TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025086567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200632
出願日2023-11-28
発明の名称スパウトパウチの結束具
出願人レンゴー株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B65D 71/40 20060101AFI20250602BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】店頭で容易に組み立てて複数個のスパウトパウチを纏めることができ、訴求性を確保しつつ、纏めたスパウトパウチをコンパクトに陳列できる結束具を提供する。
【解決手段】複数個のスパウトパウチPは、配列方向に交差してそれぞれの袋本体21のフェイス面21aが向く設定とし、スパウトパウチPの配列方向に延びる基板1と、その配列方向の両側辺に連なる一対の側板2とを備え、基板1には、スパウトパウチPの口栓部材22のキャップ22aを介して首部のフランジ22bが挿通される首入穴6が形成され、一対の側板2には、基板1の上面に折り重ねられた状態で、端縁からの切込による首嵌凹所7aが連通してスパウトパウチPの口栓部材22のフランジ22bに係合する首嵌穴7が形成され、一対の側板2の首嵌穴7がスパウトパウチPの首部を両側から挟み込んで、スパウトパウチPが保持されるようにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
袋本体(21)に口栓部材(22)が取り付けられたスパウトパウチ(P)を複数個纏めて保持するスパウトパウチの結束具において、
前記複数個のスパウトパウチ(P)は、配列方向に交差してそれぞれの袋本体(21)のフェイス面(21a)が向く設定とされ、
前記スパウトパウチ(P)の配列方向に延びる基板(1)と、その配列方向の両側辺に連なる一対の側板(2)とを備え、
前記基板(1)には、前記スパウトパウチ(P)の口栓部材(22)のキャップ(22a)を介して首部のフランジ(22b)が挿通される首入穴(6)が形成され、
前記一対の側板(2)には、それぞれ端縁からの切込により前記スパウトパウチ(P)の口栓部材(22)のフランジ(22b)に係合する首嵌凹所(7a)が形成され、
前記基板(1)の上面に前記一対の側板(2)が折り重ねられ、前記一対の側板(2)の先端部同士が重なり合った状態で、前記一対の側板(2)の首嵌凹所(7a)が連通した首嵌穴(7)に臨む部分が前記スパウトパウチ(P)の首部を両側から挟み込んで、前記スパウトパウチ(P)が保持されることを特徴とするスパウトパウチの結束具。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記基板(1)の正面側となる前部端辺には、商品である前記スパウトパウチ(P)の宣伝印刷を施す表示板(3)が連設され、
前記基板(1)から前記表示板(3)を起立させた状態とすることを特徴とする請求項1に記載のスパウトパウチの結束具。
【請求項3】
前記表示板(3)には、支持板(4)及び重合板(5)が順次連設され、前記重合板(5)には、前記基板(1)の前端寄りの首入穴(6)に対応する首入穴(8)が形成され、
前記基板(1)から起立させた前記表示板(3)から前記支持板(4)を後側下方へ折り曲げ、前記重合板(5)を前記基板(1)の上面に重ね、
前記基板(1)及び前記重合板(5)の一致した首入穴(6,8)に前記スパウトパウチ(P)の口栓部材(22)のキャップ(22a)を介して首部のフランジ(22b)を挿通し、
前記基板(1)と前記側板(2)の間に前記重合板(5)を挟み込んで、前記表示板(3)を起立状態に維持すること特徴とする請求項2に記載のスパウトパウチの結束具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、店頭で販売されるスパウトパウチを複数個纏めて保持するスパウトパウチの結束具に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、滋養強壮等の効能を謳うドリンク剤は、小容量の瓶入りとされ、複数本纏めて販売される場合、シュリンクフィルムで束ねて販売単位とされる。ところが、近年、流通形態の変化や容器のリサイクルコスト等を考慮し、ドリンク剤の容器として、ガラス製の瓶に代えて、袋本体に口栓部材が取り付けられたプラスチック製のスパウトパウチを用いる場合も増えており、その場合、スパウトパウチは形状が不定形であることから、シュリンクフィルムで複数個纏めて包装することができない。
【0003】
このため、シュリンクフィルムによる結束ではなく、厚紙を材料とする結束具を使用して、複数個のスパウトパウチを束ねることも考えられている。
【0004】
例えば、下記特許文献1には、図6に示すように、厚紙を折り曲げて、三角筒状をなす保持体51が2列連なる形状とし、それぞれの保持体51におけるスパウトパウチPの配列方向に、スパウトパウチPの袋本体21のフェイス面21aを向け、保持体51に並べて穿設された首穴52にスパウトパウチPの口栓部材22のキャップ22aを介して首部のフランジ22bを係合させ、複数個のスパウトパウチPを纏めて保持する結束具B

が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-139064号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような結束具B

では、保持体51を予め糊付により組み立てて、スパウトパウチPを装着しておく必要があり、店頭での陳列作業時に手作業で素早く組み立てて、適宜複数個のスパウトパウチPを纏めて販売することができないという問題がある。
【0007】
また、店頭での陳列に際し、訴求性を確保するため、スパウトパウチPのフェイス面21aを正面に向けると、陳列棚を幅広く占有してしまうという問題もある。
【0008】
そこで、この発明は、店頭で容易に組み立てて複数個のスパウトパウチを纏めることができ、訴求性を確保しつつ、纏めたスパウトパウチをコンパクトに陳列できる結束具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、この発明は、袋本体に口栓部材が取り付けられたスパウトパウチを複数個纏めて保持するスパウトパウチの結束具において、
前記複数個のスパウトパウチは、配列方向に交差してそれぞれの袋本体のフェイス面が向く設定とされ、
前記スパウトパウチの配列方向に延びる基板と、その配列方向の両側辺に連なる一対の側板とを備え、
前記基板には、前記スパウトパウチの口栓部材のキャップを介して首部のフランジが挿通される首入穴が形成され、
前記一対の側板には、それぞれ端縁からの切込により前記スパウトパウチの口栓部材のフランジに係合する首嵌凹所が形成され、
前記基板の上面に前記一対の側板が折り重ねられ、前記一対の側板の先端部同士が重なり合った状態で、前記一対の側板の首嵌凹所が連通した首嵌穴に臨む部分が前記スパウトパウチの首部を両側から挟み込んで、前記スパウトパウチが保持されるものを提供したのである。
【0010】
また、このスパウトパウチの結束具において、前記基板の正面側となる前部端辺には、商品である前記スパウトパウチの宣伝印刷を施す表示板が連設され、
前記基板から前記表示板を起立させた状態とするものとしたのである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

レンゴー株式会社
トレイおよびブランク
25日前
レンゴー株式会社
スパウトパウチの結束具
今日
個人
コンベア
17日前
個人
容器
4か月前
個人
ゴミ収集器
2か月前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
段ボール箱
2か月前
個人
土嚢運搬器具
3か月前
個人
宅配システム
2か月前
個人
角筒状構造体
27日前
個人
楽ちんハンド
10日前
個人
コード類収納具
3か月前
個人
閉塞装置
5か月前
個人
お薬の締結装置
1か月前
個人
ゴミ処理機
4か月前
株式会社コロナ
梱包材
27日前
株式会社和気
包装用箱
4か月前
個人
貯蔵サイロ
2か月前
三甲株式会社
蓋体
4か月前
三甲株式会社
蓋体
3か月前
株式会社イシダ
搬送装置
1か月前
個人
輸送積荷用動吸振器
1か月前
個人
包装箱
5か月前
個人
搬送システム
2か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
個人
袋入り即席麺
2か月前
三甲株式会社
容器
1か月前
個人
水切りネットの保持具
4か月前
個人
テープカッター
3か月前
株式会社シプソル
梱包装置
5か月前
日東精工株式会社
供給装置
4か月前
個人
開口形成シール
2か月前
サクサ株式会社
梱包箱
5か月前
個人
蜂蜜の垂れを無くす容器
3か月前
個人
飲料ボトル
5か月前
株式会社トーモク
封筒
2か月前
続きを見る