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公開番号2025084636
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198694
出願日2023-11-22
発明の名称取付装置
出願人未来工業株式会社,学校法人 日本福祉大学
代理人個人
主分類A47G 29/093 20060101AFI20250527BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】取り付け及び取り外しの作業が容易な取付装置を提供する。
【解決手段】取付対象と被取付対象との一方に設けられる第1取付部と、取付対象と被取付対象との他方に設けられ、第1取付部が取付可能な第2取付部30と、を備える。第1取付部は、第1方向に厚みを有する板状の取付機構21を備える。第2取付部30は、取付機構21が配置されることで第1取付部が取付可能となる取付領域41と、取付機構21が配置されることで第1取付部を1方向の一方の側から取り外し可能とする分離領域47,48と、取付領域41と分離領域47,48の間を屈曲して繋ぎ、取付機構21が往復動可能な連結路42と、を備える。取付領域41及び連結路42は、取付機構21の第1方向の一方の側に当接し、分離領域47,48は、取付機構21が第1方向の一方の側へ向けて通過可能である。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
取付対象と被取付対象との一方に設けられる第1取付部と、
前記取付対象と前記被取付対象との他方に設けられ、第1取付部が取付可能な第2取付部と、を備え、
前記第1取付部は、第1方向に厚みを有する板状の取付機構を備え、
前記第2取付部は、
前記取付機構が配置されることで前記第1取付部が取付可能となる取付領域と、
前記取付機構が配置されることで前記第1取付部を前記1方向の一方の側から取り外し可能とする分離領域と、
前記取付領域と前記分離領域の間を屈曲及び/又は湾曲して繋ぎ、前記取付機構が往復動可能な連結路と、を備え、
前記取付領域及び前記連結路は、前記取付機構の前記第1方向の前記一方の側に当接し、
前記分離領域は、前記取付機構が前記第1方向の前記一方の側へ向けて通過可能であり、
前記分離領域の前記連結路が連結されている側とは反対の側は、前記取付機構の外縁と当接可能である、取付装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記分離領域と前記連絡路との連結箇所に、前記取付機構が前記第1方向の他方の側に入り込み可能であるとともに、入り込んだ前記取付機構の前記第1方向の前記一方の側に当接する係止部が形成されている、請求項1に記載の取付装置。
【請求項3】
前記分離領域は、当該分離領域の周縁よりも窪んで設けられている、請求項1に記載の取付装置。
【請求項4】
前記第2取付部は前記分離領域を複数備え、
前記取付領域から前記分離領域への進入方向が異なっている、請求項1~3のいずれか1項に記載の取付装置。
【請求項5】
前記取付領域は、当該取付領域内に配置された前記取付機構の回動を抑制可能である、請求項1~3のいずれか1項に記載の取付装置。
【請求項6】
前記取付対象は、開口から内部に収容対象物を収容可能であり、
前記開口を上方に向けた状態で前記取付対象を前記被取付対象に取付可能である、請求項5に記載の取付装置。
【請求項7】
前記分離領域は、前記第1取付部と前記第2取付部との相対姿勢に関わらず、前記取付機構が前記第1方向の前記一方の側へ向けて通過可能である、請求項5に記載の取付装置。
【請求項8】
前記第2取付部は前記取付領域を複数備え、
前記分離領域から前記取付領域への進入方向が異なっている、請求項1~3のいずれか1項に記載の取付装置。
【請求項9】
前記被取付対象は車椅子であり、
前記第1取付部は、前記第1方向の前記一方の側が、前記車椅子のフレームの長尺状の部分に対して、前記第1方向が前記長尺状の部分の延在方向に直交するように取り付けられるものであり、
前記第1取付部は前記第1方向へ延びる軸部を備え、前記取付機構は前記軸部の前記1方向の他方の側の先端に設けられている、取付装置。
【請求項10】
被取付対象に対する取付対象の取り付け及び取り外しが行われる取付構造であって、
取付対象と被取付対象との一方に設けられる第1取付部と、
前記取付対象と前記被取付対象との他方に設けられ、第1取付部が取付可能な第2取付部と、を備え、
前記第1取付部は、第1方向に厚みを有する板状の取付機構を備え、
前記第2取付部は、
前記取付機構が配置されることで前記第1取付部が取付可能となる取付領域と、
前記取付機構が配置されることで前記第1取付部を前記1方向の一方の側から取り外し可能とする分離領域と、
前記取付領域と前記分離領域の間を屈曲及び/又は湾曲して繋ぎ、前記取付機構が往復動可能な連結路と、を備え、
前記取付領域及び前記連結路は、前記取付機構の前記第1方向の前記一方の側に当接し、
前記分離領域は、前記取付機構が前記第1方向の前記一方の側へ向けて通過可能であり、
前記分離領域の前記連結路が連結されている側とは反対の側は、前記取付機構の外縁と当接可能である、取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、小物入れ等の取付対象物を移動体等の被取付対象物に取り付ける際に用いられる取付装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、小物入れ等の取付対象物を移動体等の被取付対象物に取り付ける際に、様々な形状の取付装置が用いられている。このような取付装置としては、特許文献1に記載の取付装置、及び、特許文献2の取付装置がある。特許文献1の取付装置では、取付対象物である鞄の箱の底面に設けられている接続部を、被取付対象物の車椅子に設けられてる固定台の差込口に差し込むことで取付可能としている。また、特許文献2の取付装置では、取付対象物である小物入れのバンド片を、被取付対象物に巻き付けることで棒状部分に取付可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3190461号
実用新案登録第3208085号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の取付装置では、箱の底面に設けられている接続部を固定台の差込口に差し込むものであるため、接続部と差込口との位置合わせが困難であり、取付作業が容易ではない。また、特許文献2の取付装置では、バンド片を被取付対象物に巻き付ける作業を行う必要があるため、取付作業及び取外作業が容易ではない。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、取り付け及び取り外しの作業が容易な取付装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の構成は、取付装置であって、取付対象と被取付対象との一方に設けられる第1取付部と、前記取付対象と前記被取付対象との他方に設けられ、第1取付部が取付可能な第2取付部と、を備え、前記第1取付部は、第1方向に厚みを有する板状の取付機構を備え、前記第2取付部は、前記取付機構が配置されることで前記第1取付部が取付可能となる取付領域と、前記取付機構が配置されることで前記第1取付部を前記1方向の一方の側から取り外し可能とする分離領域と、前記取付領域と前記分離領域の間を屈曲及び/又は湾曲して繋ぎ、前記取付機構が往復動可能な連結路と、を備え、前記取付領域及び前記連結路は、前記取付機構の前記第1方向の前記一方の側に当接し、前記分離領域は、前記取付機構が前記第1方向の前記一方の側へ向けて通過可能であり、前記分離領域の前記連結路が連結されている側とは反対の側は、前記取付機構の外縁と当接可能である。
【0007】
第1の構成では、取付機構を分離領域に進入させて外す場合に、取付機構と分離領域の前記連結路が連結されている側とは反対の側が当接することで、取付機構が分離領域に到達したことを感知できるとともに、取付機構の移動が抑制されるため、分離領域に到達した取付機構の不意な離脱を抑制することができる。加えて、取付領域と分離領域とを繋ぐ連結路が湾曲及び/又は屈曲していることから、第1取付部及び/又は第2取付部に外力が加わった場合においても、湾曲及び/又は屈曲している箇所でそれ以上の移動が抑制されるため、外力により取付機構が分離領域へ進入する事態を抑制することもできる。
【0008】
第2の構成は、第1の構成に加えて、前記分離領域と前記連絡路との連結箇所に、前記取付機構が前記第1方向の他方の側に入り込み可能であるとともに、入り込んだ前記取付機構の前記第1方向の前記一方の側に当接する係止部が形成されている。
【0009】
第2の構成では、分離領域に入った取付機構を連結路へ移動させるうえで、係止部が取付機構の一方の側に当接して離脱方向への離脱を抑制するため、分離領域に配置した取付機構の離脱を好適に抑制することができる。
【0010】
第3の構成は、第1の構成に加えて、前記分離領域は、当該分離領域の周縁よりも窪んで設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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