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公開番号
2025082008
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195180
出願日
2023-11-16
発明の名称
コネクタ組立体
出願人
日本航空電子工業株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
24/84 20110101AFI20250521BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】互いに同一構成を有する第1コネクタおよび第2コネクタにより電線同士の接続を行いながらも小型化を図ることができるコネクタ組立体を提供する。
【解決手段】第1コネクタ11は、第1インシュレータ12と、第1電線C1の端部に接続される第1コンタクト13を有し、第2コネクタ21は、第2インシュレータ22と、第2電線C2の端部に接続される第2コンタクト23を有し、第1コネクタ11および第2コネクタ21が互いに嵌合すると、第1コンタクト13の一部が第2コンタクト23と第2インシュレータ22の間に位置し且つ第2コンタクト23の一部が第1コンタクト13と第1インシュレータ12の間に位置した状態で第1コンタクト13および第2コンタクト23が互いに接触し、第1電線C1および第2電線C2が互いに電気的に接続される。
【選択図】 図14
特許請求の範囲
【請求項1】
第1電線の端部に連結される第1コネクタと第2電線の端部に連結され且つ前記第1コネクタと同一構成を有する第2コネクタが互いに嵌合するコネクタ組立体であって、
前記第1コネクタは、第1インシュレータと、前記第1インシュレータに保持され且つ前記第1電線の端部に接続される第1コンタクトを有し、
前記第2コネクタは、第2インシュレータと、前記第2インシュレータに保持され且つ前記第2電線の端部に接続される第2コンタクトを有し、
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタが互いに嵌合すると、前記第1コンタクトの一部が前記第2コンタクトと前記第2インシュレータの間に位置し且つ前記第2コンタクトの一部が前記第1コンタクトと前記第1インシュレータの間に位置した状態で前記第1コンタクトおよび前記第2コンタクトが互いに接触し、前記第1電線および前記第2電線が互いに電気的に接続されるコネクタ組立体。
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【請求項2】
前記第1インシュレータは、平面状の第1接合面と、前記第1接合面に形成され且つ前記第1コンタクトの少なくとも一部が収容される凹状の第1コンタクト収容部を有し、
前記第2インシュレータは、前記第1接合面に対向する平面状の第2接合面と、前記第2接合面に形成され且つ前記第2コンタクトの少なくとも一部が収容される凹状の第2コンタクト収容部を有する請求項1に記載のコネクタ組立体。
【請求項3】
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタは、前記第2接合面および前記第1接合面に沿って相対移動することにより、互いに嵌合する請求項2に記載のコネクタ組立体。
【請求項4】
前記第1コンタクトは、前記第2コネクタとは反対方向に向かって突出する第1凸部を有し、
前記第2コンタクトは、前記第1コネクタとは反対方向に向かって突出する第2凸部を有し、
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタは、前記第1凸部および前記第2凸部が互いに乗り越えるまで相対移動する請求項3に記載のコネクタ組立体。
【請求項5】
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタは、互いに直進スライドするように相対移動する請求項3に記載のコネクタ組立体。
【請求項6】
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタは、互いに回転スライドするように相対移動する請求項3に記載のコネクタ組立体。
【請求項7】
前記第1接合面および前記第2接合面の間に挟まれる防水部を備える請求項2に記載のコネクタ組立体。
【請求項8】
前記防水部は、前記第1接合面の上に配置された第1防水シートと、前記第2接合面の上に配置され且つ前記第1防水シートに密着する第2防水シートからなる請求項7に記載のコネクタ組立体。
【請求項9】
前記第1電線および前記第2電線は、それぞれ、導体部の外周部が絶縁被膜部により覆われた被膜電線からなり、
前記第1電線の端部における前記導体部は、前記第1コンタクト収容部内において前記第1コンタクトに接続され、
前記第2電線の端部における前記導体部は、前記第2コンタクト収容部内において前記第2コンタクトに接続される請求項2に記載のコネクタ組立体。
【請求項10】
前記第1インシュレータは、前記第1コンタクト収容部に連通するように前記第1接合面に形成され且つ前記第1電線の一部を収容する第1電線収容溝を有し、
前記第2インシュレータは、前記第2コンタクト収容部に連通するように前記第2接合面に形成され且つ前記第2電線の一部を収容する第2電線収容溝を有する請求項9に記載のコネクタ組立体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、コネクタ組立体に係り、特に、第1電線の端部に連結される第1コネクタと第2電線の端部に連結され且つ第1コネクタと同一構成を有する第2コネクタが互いに嵌合するコネクタ組立体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、2本の電線同士を接続するためのコネクタが知られている。
例えば、特許文献1には、図31に示されるように、第1コネクタ1と第2コネクタ2を互いに嵌合させることで複数の電線同士を接続するコネクタ組立体が開示されている。第1コネクタ1と第2コネクタ2は、互いに同一構成を有するもので、雌雄同体に形成されている。
【0003】
第1コネクタ1は、第1インシュレータ3と、第1インシュレータ3に保持された複数の第1コンタクト4を有している。第1インシュレータ3は、第1コネクタ1の前方に向かって延び且つ複数の第1コンタクト4が配置された平板状のブレード部3Aと、ブレード部3Aの両側部に隣接し且つブレード部3Aとは異なる面において前方に延びる一対のガイド部3Bを有している。
【0004】
第2コネクタ2は、第1コネクタ1と同様に、第2インシュレータ5と、第2インシュレータ5に保持された図示しない複数の第2コンタクト6を有している。第2インシュレータ5は、第2コネクタ2の前方に向かって延び且つ複数の第2コンタクト6が配置された平板状のブレード部5Aと、ブレード部5Aの両側部に隣接し且つブレード部5Aとは異なる面において前方に延びる一対のガイド部5Bを有している。
【0005】
図31に示されるように、前後、左右、上下を互いに逆向きにして第1コネクタ1と第2コネクタ2を互いに差し合わせると、ブレード部3Aとブレード部5Aが互いに重なり合い、また、一対のガイド部3Bと一対のガイド部5Bがそれぞれ互いに重なり合って接触することで、第1コネクタ1と第2コネクタ2は嵌合状態となる。
これにより、図32に示されるように、ブレード部3Aに配置されている第1コンタクト4の接点部4Aとブレード部5Aに配置されている第2コンタクト6の接点部6Aが弾性的に接触し、複数の第1コンタクト4と複数の第2コンタクト6は互いに電気的に接続される。
【0006】
複数の第1コンタクト4の接点部4Aと複数の第2コンタクト6の接点部6Aが弾性的に接触することで、第1コネクタ1と第2コネクタ2に互いに遠ざける方向の力が作用するが、図31に示される一対のガイド部3Bと一対のガイド部5Bが互いに対向して接触することにより、第1コネクタ1と第2コネクタ2の嵌合状態が維持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平8-55657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、複数の第1コンタクト4と複数の第2コンタクト6の弾性的な接触に起因して発生する力に抗して第1コネクタ1と第2コネクタ2の嵌合状態を維持するために、第1コネクタ1の一対のガイド部3Bと第2コネクタ2の一対のガイド部5Bの強度を確保する必要があり、第1コネクタ1および第2コネクタ2を小型化することが難しいという問題がある。
【0009】
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、互いに同一構成を有する第1コネクタおよび第2コネクタにより電線同士の接続を行いながらも小型化を図ることができるコネクタ組立体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明に係るコネクタ組立体は、
第1電線の端部に連結される第1コネクタと第2電線の端部に連結され且つ第1コネクタと同一構成を有する第2コネクタが互いに嵌合するコネクタ組立体であって、
第1コネクタは、第1インシュレータと、第1インシュレータに保持され且つ第1電線の端部に接続される第1コンタクトを有し、
第2コネクタは、第2インシュレータと、第2インシュレータに保持され且つ第2電線の端部に接続される第2コンタクトを有し、
第1コネクタおよび第2コネクタが互いに嵌合すると、第1コンタクトが第2コンタクトと第2インシュレータの間に位置し且つ第2コンタクトが第1コンタクトと第1インシュレータの間に位置した状態で第1コンタクトおよび第2コンタクトが互いに接触し、第1電線および第2電線が互いに電気的に接続されるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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