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公開番号
2025086241
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200167
出願日
2023-11-27
発明の名称
車載装置
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20250530BHJP(車両一般)
要約
【課題】開閉装置の故障状態を効率的に判定する。
【解決手段】本開示に係る車載装置は、車両に搭載される電源装置からの電力線に並列に設けられる複数の開閉装置と、各前記開閉装置に電圧を印加することによって、各前記開閉装置の、前記電源装置からの電流の流れ方向において下流側への電力の出力を制御する制御部と、各前記開閉装置それぞれに設けられ、前記制御部による前記開閉装置への電圧の印加状態と、前記開閉装置による下流側への電力の出力状態とが対応するか否かを示す第1判定結果を出力する第1判定回路と、複数の前記第1判定回路それぞれが出力した全ての前記第1判定結果が、対応する旨を示すか否かを判定した第2判定結果を出力する第2判定回路とを備え、前記制御部は、前記第2判定回路から前記第2判定結果を取得し、取得した前記第2判定結果に基づいて、複数の前記開閉装置のうち、故障状態にある前記開閉装置の有無を判定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される電源装置からの電力線に並列に設けられる複数の開閉装置と、
各前記開閉装置に電圧を印加することによって、各前記開閉装置の、前記電源装置からの電流の流れ方向において下流側への電力の出力を制御する制御部と、
各前記開閉装置それぞれに設けられ、前記制御部による前記開閉装置への電圧の印加状態と、前記開閉装置による下流側への電力の出力状態とが対応するか否かを示す第1判定結果を出力する第1判定回路と、
複数の前記第1判定回路それぞれが出力した全ての前記第1判定結果が、対応する旨を示すか否かを判定した第2判定結果を出力する第2判定回路と
を備え、
前記制御部は、
前記第2判定回路から前記第2判定結果を取得し、
取得した前記第2判定結果に基づいて、複数の前記開閉装置のうち、故障状態にある前記開閉装置の有無を判定する
車載装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1判定回路は、
前記制御部と前記開閉装置とを接続する制御線、及び前記開閉装置と下流側の負荷とを接続する電力線に接続され、
前記制御線から電圧の印加状態を取得し、
前記電力線から電力の出力状態を取得する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記第1判定回路は、
前記制御部が前記開閉装置にハイレベル電圧を印加している場合において、前記開閉装置が下流側に出力している電力の電圧値が所定の閾値より高い場合、または前記制御部が前記開閉装置にローレベル電圧を印加している場合において、前記開閉装置が下流側に出力している電力の電圧値が所定の閾値以下である場合、電圧の印加状態と電力の出力状態とが対応する旨を示すローレベル電圧を出力し、
前記制御部が前記開閉装置にハイレベル電圧を印加している場合において、前記開閉装置が下流側に出力している電力の電圧値が所定の閾値以下である場合、または前記制御部が前記開閉装置にローレベル電圧を印加している場合において、前記開閉装置が下流側に出力している電力の電圧値が所定の閾値より高い場合、電圧の印加状態と電力の出力状態とが対応しない旨を示すハイレベル電圧を出力する
請求項1または2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記第2判定回路は、
複数の前記第1判定回路が出力した電圧それぞれを取得し、
前記第1判定回路それぞれから取得した電圧が全てローレベル電圧である場合、前記制御部にローレベル電圧を出力し、
前記第1判定回路それぞれから取得した電圧のうち少なくとも一つの電圧がハイレベル電圧である場合、前記制御部にハイレベル電圧を出力する
請求項3に記載の車載装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2判定回路からハイレベル電圧が入力された場合、複数の前記開閉装置のうち、少なくとも一つの前記開閉装置が故障状態であると判定する
請求項4に記載の車載装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記第2判定回路が出力した電圧を所定の周期で取得し、
前記第2判定回路から取得した電圧が連続して所定の回数以上ハイレベル電圧である場合、複数の前記開閉装置のうち、少なくとも一つの前記開閉装置が故障状態であると判定する
請求項4に記載の車載装置。
【請求項7】
前記第1判定回路に対する電圧の印加状態の入力の時定数を増加させる時定数増加回路を備える
請求項1または2に記載の車載装置。
【請求項8】
前記第1判定回路からの前記第1判定結果の出力の時定数を増加させる時定数増加回路を備える
請求項1または2に記載の車載装置。
【請求項9】
前記第1判定回路は、排他的論理和回路によって構成されており、
前記第2判定回路は、論理和回路によって構成されている
請求項1または2に記載の車載装置。
【請求項10】
前記制御部は、
前記第2判定結果を取得し、
前記第2判定結果に基づいて、複数の前記開閉装置のうち、少なくとも一つの前記開閉装置が故障状態であるか否かを判定し、
少なくとも一つの前記開閉装置が故障状態であると判定した場合、
前記開閉装置から下流側に出力される電力に対応する電流値を取得し、
前記開閉装置に対する電圧の印加状態と、前記開閉装置から取得した電流値と、前記電源装置から供給された電力による入力電流値とに基づいて、前記開閉装置が故障状態であるか否かを判定する
請求項1または2に記載の車載装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、車載装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両には、バッテリから負荷への給電を制御する給電制御装置(例えば、特許文献1を参照)が搭載されている。特許文献1に記載の給電制御装置では、バッテリから負荷に流れる電流の電流経路に半導体スイッチが設けられ、半導体スイッチをオン又はオフに切替えることによって、バッテリから負荷への給電を制御する。
【0003】
半導体スイッチは制御端を有する。例えば、半導体スイッチがFET(Field Effect Transistor)である場合、制御端はゲートである。半導体スイッチの両端間の抵抗値は、制御端の電圧に応じて変化する。制御端の電圧を調整することによって、半導体スイッチの両端間の抵抗値を十分に小さい値に調整し、半導体スイッチをオンに切替える。制御端の電圧を調整することによって、半導体スイッチの両端間の抵抗値を十分に大きい値に調整し、半導体スイッチをオフに切替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-143905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、文献1の給電制御装置においては、開閉装置の故障状態を効率的に判定する観点について、考慮されていない。
【0006】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、開閉装置の故障状態を効率的に判定することができる車載装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態に係る車載装置は、車両に搭載される電源装置からの電力線に並列に設けられる複数の開閉装置と、各前記開閉装置に電圧を印加することによって、各前記開閉装置の、前記電源装置からの電流の流れ方向において下流側への電力の出力を制御する制御部と、各前記開閉装置それぞれに設けられ、前記制御部による前記開閉装置への電圧の印加状態と、前記開閉装置による下流側への電力の出力状態とが対応するか否かを示す第1判定結果を出力する第1判定回路と、複数の前記第1判定回路それぞれが出力した全ての前記第1判定結果が、対応する旨を示すか否かを判定した第2判定結果を出力する第2判定回路とを備え、前記制御部は、前記第2判定回路から前記第2判定結果を取得し、取得した前記第2判定結果に基づいて、複数の前記開閉装置のうち、故障状態にある前記開閉装置の有無を判定する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車載装置にあっては、開閉装置の故障状態を効率的に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る車載装置の要部構成を示すブロック図である。
実施形態1に係る車載装置のマイコンの構成例を示すブロック図である。
実施形態2に係る第1判定回路の入力及び出力を示すタイミングチャート図である。
実施形態2に係る故障判定処理の手順を示すフローチャートである。
実施形態3に係る車載装置の要部構成を示すブロック図である。
実施形態3に係る第1判定回路の入力及び出力を示すタイミングチャート図である。
実施形態4に係る車載装置の要部構成を示すブロック図である。
実施形態4に係る第1判定回路の入力及び出力を示すタイミングチャート図である。
実施形態5に係る電力供給システムの要部構成を示すブロック図である。
実施形態5に係る車載装置のマイコンとIPDとの接続例を示すブロック図である。
実施形態5に係る故障判定処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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