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公開番号
2025078196
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190601
出願日
2023-11-08
発明の名称
温度調整装置および検知システム
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
B60K
11/02 20060101AFI20250513BHJP(車両一般)
要約
【課題】冷却水が流通する流通経路の状態を検知する。
【解決手段】冷却水により1つ以上の対象物との間で熱交換を行う温度調整装置であって、前記冷却水が流通する流通経路を含む流通部と、前記流通経路の状態を検知する検知システムとを備え、前記検知システムは、前記流通経路の少なくとも1つの位置に設けられ、前記冷却水の圧力を検知する圧力センサと、前記圧力センサが検知した圧力に基づいて、前記流通経路の状態を検知する検知部とを有する温度調整装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却水により1つ以上の対象物との間で熱交換を行う温度調整装置であって、
前記冷却水が流通する流通経路を含む流通部と、
前記流通経路の状態を検知する検知システムと
を備え、
前記検知システムは、
前記流通経路の少なくとも1つの位置に設けられ、前記冷却水の圧力を検知する圧力センサと、
前記圧力センサが検知した圧力に基づいて、前記流通経路の状態を検知する検知部と
を有する温度調整装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記流通経路は、
複数の配管と、
前記複数の配管のうち、いずれの配管どうしを接続するかを制御する接続制御部と
を有し、
前記接続制御部は、
前記複数の配管と接続される複数の接続管と、
前記複数の接続管のうち、いずれの接続管どうしを接続するかを切り替える切替部と
を有し、
少なくとも1つの前記圧力センサが、少なくとも1つの前記接続管に設けられている
請求項1に記載の温度調整装置。
【請求項3】
前記流通経路は、
主経路と、
複数の分岐経路と、
前記主経路を、前記複数の分岐経路のいずれに接続するかを制御する接続制御部と
を有し、
前記主経路に前記圧力センサが設けられており、
前記検知部は、前記圧力センサが検知した圧力と基準値とを比較し、比較結果に基づいて前記流通経路の状態を検知し、
前記検知部は、前記接続制御部がいずれの分岐経路を選択したかに応じて、前記基準値を補正する
請求項1に記載の温度調整装置。
【請求項4】
前記流通経路は、
複数の環状経路と、
前記複数の環状経路のうちの、2つ以上の環状経路を互いに接続可能な接続制御部と
を有し、
前記検知部は、前記圧力センサが検知した圧力と基準値とを比較し、比較結果に基づいて前記流通経路の状態を検知し、
前記検知部は、前記接続制御部がいずれの前記環状経路を接続したかに応じて、前記基準値を補正する
請求項1に記載の温度調整装置。
【請求項5】
前記流通経路は、前記冷却水が流れる向きを制御する方向制御部を有し、
前記検知部は、前記圧力センサが検知した圧力と、前記方向制御部が制御した前記冷却水が流れる向きとに基づいて、前記流通経路の状態を検知する
請求項1に記載の温度調整装置。
【請求項6】
前記圧力センサは、前記冷却水の圧力に応じた検知信号を生成するセンサセルを有し、
前記センサセルの少なくとも一部分が、基準電位に接続された保護膜で覆われている
請求項1から5のいずれか一項に記載の温度調整装置。
【請求項7】
前記流通経路は、前記冷却水が通過する空間を囲む壁部を含み、
前記壁部には開口が設けられ、
前記圧力センサは、
前記壁部の前記開口と接続され、前記冷却水を取り込む取込部と、
前記取込部が取り込んだ前記冷却水の圧力を検知するセンサセルと
を有する請求項1から5のいずれか一項に記載の温度調整装置。
【請求項8】
前記流通経路は、前記冷却水が通過する空間を囲む壁部を含み、
前記壁部は、
前記空間とは逆側の表面に設けられた凹部と、
前記凹部と前記空間とを接続する開口と
を有し、
前記圧力センサは、前記凹部の内部に配置され、前記冷却水の圧力を検知するセンサセルを有する
請求項1から5のいずれか一項に記載の温度調整装置。
【請求項9】
前記圧力センサは、前記冷却水の圧力に応じた検知信号を出力する出力端子と、電源電圧が印加される電源端子とを含むセンサセルを有し、
前記センサセルは、前記出力端子と前記電源端子とを接続するチップコンデンサを含む
請求項1から5のいずれか一項に記載の温度調整装置。
【請求項10】
複数の前記圧力センサを備え、
それぞれの前記圧力センサは、前記冷却水の圧力に応じた検知信号を出力する出力端子と、電源電圧が印加される電源端子とを含むセンサセルを有し、
前記検知システムは、
2つ以上の前記センサセルに対して前記センサセルごとに設けられ、それぞれの前記出力端子に接続される信号配線と、
2つ以上の前記センサセルに対して共通に設けられ、それぞれの前記電源端子が共通に接続する電源配線と
を有する請求項1から5のいずれか一項に記載の温度調整装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、温度調整装置および検知システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、冷却液を用いた熱管理システムが知られている(例えば特許文献1および2参照)。
特許文献1 特開2014-80123号公報
特許文献2 特開2011-255879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
熱管理システムにおいては、冷却液が流通する経路の状態を検知できることが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、本発明の一つの態様においては、冷却水により1つ以上の対象物との間で熱交換を行う温度調整装置を提供する。上記温度調整装置は、前記冷却水が流通する流通経路を含む流通部を備えてよい。上記何れかの温度調整装置は、前記流通経路の状態を検知する検知システムを備えてよい。上記何れかの温度調整装置において前記検知システムは、前記流通経路の少なくとも1つの位置に設けられ、前記冷却水の圧力を検知する圧力センサを有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記検知システムは、前記圧力センサが検知した圧力に基づいて、前記流通経路の状態を検知する検知部を有してよい。
【0005】
上記何れかの温度調整装置において前記流通経路は、複数の配管を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記流通経路は、前記複数の配管のうち、いずれの配管どうしを接続するかを制御する接続制御部を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記接続制御部は、前記複数の配管と接続される複数の接続管を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記接続制御部は、いずれの前記接続管どうしを接続するかを切り替える切替部を有してよい。上記何れかの温度調整装置において少なくとも1つの前記圧力センサが、少なくとも1つの前記接続管に設けられていてよい。
【0006】
上記何れかの温度調整装置において前記流通経路は、主経路を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記流通経路は、複数の分岐経路を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記流通経路は、前記主経路を、前記複数の分岐経路のいずれに接続するかを制御する接続制御部を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記主経路に前記圧力センサが設けられてよい。上記何れかの温度調整装置において前記検知部は、前記圧力センサが検知した圧力と基準値とを比較し、比較結果に基づいて前記流通経路の状態を検知してよい。上記何れかの温度調整装置において前記検知部は、前記接続制御部がいずれの分岐経路を選択したかに応じて、前記基準値を補正してよい。
【0007】
上記何れかの温度調整装置において前記流通経路は、複数の環状経路を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記流通経路は、前記複数の環状経路のうちの、2つ以上の環状経路を互いに接続可能な接続制御部を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記検知部は、前記圧力センサが検知した圧力と基準値とを比較し、比較結果に基づいて前記流通経路の状態を検知してよい。上記何れかの温度調整装置において前記検知部は、前記接続制御部がいずれの前記環状経路を接続したかに応じて、前記基準値を補正してよい。
【0008】
上記何れかの温度調整装置において前記流通経路は、前記冷却水が流れる向きを制御する方向制御部を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記検知部は、前記圧力センサが検知した圧力と、前記方向制御部が制御した前記冷却水が流れる向きとに基づいて、前記流通経路の状態を検知してよい。
【0009】
上記何れかの温度調整装置において前記圧力センサは、前記冷却水の圧力に応じた検知信号を生成するセンサセルを有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記センサセルの少なくとも一部分が、基準電位に接続された保護膜で覆われていてよい。
【0010】
上記何れかの温度調整装置において前記流通経路は、前記冷却水が通過する空間を囲む壁部を含んでよい。上記何れかの温度調整装置において前記壁部には開口が設けられてよい。上記何れかの温度調整装置において前記圧力センサは、前記壁部の前記開口と接続され、前記冷却水を取り込む取込部を有してよい。上記何れかの温度調整装置において前記圧力センサは、前記取込部が取り込んだ前記冷却水の圧力を検知するセンサセルを有してよい。
(【0011】以降は省略されています)
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