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公開番号2025080421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193546
出願日2023-11-14
発明の名称サーバ装置、システム、サーバ装置の制御方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250519BHJP(計算;計数)
要約【課題】障がい者の負担軽減に寄与する、サーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、記憶手段と、認証手段と、を備える。記憶手段は、複数の障がい者それぞれの生体情報を、データベースを用いて記憶する。認証手段は、サービス提供者の事業者端末から取得した被認証者の生体情報とデータベースに記憶された生体情報を用いた照合処理に成功すると、被認証者の認証成功を事業者端末に通知する。サーバ装置は、障がい者に発行された障がい者手帳に関する情報を取得し、取得した障がい者手帳に関する情報から得られる、障がい者の障がいに関連する障がい関連情報をデータベースに登録する、登録制御手段をさらに備えてもよい。認証手段は、認証成功と判定された被認証者の障がい関連情報を含む障がい者情報を事業者端末に送信してもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
複数の障がい者それぞれの生体情報を、データベースを用いて記憶する、記憶手段と、
サービス提供者の事業者端末から取得した被認証者の生体情報と前記データベースに記憶された生体情報を用いた照合処理に成功すると、前記被認証者の認証成功を前記事業者端末に通知する、認証手段と、
を備える、サーバ装置。
続きを表示（約 1,700 文字）【請求項２】
前記障がい者に発行された障がい者手帳に関する情報を取得し、前記取得した障がい者手帳に関する情報から得られる、前記障がい者の障がいに関連する障がい関連情報を前記データベースに登録する、登録制御手段をさらに備え、
前記認証手段は、前記認証成功と判定された被認証者の前記障がい関連情報を含む障がい者情報を前記事業者端末に送信する、請求項１に記載のサーバ装置。
【請求項３】
前記登録制御手段は、前記障がい者手帳に記載されていない情報であって、前記障がい者の障がいに関する情報を前記障がい関連情報の追加情報として前記障がい者から取得し、
前記認証手段は、前記認証成功と判定された被認証者の前記追加情報を前記事業者端末に送信する、請求項２に記載のサーバ装置。
【請求項４】
前記認証手段は、前記データベースに記憶された前記障がい者の情報のうち、前記認証成功と判定された前記被認証者が事前に提供を許可した情報を前記事業者端末に送信する、請求項３に記載のサーバ装置。
【請求項５】
前記認証手段は、
前記サービス提供者が障がい者に優遇サービスを提供する際、前記障がい者に求める資格に関する資格情報を前記被認証者の生体情報と共に取得し、
前記照合処理により特定された被認証者の前記障がい関連情報と前記取得した資格情報に基づいて、前記特定された被認証者が前記障がい者に求める資格を満たすと判定した場合に、前記被認証者の認証成功を前記事業者端末に通知する、請求項３に記載のサーバ装置。
【請求項６】
前記認証手段は、
前記サービス提供者が障がい者に優遇サービスを提供可能か否かを判定するために必要な情報の種類を前記被認証者の生体情報と共に取得し、
前記照合処理により特定された被認証者の前記データベースに記憶された情報であって、前記サービス提供者が障がい者に優遇サービスを提供可能か否かを判定するために必要な情報の種類に該当する情報を前記事業者端末に送信する、請求項３に記載のサーバ装置。
【請求項７】
前記登録制御手段は、前記障がい者手帳に関する情報を、マイナンバー制度のポータルサイトを介して前記障がい者手帳を発行した自治体から取得する、請求項２乃至６のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項８】
前記登録制御手段は、前記障がい者手帳に関する情報を、前記障がい者手帳が写る画像データから取得する、請求項２乃至６のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項９】
サービス提供者の事業者端末と、
サーバ装置と、
を含み、
前記サーバ装置は、
複数の障がい者それぞれの生体情報を、データベースを用いて記憶する、記憶手段と、
前記サービス提供者の事業者端末から取得した被認証者の生体情報と前記データベースに記憶された生体情報を用いた照合処理に成功すると、前記被認証者の認証成功を前記事業者端末に通知する、認証手段と、
前記障がい者に発行された障がい者手帳に関する情報を取得し、前記取得した障がい者手帳に関する情報から得られる、前記障がい者の障がいに関連する障がい関連情報を前記データベースに登録する、登録制御手段を、
備え、
前記認証手段は、前記認証成功と判定された被認証者の前記障がい関連情報を含む障がい者情報を前記事業者端末に送信し、
前記事業者端末は、
前記サーバ装置から取得した障がい者情報に含まれる情報を表示する際、前記障がい者情報に含まれる情報の内容に応じて前記障がい者情報に含まれる情報の表示態様を変更する、システム。
【請求項１０】
サーバ装置において、
複数の障がい者それぞれの生体情報を、データベースを用いて記憶し、
サービス提供者の事業者端末から取得した被認証者の生体情報と前記データベースに記憶された生体情報を用いた照合処理に成功すると、前記被認証者の認証成功を前記事業者端末に通知する、サーバ装置の制御方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、サーバ装置、システム、サーバ装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
障がい者の支援に関する技術が存在する。
【０００３】
例えば、特許文献１には、障がい者支援サービスにおいて、種々のサービスを受ける際の利便性をより向上させること、と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－１５７７５４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１の段落［０００２］に記載されたように、障がい者がサービス提供者からサービスの提供を受ける際、当該障がい者は料金割引等の優遇を受けることができる場合がある。料金割引等の優遇サービスを受けるため、障がい者は、障がい者手帳をサービス提供者に提示する必要がある。しかし、障がいの内容によっては障がい者手帳の取り出しが障がい者の負担になることもある。
【０００６】
本発明は、障がい者の負担軽減に寄与する、サーバ装置、システム、サーバ装置の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の第１の視点によれば、複数の障がい者それぞれの生体情報を、データベースを用いて記憶する、記憶手段と、サービス提供者の事業者端末から取得した被認証者の生体情報と前記データベースに記憶された生体情報を用いた照合処理に成功すると、前記被認証者の認証成功を前記事業者端末に通知する、認証手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【０００８】
本発明の第２の視点によれば、サービス提供者の事業者端末と、サーバ装置と、を含み、前記サーバ装置は、複数の障がい者それぞれの生体情報を、データベースを用いて記憶する、記憶手段と、前記サービス提供者の事業者端末から取得した被認証者の生体情報と前記データベースに記憶された生体情報を用いた照合処理に成功すると、前記被認証者の認証成功を前記事業者端末に通知する、認証手段と、前記障がい者に発行された障がい者手帳に関する情報を取得し、前記取得した障がい者手帳に関する情報から得られる、前記障がい者の障がいに関連する障がい関連情報を前記データベースに登録する、登録制御手段を、備え、前記認証手段は、前記認証成功と判定された被認証者の前記障がい関連情報を含む障がい者情報を前記事業者端末に送信し、前記事業者端末は、前記サーバ装置から取得した障がい者情報に含まれる情報を表示する際、前記障がい者情報に含まれる情報の内容に応じて前記障がい者情報に含まれる情報の表示態様を変更する、システムが提供される。
【０００９】
本発明の第３の視点によれば、サーバ装置において、複数の障がい者それぞれの生体情報を、データベースを用いて記憶し、サービス提供者の事業者端末から取得した被認証者の生体情報と前記データベースに記憶された生体情報を用いた照合処理に成功すると、前記被認証者の認証成功を前記事業者端末に通知する、サーバ装置の制御方法が提供される。
【００１０】
本発明の第４の視点によれば、サーバ装置に搭載されたコンピュータに、複数の障がい者それぞれの生体情報を、データベースを用いて記憶する処理と、サービス提供者の事業者端末から取得した被認証者の生体情報と前記データベースに記憶された生体情報を用いた照合処理に成功すると、前記被認証者の認証成功を前記事業者端末に通知する処理と、を実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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