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公開番号2025132801
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030600
出願日2024-02-29
発明の名称投薬管理システム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G16H 20/10 20180101AFI20250903BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】配薬トレイに設定された投薬タイミングとは、異なる投薬タイミングの薬包が、配薬トレイに配薬されるのを抑制できる投薬管理システムを提供する。
【解決手段】投薬管理システムは、同じ投薬タイミングで服用する薬包が配薬される配薬トレイと、配薬トレイに対して着脱可能に構成され、薬包が格納される複数の格納容器などの小分けボックスと、薬包が小分けボックスに格納する薬包か否かを判定する判定手段たる操作端末とを備える。操作端末は、薬包に印刷されたコード画像から被投薬者情報と投薬タイミング情報とを読み取り(S2)、投薬スケジュール記憶手段たる操作端末の補助記憶装置に記憶された同じ投薬タイミングで投薬を行う被投薬者情報をリスト化した投薬スケジュールデータと照合し、薬包が小分けボックスに格納する薬包か否かを判定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
同じ投薬タイミングで服用する薬包が配薬される配薬トレイと、
前記配薬トレイに対して着脱可能に構成され、前記薬包が格納される複数の格納容器と、
同じ投薬タイミングで投薬を行う被投薬者情報をリスト化した投薬スケジュールデータを記憶する投薬スケジュール記憶手段と、
前記薬包に印刷されたコード画像または前記薬包に設けられた記憶手段から被投薬者情報と投薬タイミング情報とを読み取り、前記投薬スケジュール記憶手段に記憶された前記投薬スケジュールデータと照合し、前記薬包が前記格納容器に格納する薬包か否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする投薬管理システム。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1に記載の投薬管理システムにおいて、
各格納容器には、容器記憶手段が設けられており、
前記判定手段は、前記薬包が前記格納容器に格納する薬包であるときは、この薬包を格納する格納容器の容器記憶手段に、被投薬者情報と、投薬タイミング情報とを書き込むことを特徴とする投薬管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の投薬管理システムにおいて、
各格納容器に設けられた容器記憶手段は、無線タグであることを特徴とする投薬管理システム。
【請求項4】
請求項2に記載の投薬管理システムにおいて、
前記容器記憶手段に書き込む前記被投薬者情報は、被投薬者毎に設定された管理番号、または、前記薬包から取得した被投薬者情報であることを特徴とする投薬管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の投薬管理システムにおいて、
前記判定手段の判定結果を表示する表示手段を備えることを特徴とする投薬管理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の投薬管理システムにおいて、
前記薬包に付加されるコード画像は、二次元コードであり、前記薬包に設けられる記憶手段は、無線タグであることを特徴とする投薬管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、投薬管理システムに関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、同じ投薬タイミング(例えば、朝食前、朝食後、昼食前、昼食後・・・など)で投薬される薬包が配薬される配薬トレイと、配薬トレイに対して着脱可能に構成され、前記薬包が格納される複数の格納容器とを有するものが知られている。
【0003】
特許文献1には、複数の薬包が収納された複数のカートリッジと、カートリッジから薬包を取り出して、配薬トレイの各区画に配置された格納容器たる小分けボックスに薬包を移送する移送手段とを備えた服薬支援装置が記載されている。服薬支援装置は、各カートリッジに収容された薬包に印刷された二次元コードから、被投薬者氏名情報と投薬タイミング情報とを読み取り、そのカートリッジに紐付けて読み取った被投薬者氏名情報と投薬タイミング情報とを記憶する記憶手段を有している。配薬トレイ各区画に配置されている各小分けボックスには、被投薬者の氏名および投薬タイミングの文字情報と、被投薬者情報および投薬タイミング情報をコード化した二次元コード画像とが印刷されたラベルが貼り付けられている。
【0004】
服薬支援装置は、次のようにして、複数のカートリッジから、配薬トレイの区画に配薬する薬包が格納されたカートリッジを特定している。すなわち、配薬トレイの区画に配置された小分けボックスのラベルに印刷された二次元コードから被投薬者の氏名情報と投薬タイミング情報とを取得し、取得したこれらの情報に合致する薬包が格納されたカートリッジを記憶手段から特定するのである。そして、特定したカートリッジから薬包を取り出し、移送手段によりそのラベルに対応する区画に配置された小分けボックスへ薬包を移送する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、配薬トレイに設定された投薬タイミングとは、異なる投薬タイミングの薬包が、配薬トレイに配薬されるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、投薬管理システムにおいて、同じ投薬タイミングで服用する薬包が配薬される配薬トレイと、前記配薬トレイに対して着脱可能に構成され、前記薬包が格納される複数の格納容器と、同じ投薬タイミングで投薬を行う被投薬者情報をリスト化した投薬スケジュールデータを記憶する投薬スケジュール記憶手段と、薬包に印刷されたコード画像または前記薬包に設けられた記憶手段から被投薬者情報と投薬タイミング情報とを読み取り、前記投薬スケジュール記憶手段に記憶された前記投薬スケジュールデータと照合し、前記薬包が前記格納容器に格納する薬包か否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、配薬トレイに設定された投薬タイミングとは、異なる投薬タイミングの薬包が、配薬トレイに配薬されるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態における投薬管理システム全体を説明するための説明図。
(a)は単一の薬剤一包化パックの平面図、(b)は(a)の薬剤一包化パックをA矢視方向から見た側面図、(c)は薬剤一包化パック結合体の側面図、(d)はパック連続体の一般的な形態を示す図。
配薬トレイの一構成例を示す外観斜視図。
配薬トレイに保持される小分けボックスの一例を示す斜視図。
(a)は、従来の投薬管理システムについて説明する図であり、(b)は、本実施形態の投薬管理システムについて説明する図。
配薬準備(仕分け)時に誤薬予防を行うための操作端末の機能ブロック図。
操作端末を用いて行われる配薬準備(仕分け)について、説明する図。
配薬準備(仕分け)のフローチャート。
薬包の二次元コード画像を読み取るときに操作端末に表示される画面の一例を示す図。
投薬スケジュールに一致する情報があったときの操作端末に表示される画面の一例を示す図。
配薬準備(仕分け)が完了していないときに操作端末に表示される画面の一例を示す図。
投薬スケジュールに一致する情報がないときに操作端末に表示される画面の一例を示す図。
仕分け検査装置の概略構成図。
仕分け検査について説明する図。
被投薬者に投薬する前に誤薬がないかの確認時において、小分けボックスの識別タグを読み取るときに操作端末に表示される画面の一例を示す図。
薬包から読み取った情報と、識別タグの情報とが一致しているときに操作端末に表示される画面の一例を示す図。
変形例1の配薬準備(仕分け)について、説明する図。
変形例1の配薬準備(仕分け)時のフローチャート。
変形例1の配薬準備(仕分け)に用いられる操作端末の機能ブロック図。
変形例2の配薬準備(仕分け)時のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0010】
図1は、本実施形態における投薬管理システム全体を説明するための説明図である。
本実施形態の投薬管理システムは、配薬装置200と、配薬準備(仕分け)システム500とから主に構成される。配薬装置200は、病院や介護施設等の被投薬者がいる施設(ここでは介護施設)に配置されている。配薬準備(仕分け)システム500は、主に調剤薬局などの施設(ここでは調剤薬局)に設けられ、被投薬者がいる施設へ移送される配薬トレイ30への薬包2の仕分けに関するシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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