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公開番号
2025077204
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189226
出願日
2023-11-06
発明の名称
半導体装置
出願人
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
21/768 20060101AFI20250512BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】増幅器の効率が低下しにくい半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置は、主面を有する基板の主面上に設けられ、オーミック電極を含む第1電極を有するトランジスタと、トランジスタ上に形成され、第2電極、第2電極上に設けられる第1絶縁層、および第1絶縁層上に設けられる第3電極を有するMIMキャパシタと、第1電極と第2電極との間に設けられる第2絶縁層と、第2絶縁層を貫通し、第1電極と第2電極とを相互に電気的に接続する複数のビアとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
主面を有する基板の前記主面上に設けられ、オーミック電極を含む第1電極を有するトランジスタと、
前記トランジスタ上に形成され、第2電極、前記第2電極上に設けられる第1絶縁層、および前記第1絶縁層上に設けられる第3電極を有するMIMキャパシタと、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられる第2絶縁層と、
前記第2絶縁層を貫通し、前記第1電極と前記第2電極とを相互に電気的に接続する複数のビアと、
を備える、半導体装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記MIMキャパシタは、前記トランジスタのゲート電極上を避けて設けられる、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記MIMキャパシタは、前記主面に垂直な方向から見て前記第1電極上に収まる、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記MIMキャパシタは、
前記主面に垂直な方向から見て前記第1電極上に収まる第1部分と、
前記第1部分に連続して、前記主面に垂直な方向から見て前記トランジスタの外部に設けられる第2部分と、
を有する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記トランジスタは、III-V族半導体を含むHEMTである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1絶縁層の誘電率は、前記第2絶縁層の誘電率よりも大きい、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記主面に垂直な方向における前記第1絶縁層の厚みは、前記主面に垂直な方向における前記第2絶縁層の厚みより薄い、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記主面に垂直な方向における前記第2電極の厚みは、前記主面に垂直な方向における前記第1電極の厚みよりも薄い、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記主面に垂直な方向における前記複数のビアの長さは、0.1μm以上10μm以下である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、MIMキャパシタを有する半導体素子に関する技術が開示されている。該技術は、半導体基板上に形成され、下部電極、誘電体膜、および上部電極で構成されたMIMキャパシタを含む。MIMキャパシタの上部電極上に、第1ビアホールを有する第1層間絶縁膜と、第2ビアホールを有する第2層間絶縁膜とが形成されている。第2層間絶縁膜上において、第1ビアホールおよび第2ビアホールを通じて上部電極と連結される配線層が形成され、MIMキャパシタの下部電極および配線層間の垂直距離が大きくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-193563
特開2011-165931
特開2004-022773
特開2017-059621
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、増幅器において、例えばHEMT(High Electron MobilityTransistor)といったトランジスタと、MIM(Metal-Insulator-Metal)キャパシタとは、基板上において基板面に沿う方向に並んで配置され、引き回し配線を介して接続される。引き回し配線が長くなることにより、回路のインダクタンス成分が大きくなる。このインダクタンス成分の影響により、インピーダンスの調整は複雑となり、配線長が長くなりやすい。配線長が長くなることにより、損失が増加し、増幅器の効率が低下しやすくなる。
【0005】
本開示は、増幅器の効率が低下しにくい半導体装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態による半導体装置は、主面を有する基板の主面上に設けられ、オーミック電極を含む第1電極を有するトランジスタと、トランジスタ上に形成され、第2電極、第2電極上に設けられる第1絶縁層、および第1絶縁層上に設けられる第3電極を有するMIMキャパシタと、第1電極と第2電極との間に設けられる第2絶縁層と、第2絶縁層を貫通し、第1電極と第2電極とを相互に電気的に接続する複数のビアとを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、増幅器の効率が低下しにくい半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図2は、第1実施形態に係る半導体装置の回路図である。
図3は、図1に示されるIII-III線に沿った断面図である。
図4は、トランジスタを示す平面図である。
図5は、図1に示されるV-V線に沿った断面図である。
図6は、図1に示されるVI-VI線に沿った断面図である。
図7は、第2実施形態に係る半導体装置を示す平面図である。
図8は、第2実施形態に係る半導体装置の回路図である。
図9は、図7に示されるIX-IX線に沿った断面図である。
図10は、第3実施形態に係る半導体装置の増幅器を示す平面図である。
図11は、図10に示されるXI-XI線に沿った断面図である。
図12は、比較例である半導体装置を示す平面図である。
図13は、比較例である半導体装置の回路図である。
図14は、第1実施形態に係る半導体装置および比較例である半導体装置におけるインピーダンス特性を示すスミスチャートである。
図15は、検証例である増幅回路の回路図である。
図16は、検証例である増幅回路の特性を示す図である。
図17は、検証例であるドハティ増幅回路の回路図である。
図18は、検証例であるドハティ増幅回路の特性を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。[1]本開示の一実施形態による半導体装置は、主面を有する基板の主面上に設けられ、オーミック電極を含む第1電極を有するトランジスタと、トランジスタ上に形成され、第2電極、第2電極上に設けられる第1絶縁層、および第1絶縁層上に設けられる第3電極を有するMIMキャパシタと、第1電極と第2電極との間に設けられる第2絶縁層と、第2絶縁層を貫通し、第1電極と第2電極とを相互に電気的に接続する複数のビアとを備える。
【0010】
上記[1]の半導体装置において、MIMキャパシタがトランジスタ上に形成され、複数のビアによってトランジスタとMIMキャパシタとが電気的に接続される。これにより、トランジスタとMIMキャパシタとの間の距離は、主面に沿う方向にMIMキャパシタおよびトランジスタが並んで配置され、トランジスタとMIMキャパシタとが引き回し配線によって接続される場合における、トランジスタとMIMキャパシタとの間の距離よりも短くなる。故に、[1]の半導体装置の構成におけるトランジスタとMIMキャパシタとの間のインダクタンス成分の大きさは、トランジスタとMIMキャパシタとが引き回し配線によって接続される場合と比較して小さくなる。したがって、損失が低減されるので、増幅器の効率が低下しにくい半導体装置を実現可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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