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公開番号
2025085977
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199715
出願日
2023-11-27
発明の名称
蓄電モジュール
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
10/0585 20100101AFI20250530BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】カバー部材の温度変化に伴う膨張によって発生する外装パックの破損を抑制する蓄電モジュールを提供する。
【解決手段】蓄電モジュールは、電極が第1方向に積層された電極積層体と、第1方向から見て電極積層体を取り囲むように電極積層体に設けられた封止体と、電極積層体及び封止体を収容する外装パックと、第1方向に延在する封止体の側面と外装パックとの間に介在するカバー部材と、を備える。カバー部材の線膨張係数は、封止体の線膨張係数よりも小さい。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれが集電体を含む複数の電極が第1方向に積層された電極積層体と、
前記第1方向から見て前記電極積層体を取り囲むように前記電極積層体に設けられ、前記第1方向に隣り合う前記電極の間のそれぞれに形成される複数の内部空間を封止するように構成された封止体と、
前記電極積層体及び前記封止体を収容する外装パックと、
前記第1方向に延在する前記封止体の側面と前記外装パックとの間に介在するカバー部材と、を備え、
前記カバー部材の線膨張係数は、前記封止体の線膨張係数よりも小さい、蓄電モジュール。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記カバー部材は、樹脂材料とフィラーとを含有しており、
前記フィラーの線膨張係数は、前記樹脂材料の線膨張係数よりも低い、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項3】
前記カバー部材は、前記第1方向に交差する第2方向に沿って延在しており、
前記フィラーは、針状又は繊維状を呈する無機材料であり、前記カバー部材内において、前記第2方向に沿って配向している、請求項2に記載の蓄電モジュール。
【請求項4】
前記外装パックの線膨張係数は、前記カバー部材の線膨張係数以下であり、
前記カバー部材の線膨張係数は、前記封止体の線膨張係数よりも前記外装パックの線膨張係数に近い値を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の蓄電モジュール。
【請求項5】
前記カバー部材と前記外装パックとの間の膨張係数同士の差は、2.5×10
-5
[1/℃]以下である、請求項4に記載の蓄電モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電モジュールに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、蓄電装置が開示されている。この蓄電装置は、バイポーラ電極が複数積層されてなる電極積層体と、電極積層体を減圧状態で密封する外装体とを有する。電極積層体は、樹脂製のシール部材を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-87397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
樹脂製のシール部材(封止体)を有するバイポーラ電池が外装パックで被覆されている場合、温度変化に応じてシール部材と外装パックが膨張収縮する可能性がある。樹脂製のシール部材は膨張量が大きいので、シール部材が外装パックに接触し、外装パックが破損するおそれがある。
【0005】
本開示は、温度変化に伴う封止体の膨張によって発生する外装パックの破損を抑制する蓄電モジュールを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る蓄電モジュールは、それぞれが集電体を含む複数の電極が第1方向に積層された電極積層体と、第1方向から見て電極積層体を取り囲むように電極積層体に設けられ、第1方向に隣り合う電極の間のそれぞれに形成される複数の内部空間を封止するように構成された封止体と、電極積層体及び封止体を収容する外装パックと、第1方向に延在する封止体の側面と外装パックとの間に介在するカバー部材と、を備える。カバー部材の線膨張係数は、封止体の線膨張係数よりも小さい。
【0007】
上記の蓄電モジュールでは、封止体の線膨張係数よりも小さい線膨張係数を有するカバー部材が封止体と外装パックとの間に配置されているため、封止体が外装パックに与える影響が低減される。すなわち、カバー部材の線膨張係数が封止体の線膨張係数よりも小さいため、カバー部材と外装パックとの間の熱膨張係数の差は、封止体と外装パックとの間の熱膨張係数の差に比べて小さくなる。そのため、蓄電モジュールに温度変化が生じた場合、カバー部材の膨張が外装パックの応力発生に与える影響は相対的に小さくなる。したがって、温度変化に伴う封止体の膨張によって発生する外装パックの破損を抑制することができる。
【0008】
一例のカバー部材は、樹脂材料とフィラーとを含有していてよく、フィラーの線膨張係数は、樹脂材料の線膨張係数よりも低くてよい。
【0009】
一例のカバー部材は、第1方向に交差する第2方向に沿って延在していてよい。フィラーは、針状又は繊維状を呈する無機材料であり、カバー部材内において、第2方向に沿って配向していてよい。
【0010】
一例の外装パックの線膨張係数は、カバー部材の線膨張係数よりも低くてよい。カバー部材の線膨張係数は、封止体の線膨張係数よりも外装パックの線膨張係数に近い値を有し得る。
(【0011】以降は省略されています)
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