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公開番号
2024176311
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094767
出願日
2023-06-08
発明の名称
ミキサドラム制御装置
出願人
カヤバ株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
B28C
5/42 20060101AFI20241212BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】ミキサドラムを正確に制御する。
【解決手段】ミキサドラム2を回転駆動する駆動装置4を制御するコントローラ20では、駆動装置4は、油圧ポンプ5から油圧モータ6に導かれる作動流体の流れを制御する電磁比例弁31を有し、電磁比例弁31は、ミキサドラム2が正転方向に回転するように油圧ポンプ5が吐出した作動流体を油圧モータ6に導く正転位置31Aと、ミキサドラム2が逆転方向に回転するように油圧ポンプ5が吐出した作動流体を油圧モータ6に導く逆転位置31Bと、を切り換えるためのソレノイド32を有し、コントローラ20は、ミキサドラム2を正転方向に回転させる時のソレノイド32への指令値及びミキサドラム2を逆転方向に回転させる時のソレノイド32への指令値からミキサドラム2の回転方向を判定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ミキサドラムを回転駆動する駆動装置を制御するミキサドラム制御装置であって、
前記駆動装置は、
駆動源によって駆動されて作動流体を吐出する流体圧ポンプと、
前記流体圧ポンプから吐出された作動流体によって作動して前記ミキサドラムを回転駆動する流体圧モータと、
前記流体圧ポンプから前記流体圧モータに導かれる作動流体の流れを制御する電磁弁と、を有し、
前記電磁弁は、前記ミキサドラムが正転方向に回転するように前記流体圧ポンプが吐出した作動流体を前記流体圧モータに導く正転位置と、前記ミキサドラムが逆転方向に回転するように前記流体圧ポンプが吐出した作動流体を前記流体圧モータに導く逆転位置と、を切り換えるためのソレノイドを有し、
前記ミキサドラム制御装置は、前記ミキサドラムを正転方向に回転させる時の前記ソレノイドへの指令値及び前記ミキサドラムを逆転方向に回転させる時の前記ソレノイドへの指令値に基づいて前記ミキサドラムの回転方向を判定することを特徴とするミキサドラム制御装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のミキサドラム制御装置であって、
前記ミキサドラムの回転方向の判定には、前記ミキサドラムまたは前記流体圧モータの回転情報を検出する回転センサが正常であれば前記回転センサの検出結果が用いられ、前記回転センサが異常であれば前記ソレノイドへの指令値が用いられることを特徴とするミキサドラム制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミキサドラム制御装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、架台に搭載され、撹拌方向及び排出方向に回転可能なミキサドラムと、ミキサドラムを回転駆動するための駆動装置と、駆動装置の動作を制御するコントローラと、を備えるミキサ車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-228152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のようなミキサ車では、ミキサドラムの制御のために、ミキサドラムの回転方向を検出するセンサを用いることが考えられる。しかしながら、この場合には、センサに異常が生じるとミキサドラムの回転方向を正確に検出することができず、ミキサドラムを正確に制御できないおそれがある。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ミキサドラムを正確に制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ミキサドラムを回転駆動する駆動装置を制御するミキサドラム制御装置であって、駆動装置は、駆動源によって駆動されて作動流体を吐出する流体圧ポンプと、流体圧ポンプから吐出された作動流体によって作動してミキサドラムを回転駆動する流体圧モータと、流体圧ポンプから流体圧モータに導かれる作動流体の流れを制御する電磁弁と、を有し、電磁弁は、ミキサドラムが正転方向に回転するように流体圧ポンプが吐出した作動流体を流体圧モータに導く正転位置と、ミキサドラムが逆転方向に回転するように流体圧ポンプが吐出した作動流体を流体圧モータに導く逆転位置と、を切り換えるためのソレノイドを有し、ミキサドラム制御装置は、ミキサドラムを正転方向に回転させる時のソレノイドへの指令値及びミキサドラムを逆転方向に回転させる時のソレノイドへの指令値に基づいてミキサドラムの回転方向を判定することを特徴とする。
【0007】
この発明では、ミキサドラム制御装置は、正転位置と逆転位置とを切り換えるためのソレノイドへの指令値に基づいて、ミキサドラムの回転方向を判定する。つまり、ミキサドラム制御装置は、センサ等の検出結果ではなく、流体圧ポンプから流体圧モータに導かれる作動流体の流れを制御する電磁弁への指令値に基づいてミキサドラムの回転方向を判定する。そのため、ミキサドラムの回転方向を正確に判定することができる。
【0008】
本発明は、ミキサドラム制御装置は、ミキサドラムの回転方向の判定には、ミキサドラムまたは流体圧モータの回転情報を検出する回転センサが正常であれば回転センサの検出結果が用いられ、回転センサが異常であればソレノイドへの指令値が用いられることを特徴とする。
【0009】
この発明では、回転センサに異常が生じてもソレノイドへの指令値に基づいてミキサドラムの回転方向を判定することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ミキサドラムを正確に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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