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公開番号
2025085160
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023198837
出願日
2023-11-24
発明の名称
サイドエアバッグ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人あーく事務所
主分類
B60R
21/207 20060101AFI20250529BHJP(車両一般)
要約
【課題】側突時の乗員の保護性能を向上可能とするサイドエアバッグの提供。
【解決手段】車両のシート2のシートバック2aのサイドサポート2bに内蔵されかつ車両の側突時にガスが充填されて膨張されることにより乗員の腹部側面とドア3との間に展開されるサイドエアバッグ1であって、サイドエアバッグ1の外側面には、外側へ向けて張り出す張り出し部1aが設けられており、この張り出し部1aは、サイドエアバッグ1が膨張、展開した状態での外側面において前記車両のドア3のアームレスト3bよりも上に配置されている。
【選択図】図1B
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のシートのシートバックの外側部に内蔵されかつ車両の側突時にガスが充填されて膨張されることにより乗員の腹部側面とドアとの間に展開されるサイドエアバッグであって、
前記サイドエアバッグの外側面には、外側へ向けて張り出す張り出し部が設けられており、この張り出し部は、前記サイドエアバッグが膨張、展開した状態での外側面において前記車両のドアのアームレストよりも上に配置されていることを特徴とするサイドエアバッグ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サイドエアバッグに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、「ガス排出用のベントホールを有するエアバッグに、車両の衝突時にインフレータからガスを充填して膨張させ、前記エアバッグをサイドドアと乗員との間に展開させるとともに、前記エアバッグに充填したガスを前記ベントホールから排出するサイドエアバッグ装置において、前記ベントホールは、前記エアバッグの側面であって車両ドアのアームレストよりも上方でかつ乗員の胴体部よりも車両前方側にずれた位置に形成されている」ということが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-039965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1では、自車両の側面に他車両が衝突する側方衝突(以下、側突という)時にエアバッグが膨張、展開されて乗員の胴部に押し付けられるが、その後、他車両によって自車両のドアのアームレストが前記エアバッグの上下方向中央部を圧縮することになると、乗員の腕を押すことになって胸部を圧迫するおそれがある。
【0005】
このような事情に鑑み、本発明は、側突時の乗員の保護性能を向上可能とするサイドエアバッグの提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両のシートのシートバックの外側部に内蔵されかつ車両の側突時にガスが充填されて膨張されることにより乗員の腹部側面とドアとの間に展開されるサイドエアバッグであって、前記サイドエアバッグの外側面には、外側へ向けて張り出す張り出し部が設けられており、この張り出し部は、前記サイドエアバッグが膨張、展開した状態での外側面において前記車両のドアのアームレストよりも上に配置されていることを特徴としている。
【0007】
この構成によれば、自車両に対する他車両の側突時に、前記サイドエアバッグが膨張、展開するが、その初期段階では、前記サイドエアバッグが前記シートのシートバックにもたれた状態の乗員の脇から腰の範囲に接触することになるが、その後、前記ドアのアームレストが、前記サイドエアバッグの外側面において前記張り出し部よりも下側の領域から前記張り出し部の下面に至る領域に衝突すると、前記サイドエアバッグの前記下側領域が圧縮されることになって当該サイドエアバッグの上部が上向きに膨張することになり、それに伴い乗員の左腕が持ち上げられることになる。
【0008】
このようなことから、車両の側突時に乗員への衝撃を吸収するとともに、乗員の左腕によって胸部を圧迫するリスクを低減することが可能になるので、乗員の保護性能の向上に貢献できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、側突時の乗員の保護性能を向上可能とするサイドエアバッグを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係るサイドエアバッグの一実施形態の展開初期段階を示す正面図である。
図1Aに続く段階を示す正面図である。
図1Aを左側から示す図である。
図1Bを左側から示す図である。
図2Bの上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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