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公開番号2025082316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2025033707,2023195231
出願日2025-03-04,2023-11-16
発明の名称プログラム、方法、およびシステム
出願人カバー株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20250521BHJP(計算;計数)
要約【課題】特定ユーザが入室したことによる負荷対策を可能とするプログラム、方法、およびシステムを提供する。
【解決手段】特定条件を満たしていないユーザからの仮想空間への入室を含む複数種類の行動に応じて成立し得る状況であって仮想空間提供部の設定を変動させる所定状況となった場合に、仮想空間をユーザに継続して提供可能とするための継続提供状態に仮想空間提供部の設定を変動させるための処理を実行可能とし、特定条件を満たしているユーザからの行動のうち仮想空間へ入室したことに応じて、特定条件を満たしていないユーザが仮想空間へ入室したとしても所定状況が成立し得ない状況であっても、継続提供状態に仮想空間提供部の設定を変動させるための処理を実行可能とする。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに対し仮想空間を提供するための仮想空間提供部を制御するコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
特定条件を満たしていないユーザからの前記仮想空間への入室を含む複数種類の行動に応じて成立し得る状況であって前記仮想空間提供部の設定を変動させる所定状況となった場合に、当該仮想空間をユーザに継続して提供可能とするための継続提供状態に前記仮想空間提供部の設定を変動させるための処理を実行可能とする第1設定変動手段と、
前記特定条件を満たしているユーザからの行動のうち前記仮想空間へ入室したことに応じて、前記特定条件を満たしていないユーザが当該仮想空間へ入室したとしても前記所定状況が成立し得ない状況であっても、前記継続提供状態に前記仮想空間提供部の設定を変動させるための処理を実行可能とする第2設定変動手段として機能させる、プログラム。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
ユーザに対し仮想空間を提供するための仮想空間提供部を制御するコンピュータを制御する方法であって、
特定条件を満たしていないユーザからの前記仮想空間への入室を含む複数種類の行動に応じて成立し得る状況であって前記仮想空間提供部の設定を変動させる所定状況となった場合に、当該仮想空間をユーザに継続して提供可能とするための継続提供状態に前記仮想空間提供部の設定を変動させるための処理を実行可能とする第1ステップと、
前記特定条件を満たしているユーザからの行動のうち前記仮想空間へ入室したことに応じて、前記特定条件を満たしていないユーザが当該仮想空間へ入室したとしても前記所定状況が成立し得ない状況であっても、前記継続提供状態に前記仮想空間提供部の設定を変動させるための処理を実行可能とする第2ステップとを備える、方法。
【請求項3】
ユーザに対し仮想空間を提供するための仮想空間提供部を制御するコンピュータを備えるシステムであって、
特定条件を満たしていないユーザからの前記仮想空間への入室を含む複数種類の行動に応じて成立し得る状況であって前記仮想空間提供部の設定を変動させる所定状況となった場合に、当該仮想空間をユーザに継続して提供可能とするための継続提供状態に前記仮想空間提供部の設定を変動させるための処理を実行可能とする第1設定変動手段と、
前記特定条件を満たしているユーザからの行動のうち前記仮想空間へ入室したことに応じて、前記特定条件を満たしていないユーザが当該仮想空間へ入室したとしても前記所定状況が成立し得ない状況であっても、前記継続提供状態に前記仮想空間提供部の設定を変動させるための処理を実行可能とする第2設定変動手段とを備える、システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、方法、およびシステムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
ネットワークを介してユーザに対し仮想空間を提供し、他のユーザと仮想空間上で交流を図ることを可能とするシステムが知られている。
【0003】
また、サーバへアクセスが集中することなどによりサーバへの負荷が増大したときに、サーバ台数の増加、あるいはCPUやメモリのスペックを上げることで、サーバ全体の処理能力を向上させるためのオートスケール機能を予め設定しておくにより、サーバへの負荷対策が行われている(例えば、特許文献1参照)。さらに、ユーザ端末との通信量を低減させるための処理(例えば、特許文献2参照)を、サーバ負荷が増大したときに行うようにすることで、サーバ負荷を軽減させることが試みられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-111664公報
特開2014-230798公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述の仮想空間が提供されるシステムにおいては、例えば著名なユーザが仮想空間に入室した場合に、著名なユーザを追って仮想空間への入室を試みるファンユーザからのアクセスが急激に増大する虞がある。しかしながら、従来のオートスケール機能では、当該仮想空間に対して急激にアクセスが増加した場合に、負荷が増大してからサーバ台数の増加等がされるため、サーバの処理の遅れによりユーザに待ち時間が発生してしまう。また、サーバに対して急激な負荷がかかることによりサーバ障害が生じてしまい、仮想空間を提供するシステムの機能を停止する必要性が生じる虞もあり得る。
【0006】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、特定ユーザが入室したことによる負荷対策を可能とするプログラム、方法、およびシステムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1) 本発明のある局面にしたがうプログラムは、ユーザに対し仮想空間を提供するための仮想空間提供部(例えば、制御部130、ログイン認証APIサーバ、ルームサーバなど)を制御するコンピュータ(例えば、配信サーバ100)に実行させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
特定条件を満たしていないユーザ(例えば、図7(A)のユーザ属性番号が「1」の一般ユーザや、評価指数がマイナスのユーザなど)からの前記仮想空間への入室を含む複数種類の行動(例えば、ログインによる入室、ルームへの入室、仮想空間内における動作アクションなど)に応じて成立し得る状況であって前記仮想空間提供部の設定を変動させる所定状況となった場合(例えば、配信サーバ100へかかる負荷が閾値を超えたとき、あるいは、ルームに関連付けが可能な上限人数に達するとき)に、当該仮想空間をユーザに継続して提供可能とするための継続提供状態に前記仮想空間提供部の設定を変動させるための処理(例えば、図18のステップS301~S302、図19のステップS401~S403など)を実行可能とする第1設定変動手段と、
前記特定条件を満たしているユーザ(例えば、図7(A)のユーザ属性番号が「2」、「3」、「5」のタレントや著名人や、評価指数が正の値のユーザなど)からの行動のうち前記仮想空間へ入室(例えば、ログインによる入室、あるいは、ルームへの入室)したことに応じて、前記特定条件を満たしていないユーザが当該仮想空間へ入室したとしても前記所定状況が成立し得ない状況(例えば、図18のステップS301でNO、図19のステップS401でNO、配信サーバ100へかかる負荷が閾値を超えていない状況、あるいは、ルームに関連付けが可能な上限人数に達するときではない状況)であっても、前記継続提供状態に前記仮想空間提供部の設定を変動させるための処理(例えば、図18のステップS303~S304、図19のステップS404~S406)を実行可能とする第2設定変動手段として機能させる。
【0008】
このような構成によれば、特定条件を満たしているユーザが仮想空間に入室したときに、仮想空間提供部の設定を、継続提供状態の設定に予め変動させておくことができる。これにより、特定条件を満たしているユーザが入室したことにより生じ得る負荷の対策を予め行っておくことができるようになる。
【0009】
(2) 上記(1)において、前記継続提供状態は、前記仮想空間提供部として機能するリソースを増大させる状態(例えば、図18のステップS302およびS304による、配信サーバ100をスケールアウトさせた状態、あるいは、配信サーバ100をスケールアップさせた状態などによる負荷に耐え得る状態、ユーザの待ち時間を少なくできる状態)を含む。
【0010】
このような構成によれば、仮想空間提供部として機能するリソースが増大することにより、仮想空間提供部の処理能力が向上して負荷に耐え得るため、仮想空間をユーザに継続して提供可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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