前
株式会社山本製作所
無洗米製造装置及び無洗米製造方法
21日前
株式会社山本製作所
無洗米製造装置及び無洗米製造方法
21日前
個人
撹拌羽根
28日前
東レ株式会社
複合半透膜
8日前
東ソー株式会社
ケトン捕捉剤
14日前
株式会社西部技研
ガス吸着装置
2日前
ホーコス株式会社
微粒子捕集装置
25日前
東レ株式会社
濾過方法
21日前
東レ株式会社
濾過方法および濾過装置
2日前
株式会社石垣
ろ材層の圧密状態判別方法
1か月前
株式会社石垣
ろ材層の圧密状態制御方法
1か月前
株式会社ナノバブル研究所
製造物
1か月前
株式会社石垣
ろ材層の圧密状態制御方法
1か月前
日本化薬株式会社
プロピレン製造用触媒
29日前
協和機電工業株式会社
正浸透膜モジュール
1か月前
ワシノ機器株式会社
複式ストレーナ
22日前
キヤノン電子株式会社
二酸化炭素回収装置
1か月前
株式会社LIXIL
液体供給システム
10日前
株式会社トクヤマ
加熱装置及び表面処理装置
10日前
大和ハウス工業株式会社
反応装置
1か月前
個人
流体混合装置
10日前
大日本印刷株式会社
攪拌スタンド
1日前
東ソー株式会社
消臭性組成物及び脱臭フィルター
1か月前
本田技研工業株式会社
触媒構造
1か月前
株式会社神戸製鋼所
混練装置
7日前
株式会社電業社機械製作所
エネルギー回収装置
1か月前
CKD株式会社
二酸化炭素回収システム
11日前
株式会社大真空
二酸化炭素回収システム
11日前
株式会社大真空
二酸化炭素回収システム
11日前
オリオン機械株式会社
圧縮空気除湿装置システム
2日前
オリオン機械株式会社
圧縮空気除湿装置システム
2日前
株式会社大真空
二酸化炭素捕集モジュール
25日前
東亜ディーケーケー株式会社
溶解装置
1か月前
カナデビア株式会社
生成装置
14日前
続きを見る