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公開番号2025077733
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023190154
出願日2023-11-07
発明の名称画像合成装置、画像合成方法及びプログラム
出願人大日本印刷株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類G06T 1/00 20060101AFI20250512BHJP(計算;計数)
要約【課題】前景画像と背景画像との合成画像における違和感を緩和させるための画像処理技術を提供することである。
【解決手段】本開示の一態様は、前景画像と背景画像とを取得する画像取得部と、前記前景画像と前記背景画像との合成画像を補正し、補正された合成画像を生成する合成画像生成部と、前記補正された合成画像を出力する画像出力部と、を有する、画像合成装置に関する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前景画像と背景画像とを取得する画像取得部と、
前記前景画像と前記背景画像との合成画像を補正し、補正された合成画像を生成する合成画像生成部と、
前記補正された合成画像を出力する画像出力部と、
を有する、画像合成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記合成画像生成部は、前記前景画像、前記背景画像又は前記合成画像に対して画角調整、ぼかし処理、色補正及び光源調整の1つ以上の画像処理を実行する、請求項1に記載の画像合成装置。
【請求項3】
前記合成画像生成部は、前記背景画像に対して画角調整を実行する、請求項2に記載の画像合成装置。
【請求項4】
前記合成画像生成部は、前記背景画像の被写界深度を推定し、前記被写界深度に応じて異なるぼかし強度によって前記背景画像に対してぼかし処理を実行する、請求項2に記載の画像合成装置。
【請求項5】
前記合成画像生成部は、前記背景画像の色味に合わせるよう前記前景画像に対して色補正を実行する、請求項2に記載の画像合成装置。
【請求項6】
前記合成画像生成部は、前記合成画像に対して付加情報を付与し、前記付加情報に基づいて前記合成画像に対して色補正を実行する、請求項2に記載の画像合成装置。
【請求項7】
前記付加情報は、前記合成画像に付与される色枠であり、
前記合成画像生成部は、色枠が付与された画像から前記色枠に応じて色補正された前記画像を生成するよう訓練された色補正モデルに、前記色枠が付与された合成画像を入力し、色補正された合成画像を取得する、請求項6に記載の画像合成装置。
【請求項8】
前記合成画像生成部は、前記前景画像と前記背景画像との光源位置を一致させるよう前記合成画像に対して光源調整を実行する、請求項2に記載の画像合成装置。
【請求項9】
前記合成画像生成部は、前景画像と背景画像との合成画像を補正するよう訓練された画像補正モデルに、前記前景画像と前記背景画像とを入力し、前記補正された合成画像を取得する、請求項1に記載の画像合成装置。
【請求項10】
前記画像出力部は、前記前景画像、前記背景画像又は前記合成画像に対して画像処理を実行することによって取得した第1の補正された合成画像と、前景画像と背景画像との合成画像を補正するよう訓練された画像補正モデルによって前記前景画像と前記背景画像とから取得した第2の補正された合成画像とをユーザに選択可能に表示する、請求項1に記載の画像合成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像合成装置、画像合成方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
情報技術の向上に伴って、画像データを処理するための画像処理技術が急速に進化している。ユーザは、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータなどのユーザ端末上で画像編集ツールなどを利用して、画像データに対して様々なデータ加工をすることができる。例えば、ユーザは、画像編集ツールを操作して画像のコントラストや明るさを調整したり、画像に撮像されている人物などを抽出することができる。
【0003】
また、近年の機械学習技術の進化に伴って、画像処理用の各種機械学習モデルの研究開発が進められており、画像処理に機械学習モデルが利用されてきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-297143号公報
特許第6855948号公報
特許第7276031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、被写体を撮影した画像に撮像された背景画像をユーザが所望する他の背景画像に差し替えるとき、被写体を撮影した前景画像と差し替え対象の背景画像とを画像合成する画像処理が行われる。しかしながら、前景画像と背景画像との色調の違い、光源の不一致、不自然なピント、画角の違いなどによって、生成される合成画像には違和感が存在することがある。このような前景画像と背景画像との合成画像における違和感を緩和させるための画像処理技術が必要とされる。
【0006】
本開示の課題は、前景画像と背景画像との合成画像における違和感を緩和させるための画像処理技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、前景画像と背景画像とを取得する画像取得部と、前記前景画像と前記背景画像との合成画像を補正し、補正された合成画像を生成する合成画像生成部と、前記補正された合成画像を出力する画像出力部と、を有する、画像合成装置に関する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によると、前景画像と背景画像との合成画像における違和感を緩和させるための画像処理技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の一実施例による画像合成装置を示す概略図である。
図2は、本開示の一実施例による画像合成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3は、本開示の一実施例による画像合成装置の機能構成を示すブロック図である。
図4は、本開示の一実施例による前景画像生成処理を示す概略図である。
図5は、本開示の一実施例による画角調整処理を示す概略図である。
図6は、本開示の一実施例による画像領域抽出処理を示す概略図である。
図7は、本開示の一実施例によるぼかし処理を示す概略図である。
図8は、本開示の一実施例による色補正処理を示す概略図である。
図9は、本開示の一実施例による色補正処理を示す概略図である。
図10は、本開示の一実施例による色補正処理を示す概略図である。
図11は、本開示の一実施例による色補正処理を示す概略図である。
図12は、本開示の一実施例による色補正処理を示す概略図である。
図13は、本開示の一実施例による光源調整処理を示す概略図である。
図14は、本開示の一実施例による画像補正モデルを示す概略図である。
図15は、本開示の一実施例による画像選択画面を示す概略図である。
図16は、本開示の一実施例による画像合成処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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