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公開番号2025085923
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199634
出願日2023-11-27
発明の名称自動倉庫用出庫装置、自動倉庫システム及び段積み装置
出願人株式会社イトーキ
代理人個人,個人
主分類B65G 1/04 20060101AFI20250530BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】複数の物の取扱性を向上させることを目的とする。
【解決手段】自動倉庫用出庫装置は、自動倉庫に設置される自動倉庫用出庫装置であって、複数段のそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する段において、水平搬送車を経由して出庫される物18を受入れて支持する複数の出庫物支持部80と、物を下降移動させる出庫物移動部74と、を備え、複数の出庫物支持部は、段積み用出庫物支持部82を含み、段積み用出庫物支持部は、出庫される物に平面視で重畳する第1状態と、出庫される物に平面視で重畳する位置から退避する第2状態との間で切替えされるように構成され、出庫物移動部は、段積み用出庫物支持部に受入れられる物を、その下側の積重ね対象物に積重ねるように下降移動させるように構成されている。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数段の棚を含む格納棚と、
入庫される物を入庫用の高さ位置から格納箇所に対応する前記段の高さ位置に移動させる入庫処理を行う昇降装置と、
前記複数段の棚に関連付けられて上下に並んで設けられ、それぞれ前記棚の隣の位置で水平方向に沿って延びる複数の走行路と、
前記複数の走行路のそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する前記走行路上を走行して、前記昇降装置と前記棚との間で前記物を搬送すると共に、前記棚から前記物を出庫させる複数の水平搬送車と、
を備える自動倉庫に設置される自動倉庫用出庫装置であって、
前記複数段のそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する前記段において、前記水平搬送車を経由して出庫される前記物を受入れて支持する複数の出庫物支持部と、
前記物を下降移動させる出庫物移動部と、
を備え、
前記複数の出庫物支持部は、段積み用出庫物支持部を含み、
前記段積み用出庫物支持部は、出庫される前記物に平面視で重畳する第1状態と、出庫される前記物に平面視で重畳する位置から退避する第2状態との間で切替えされるように構成され、
前記出庫物移動部は、前記段積み用出庫物支持部に受入れられる前記物を、その下側の積重ね対象物に積重ねるように下降移動させるように構成されている、自動倉庫用出庫装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の自動倉庫用出庫装置であって、
前記出庫物移動部は、
前記第1状態にある前記段積み用出庫物支持部により支持される前記物の側方において待機する待機状態と、前記第1状態にある前記段積み用出庫物支持部により支持される前記物に接触して当該物を保持する保持状態とで切替えされる保持部を含み、
前記段積み用出庫物支持部が前記第2状態にある状態で、前記物を保持した前記保持部を下降させて、前記保持部により保持された前記物を、その下側の前記積重ね対象物に積重ねる、自動倉庫用出庫装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の自動倉庫用出庫装置であって、
前記段積み用出庫物支持部を複数備え、
前記出庫物移動部は、前記複数の段積み用出庫物支持部により受入れられる複数の前記物を、上から下に向かう順番で積重ねる、自動倉庫用出庫装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の自動倉庫用出庫装置であって、
前記第1状態にある前記段積み用出庫物支持部で支持された前記物が、前記物の受入れ方向下流側に移動することを抑制するストッパをさらに備える、自動倉庫用出庫装置。
【請求項5】
請求項4に記載の自動倉庫用出庫装置であって、
前記ストッパは、前記段積み用出庫物支持部で支持された前記物の移動を抑制する移動抑制状態と、前記物の移動の抑制を解除した移動解除状態との間で切替えられる、自動倉庫用出庫装置。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の自動倉庫用出庫装置であって、
前記複数の出庫物支持部の下方に、台車が収容される台車収容空間が位置し、
前記出庫物移動部は、前記複数の出庫物支持部に受入れられた前記物を、前記台車収容空間内の前記台車上に段積みするように下降移動させる、自動倉庫用出庫装置。
【請求項7】
請求項6に記載の自動倉庫用出庫装置であって、
前記台車収容空間への前記台車の移動を許容する退避状態と、前記退避状態よりも前記台車収容空間に向けて突出して前記台車に接触可能な突出状態とで切替えられ、前記突出状態で前記台車収容空間内の前記台車を前記台車収容空間の外に押出す台車押出部をさらに備える自動倉庫用出庫装置。
【請求項8】
請求項2に記載の自動倉庫用出庫装置であって、
前記段積み用出庫物支持部と前記保持部とがセットで複数設けられ、
前記保持部が、保持した前記物を、その下段に位置する前記積重ね対象物に積重ねるように下降移動させる、自動倉庫用出庫装置。
【請求項9】
複数段の棚を含む格納棚と、
入庫される物を入庫用の高さ位置から格納箇所に対応する前記段の高さ位置に移動させる入庫処理を行う昇降装置と、
前記複数段の棚に関連付けられて上下に並んで設けられ、それぞれ前記棚の隣の位置で水平方向に沿って延びる複数の走行路と、
前記複数の走行路のそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する前記走行路上を走行して、前記昇降装置と前記棚との間で前記物を搬送すると共に、前記棚から前記物を出庫させる複数の水平搬送車と、
を備える自動倉庫と、
請求項1または請求項2に記載の自動倉庫用出庫装置と、
を備える自動倉庫システム。
【請求項10】
上下方向に間隔をあけて並び、積重ね対象物を受入れて支持する複数の物支持部と、
前記積重ね対象物を下降移動させる物移動部と、
を備え、
前記複数の物支持部は、段積み用物支持部を含み、
前記段積み用物支持部は、前記積重ね対象物に平面視で重畳する第1状態と、前記積重ね対象物に平面視で重畳する位置から退避する第2状態との間で切替えされるように構成され、
前記物移動部は、前記段積み用物支持部に受入れられる前記積重ね対象物を、その下側の前記積重ね対象物に積重ねるように下降移動させるように構成されている、段積み装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、物を段積みする自動倉庫用出庫装置、自動倉庫システム及び段積み装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、物の保管棚に対し物を入庫又は出庫するための複数の水平搬送体と、外側位置から又は外側位置に向けて物を搬送する外側搬送装置との間で、水平搬送体又は外側搬送装置に対して直接又は間接的に物を渡す又は受取る昇降装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-133854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
保管棚から取出された複数の物は、段積みされた状態で取扱われることが考えられる。この場合、自動倉庫から取出された複数の物を、別の場所で段積みする作業は面倒である。
【0005】
そこで、本開示は、複数の物の取扱性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
自動倉庫用出庫装置は、複数段の棚を含む格納棚と、入庫される物を入庫用の高さ位置から格納箇所に対応する前記段の高さ位置に移動させる入庫処理を行う昇降装置と、前記複数段の棚に関連付けられて上下に並んで設けられ、それぞれ前記棚の隣の位置で水平方向に沿って延びる複数の走行路と、前記複数の走行路のそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する前記走行路上を走行して、前記昇降装置と前記棚との間で前記物を搬送すると共に、前記棚から前記物を出庫させる複数の水平搬送車と、を備える自動倉庫に設置される自動倉庫用出庫装置であって、前記複数段のそれぞれに対応して設けられ、それぞれ対応する前記段において、前記水平搬送車を経由して出庫される前記物を受入れて支持する複数の出庫物支持部と、前記物を下降移動させる出庫物移動部と、を備え、前記複数の出庫物支持部は、段積み用出庫物支持部を含み、前記段積み用出庫物支持部は、出庫される前記物に平面視で重畳する第1状態と、出庫される前記物に平面視で重畳する位置から退避する第2状態との間で切替えされるように構成され、前記出庫物移動部は、前記段積み用出庫物支持部に受入れられる前記物を、その下側の積重ね対象物に積重ねるように下降移動させるように構成されている、自動倉庫用出庫装置である。
【0007】
また、段積み装置は、上下方向に間隔をあけて並び、積重ね対象物を受入れて支持する複数の物支持部と、前記積重ね対象物を下降移動させる物移動部と、を備え、前記複数の物支持部は、段積み用物支持部を含み、前記段積み用物支持部は、前記積重ね対象物に平面視で重畳する第1状態と、前記積重ね対象物に平面視で重畳する位置から退避する第2状態との間で切替えされるように構成され、前記物移動部は、前記段積み用物支持部に受入れられる前記積重ね対象物を、その下側の前記積重ね対象物に積重ねるように下降移動させるように構成されている、段積み装置である。
【発明の効果】
【0008】
物が積重ねられるため、複数の物の取扱性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態に係る自動倉庫システムを示す概略側面図である。
図2は自動倉庫システムを示す概略平面図である。
図3は自動倉庫用出庫装置を示す概略側面図である。
図4は台車を移動させるための構成例を示す説明図である。
図5は出庫物支持部及び出庫物移動部を示す概略側面図である。
図6は出庫物支持部及び出庫物移動部を示す概略平面図である。
図7は保持部及び段積み用出庫物支持部の動作例を示す説明図である。
図8は保持部及び段積み用出庫物支持部の動作例を示す説明図である。
図9は段積み動作を示す説明図である。
図10は段積み動作を示す説明図である。
図11は自動倉庫用出庫装置の変形例を示す図である。
図12は自動倉庫用出庫装置の他の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
{実施形態}
以下、実施形態に係る自動倉庫用出庫装置、自動倉庫システム及び段積み装置について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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