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公開番号2025082406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-29
出願番号2023195689
出願日2023-11-17
発明の名称コンクリートブロック用型枠
出願人豊田興産株式会社
代理人弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類B28B 7/02 20060101AFI20250522BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約【課題】型枠の組み立てや解体におけるクレーン等の大型設備を不要にし、型枠の組み立てや解体に要する時間を大幅に短縮することが可能なコンクリートブロック用型枠を提供すること。
【解決手段】コンクリートブロック200を製造するためのコンクリートブロック用型枠100であって、底板10と、底板10の外周縁の内側位置にヒンジ部30を介して回動可能に連結された側壁20と、側壁20の脱型時における回動角度を規制する脱型時用ストッパ40と、側壁20のうち、少なくとも一対の平面位置が向かい合う第1側壁21と第3側壁23どうしを連結する連結具80を係止するための連結具用係止部70とを具備することを特徴とするコンクリートブロック用型枠100である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
コンクリートブロックを製造するためのコンクリートブロック用型枠であって、
底板と、
前記底板の外周縁に沿って前記外周縁の内側位置にヒンジ部を介して回動可能に連結された側壁と、
前記側壁の脱型時における回動角度を規制する脱型時用ストッパと、
各前記側壁のうち、少なくとも一対の平面位置が向かい合う前記側壁どうしを連結する連結具を係止するための連結具用係止部とを具備することを特徴とするコンクリートブロック用型枠。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記脱型時用ストッパは、前記側壁のうち周方向に隣り合う前記側壁どうしを連結する第1脱型時用ストッパと、前記底板の上面に配設された第2脱型時用ストッパとを含むことを特徴とする請求項1記載のコンクリートブロック用型枠。
【請求項3】
コンクリート打設中における前記側壁の外方への位置ずれを規制するための成形時用ストッパが配設されていることを特徴とする請求項1または2記載のコンクリートブロック用型枠。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はコンクリートブロック用型枠に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
コンクリートブロックを製造するためのコンクリートブロック用型枠の構造は公知である。このようなコンクリートブロック用型枠としては、例えば特許文献1(特開平10―249831号公報)に開示されているような構成が知られている。
【0003】
特許文献1に開示されているコンクリートブロック用型枠は、一対の側枠および仕切り枠を組み合わせて型枠を構成するので、コンクリートブロックの大きさに応じて側枠および仕切り枠の配設距離を調整すれば一つのコンクリートブロック用型枠で複数種類のコンクリートブロックを製造することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-249831号公報(請求項1,段落0014-0018,図1―7他)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されているコンクリートブロック用型枠は、側枠および仕切り枠は底板に対して単純に起立させた状態で配設される構成であるため、型枠の組み立て時や解体時には側枠や仕切り枠が完全に分離することになる。したがって、型枠の組み立てや解体にはクレーン等の大型設備が必要になるため、型枠の組み立ておよび解体が長時間になるといった課題を有している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで本発明は上記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、型枠の組み立てや解体におけるクレーン等の大型設備を不要にし、型枠の組み立てや解体に要する時間を大幅に短縮することが可能なコンクリートブロック用型枠を提供することである。
【0007】
上記課題を解決するために本発明者が鋭意研究した結果、以下の構成に想到した。すなわち本発明は、コンクリートブロックを製造するためのコンクリートブロック用型枠であって、底板と、前記底板の外周縁に沿って前記外周縁の内側位置にヒンジ部を介して回動可能に連結された側壁と、前記側壁の脱型時における回動角度を規制する脱型時用ストッパと、各前記側壁のうち、少なくとも一対の平面位置が向かい合う前記側壁どうしを連結する連結具を係止するための連結具用係止部とを具備することを特徴とするコンクリートブロック用型枠である。
【0008】
これにより、型枠の組み立てや解体におけるクレーン等の大型設備を不要にし、型枠の組み立てや解体に要する時間を大幅に短縮することが可能になる。
【0009】
また、前記脱型時用ストッパは、前記側壁のうち周方向に隣り合う前記側壁どうしを連結する第1脱型時用ストッパと、前記底板の上面に配設された第2脱型時用ストッパとを含むことが好ましい。
【0010】
これにより、脱型時における側壁の回動角度を適切な角度に調整することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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