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公開番号
2025128484
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025156
出願日
2024-02-22
発明の名称
単位体連結装置及び被覆除去工具装置
出願人
未来工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
1/12 20060101AFI20250827BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】被覆除去工具に取り付けてケーブルの被覆除去長さを延長できる単位体連結装置を提供する。
【解決手段】第1単位体10Aを一端側の端部に、第2単位体10Bを他端側の端部とし、その間に第3単位体10Cが位置する並びで、直列に連結可能な3つの単位体10を備えた。更に、第1単位体10Aの連結方向を軸とする軸周り方向における特定位置を指標部25と定め、第2単位体10Bの外面には、前記軸周り方向において異なる位置に異なる表示26を付した。そして、3つの単位体10を直列に連結した状態で、指標部25と第2単位体10Bの異なる表示26のうちの一方とが軸周り方向の同一位置に位置し、第1単位体10Aと第2単位体10Bとを直接連結した状態で、指標部25と第2単位体10Bの異なる表示26のうちの他方とが軸周り方向の同一位置に位置するものとした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1単位体を一端側の端部に、第2単位体を他端側の端部とし、その間に第3単位体が位置する並びで、直列に連結可能である少なくとも3つの単位体を備え、
前記第1単位体と前記第2単位体とは、直接連結することが可能であり、
前記第2単位体の外面には、前記連結方向を軸とする軸周り方向において異なる少なくとも2つの位置に異なる表示が付されており、
前記第1単位体の、前記連結方向を軸とする軸周り方向における特定位置を指標部と定めたときに、
前記少なくとも3つの単位体を直列に連結した状態で、前記指標部と、前記第2単位体の異なる表示のうちの一方とが、前記連結方向を軸とする軸周り方向の同一位置に位置し、
前記第1単位体と前記第2単位体とを直接連結した状態で、前記指標部と、前記異なる表示のうちの他方とが、前記連結方向を軸とする軸周り方向の同一位置に位置することを特徴とする単位体連結装置。
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【請求項2】
前記3つの単位体は互いに、前記連結方向に隣接する他の単位体と、当該連結方向を回動軸心とする相対回動により連結可能であり、当該相対回動による連結可能な回動角度は、隣合う前記異なる表示の前記軸周り方向にずれた角度と同一であることを特徴とする請求項1に記載の単位体連結装置。
【請求項3】
第1単位体を一端側の端部に、第2単位体を他端側の端部とし、その間に第3単位体が位置する並びで、直列に連結可能である少なくとも3つの単位体を備え、
前記少なくとも3つの単位体はそれぞれ、前記連結方向に隣接する他の単位体と、当該連結方向を回動軸心とする相対回動により連結可能であるとともに、その外面には、前記連結方向を軸とする連結可能な回動角度で、前記連結方向を軸とする軸周り方向にずれた少なくとも3つの位置に異なる表示が付され、
前記少なくとも3つの単位体の連結状態において、前記第1単位体の1番目の表示と、前記第3単位体の前記1番目の表示に隣接する2番目の表示と、前記第2単位体の前記2番目の表示に隣接する3番目の表示とが、前記連結方向に並ぶことを特徴とする単位体連結装置。
【請求項4】
前記少なくとも3つの単位体は、同一形状であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の単位体連結装置。
【請求項5】
被覆付きケーブルの被覆に切り込む切込刃を有する先端部材、及び、前記先端部材と相互に連結され、前記切込刃を通過した前記被覆付きケーブルの端面と当接して、前記被覆の除去長さを定める当接部を有し、前記被覆付きケーブルを回動軸として前記切込刃を相対回動させて前記被覆に切り込み可能とする本体を備えた被覆除去工具と、
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された単位体連結装置と、
からなる被覆除去工具装置であって、
前記少なくとも3つの単位体は、直列に連結された状態で、前記先端部材と前記本体との間に介在して相互を連結すべく、
前記第1単位体は、前記先端部材及び前記本体のうちの一方と連結可能な第1連結部を有し、前記第2単位体は、前記先端部材及び前記本体のうちの他方と連結可能な第2連結部を有していることを特徴とする被覆除去工具装置。
【請求項6】
前記第3単位体は、前記第2連結部を有することを特徴とする請求項5に記載の被覆除去工具装置。
【請求項7】
被覆付きケーブルの被覆に切り込む切込刃を有する先端部材、及び、前記先端部材と相互に連結され、前記切込刃を通過した前記被覆付きケーブルの端面と当接して、前記被覆の除去長さを定める当接部を有し、前記被覆付きケーブルを回動軸として前記切込刃を相対回動させて前記被覆に切り込み可能とする本体を備えた被覆除去工具と、
前記先端部材と前記本体との間に介在して相互を連結する連結部材と、
からなる被覆除去工具装置であって、
前記連結部材は、前記先端部材と前記本体との連結方向に並び、互いに連結された2つの単位体からなり、
前記2つの単位体は、前記先端部材と連結可能な先端部材連結部と、前記本体と連結可能な本体連結部と、互いに連結可能な単位体連結部と、を備え、前記2つの単位体の並び順を入れ替えても、前記先端部材と前記本体との間に介在してこれらと連結可能、かつ、互いに連結可能であり、外面には、連結方向を軸とする軸周り方向においてずれた2つの位置に異なる表示が付されており、
前記単位体連結部は、前記連結方向を回動軸心とする相対回動により連結可能であり、当該相対回動による連結可能な回動角度は、前記異なる表示の軸周り方向のずれ角度と一致しており、
連結した前記2つの単位体を前記先端部材と前記本体との間に介在させて連結した状態で、前記先端部材及び前記本体のうちの一方が有する指標部と、当該2つの単位体のうちの前記先端部材及び前記本体のうちの一方と連結された前記単位体の異なる表示のうちの1の表示と、当該2つの単位体のうちの前記先端部材及び前記本体のうちの他方と連結された前記単位体の異なる表示のうちの前記1の表示とは別の表示とが、連結方向に並ぶことを特徴とする被覆除去工具装置。
【請求項8】
前記2つの単位体は、前記切込刃と前記当接部とを離間させる長さが同一であることを特徴とする請求項7に記載の被覆除去工具装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被覆付きケーブルの被覆を切り込む切込刃を有する先端部材、及びこれに連結して切込刃を相対回動させて切り込みを可能とする本体を備えた被覆除去工具などにおいて、その中間位置に直列に連結される単位体からなる単位体連結装置及び被覆除去工具装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
絶縁体で被覆された前記ケーブルを分岐したり接続するときは、ケーブルの端部の被覆を除去してケーブル内の導体を露出させている。ケーブルの被覆を除去する工具として、特許文献1に記載された被覆除去工具が開示されている。この被覆除去工具は、本体の把持部の端部に先端部材の被覆除去部が組み付けられている。被覆除去部は、挿入口から挿入されたケーブルの被覆に切り込む切込刃が内部に設けられている。そして、把持部の内部には、除去する被覆の長さを設定する除去長さ設定部材が把持部の軸方向に沿って往復移動自在に配設されており、除去長さ設定部材にはケーブルの先端面が所定位置を超えて挿入方向奥側に移動するのを阻止するストッパ面が設けられている。
【0003】
この工具において、ケーブルの被覆を所定長除去するには、ケーブルを挿入口から被覆除去部の内部に挿入し、工具をケーブルに対して相対的に回動させながら切込刃により被覆を螺旋状に除去していく。その後、ケーブルの導体の先端面が除去長さ設定部材のストッパ面と当接して挿入が阻止されると、被覆の除去が終了し、ケーブルの端部は導体が所定長だけ露出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-196254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の工具は、除去長さ設定部材が把持部の内部に設けられているから、除去長さ設定部材が軸方向において往復移動できる範囲は把持部の長さ以下に限定される。このため、ケーブルの端部で除去し得る被覆の長さには限界があった。
【0006】
そこで、本発明は、被覆除去工具などに取り付けて、ケーブルの被覆除去長さを延長したりすることができる単位体連結装置及び被覆除去工具装置の提供を課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の単位体連結装置は、第1単位体を一端側の端部に、第2単位体を他端側の端部とし、その間に第3単位体が位置する並びで、直列に連結可能である少なくとも3つの単位体を備え、
前記第1単位体と前記第2単位体とは、直接連結することが可能であり、
前記第2単位体の外面には、前記連結方向を軸とする軸周り方向において異なる少なくとも2つの位置に異なる表示が付されており、
前記第1単位体の、前記連結方向を軸とする軸周り方向における特定位置を指標部と定めたときに、
前記少なくとも3つの単位体を直列に連結した状態で、前記指標部と、前記第2単位体の異なる表示のうちの一方とが、前記連結方向を軸とする軸周り方向の同一位置に位置し、
前記第1単位体と前記第2単位体とを直接連結した状態で、前記指標部と、前記異なる表示のうちの他方とが、前記連結方向を軸とする軸周り方向の同一位置に位置するものである。
これにより、第1単位体と第2単位体との間に他の単位体を介在させるか否かによって、第2単位体に異なる表示部を配置することができ、異なる情報を直ちに読み取ることができる。
【0008】
請求項2の単位体連結装置は、特に、3つの単位体が互いに、前記連結方向に隣接する他の単位体と、当該連結方向を回動軸心とする相対回動により連結可能であり、当該相対回動による連結可能な回動角度は、隣合う前記異なる表示の前記軸周り方向にずれた角度と同一である。
これにより、3つの単位体は、相対回動により連結可能であるため、第3単位体が第1単位体と第2単位体との間に介在するか否かによって、指標部の位置に対する表示の位置を変更でき、異なる情報を表示することができる。
【0009】
請求項3の単位体連結装置は、請求項1と同じく少なくとも3つの単位体を備え、
前記少なくとも3つの単位体はそれぞれ、前記連結方向に隣接する他の単位体と、当該連結方向を回動軸心とする相対回動により連結可能であるとともに、その外面には、前記連結方向を軸とする連結可能な回動角度で、前記連結方向を軸とする軸周り方向にずれた少なくとも3つの位置に異なる表示が付され、
前記少なくとも3つの単位体の連結状態において、前記第1単位体の1番目の表示と、前記第3単位体の前記1番目の表示に隣接する2番目の表示と、前記第2単位体の前記2番目の表示に隣接する3番目の表示とが、前記連結方向に並ぶものである。
これにより、連結方向に並んだ表示を直ちに把握することができ、例えば、第1単位体の1の表示と並ぶ第2単位体の表示または第3単位体の表示を直ちに把握できる。そのため、第3単位体の有無による異なる情報を直ちに把握できる。
【0010】
請求項4の単位体連結装置は、特に、3つの単位体が、同一形状である。
これにより、各単位体を区別なく連結することができて作業性が良い。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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