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公開番号
2025078427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190984
出願日
2023-11-08
発明の名称
Zr系膜の成膜方法
出願人
株式会社トリケミカル研究所
代理人
弁理士法人来知国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
C23C
16/50 20060101AFI20250513BHJP(金属質材料への被覆;金属質材料による材料への被覆;化学的表面処理;金属質材料の拡散処理;真空蒸着,スパッタリング,イオン注入法,または化学蒸着による被覆一般;金属質材料の防食または鉱皮の抑制一般)
要約
【課題】三次元化(立体化)した個所の表面に、均一な厚さで、Zr濃度が高いZr系膜を成膜できる技術を提供する。
【解決手段】Zr系膜を成膜する方法であって、成膜室内にZr(NR
1
R
2
)
4
[R
1
とR
2
とは同じても異なっていても良い。R
1
,R
2
はH又は炭素数が1~10の炭化水素基である。R
1
,R
2
の少なくとも一つは炭化水素基である。]と活性水素とが供給されて基板上にZr系膜が成膜されるZr系膜の成膜方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
Zr系膜を成膜する方法であって、
成膜室内にZr源と活性水素とが供給されて基板上にZr系膜が成膜される
Zr系膜の成膜方法。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記Zr源と前記活性水素との反応により、前記基板上にZr系膜が成膜される
請求項1のZr系膜の成膜方法。
【請求項3】
成膜された前記Zr系膜におけるC濃度は元素比率で1%未満、N濃度は元素比率で1%未満、O濃度は元素比率で20%以下である
請求項1または請求項2のZr系膜の成膜方法。
【請求項4】
前記活性水素はプラズマ照射によって得られてなる
請求項1または請求項2のZr系膜の成膜方法。
【請求項5】
前記活性水素は水素に活性化エネルギーが印加されて得られてなる
請求項1または請求項2のZr系膜の成膜方法。
【請求項6】
前記活性化エネルギーが放射線である
請求項5のZr系膜の成膜方法。
【請求項7】
前記成膜方法は原子層堆積法である
請求項1または請求項2のZr系膜の成膜方法。
【請求項8】
前記成膜方法は化学気相成長法である
請求項1または請求項2のZr系膜の成膜方法。
【請求項9】
前記Zr源がアミノジルコニウムである
請求項1または請求項2のZr系膜の成膜方法。
【請求項10】
前記アミノジルコニウムがZr(NR
1
R
2
)
4
[R
1
とR
2
とは同じても異なっていても良い。R
1
,R
2
はH又は炭素数が1~10の炭化水素基である。]である
請求項8のZr系膜の成膜方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はZr系膜に関する技術である。
続きを表示(約 920 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体分野、触媒分野、その他の様々な分野において、Zrが用いられている。Zr系膜の使用分野は広がって行くであろう。
【0003】
Zr系膜は、スパッタ法あるいは蒸着法などの物理的蒸着法(PVD)が採用されて、成膜されて来た。RSCAdv., 2022,12,14235-14245(非特許文献1)は、スパッタ法によるZr膜の成膜技術を提案している。前記Zr膜は抵抗変化メモリに用いられている。
【0004】
前記スパッタ法などの物理的蒸着法(PVD)では、半導体分野における高度に微細化あるいは三次元化(立体化)した個所の表面に、均一な厚さのZr膜を成膜できて無い。
【0005】
触媒などにあっても、凹凸あるいは細孔を有する担体の表面に、均一な厚さのZr膜を成膜できて無い。粉体表面に均一な厚さのZr膜を成膜できて無い。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
RSCAdv., 2022,12,14235-14245
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記PVD法によるZr膜の成膜には問題が有る事から、化学気相成長法(CVD)や原子層堆積法(ALD)の利用が考えられるであろうか。
【0008】
しかし、是まで、CVD法やALD法によるZr膜の成膜技術は聴く事が無かった。
【0009】
従って、本発明が解決しようとする課題は、CVD法またはALD法によるZr濃度が高いZr系膜の成膜技術を提供する事である。特に、三次元化(立体化)した個所の表面に、均一な厚さで、Zr濃度が高いZr系膜を成膜できる技術を提供する事である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、
Zr系膜を成膜する方法であって、
成膜室内にZr源と活性水素とが供給されて基板上にZr系膜が成膜される
Zr系膜の成膜方法を提案する。
(【0011】以降は省略されています)
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