TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025086802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023201099
出願日2023-11-28
発明の名称揚水発電システム、揚水発電方法、水素製造システム、及び水素製造方法
出願人株式会社藤井基礎設計事務所
代理人弁理士法人ライトハウス国際特許事務所
主分類F03B 13/06 20060101AFI20250602BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】
本発明の少なくとも一つの目的は、新規な揚水発電システムを提供することである。また、本発明の少なくとも一つの目的は、新規な水素製造システムを提供することである。
【解決手段】
水を揚げる揚水部と、揚水部により揚げられた水を貯める貯水部と、貯水部から放水された水の流下により発電する揚水発電部とを備える、揚水発電システム。揚水発電システムにより発電された電力を利用して、水を電気分解して水素を製造する水素製造部を備える、水素製造システム。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
水を揚げる揚水部と、
揚水部により揚げられた水を貯める貯水部と、
貯水部から放水された水の流下により発電する揚水発電部と
を備える、
揚水発電システム。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
貯水部が、揚水発電部が連続的に発電するために必要な水量の、3.3倍以上の貯水可能容量を有する、
請求項1に記載の揚水発電システム。
【請求項3】
揚水部が、海上に設置された風力発電システムにより発電された電力を利用して、海から海水を揚げるものである、
請求項1又は2に記載の揚水発電システム。
【請求項4】
風力発電システムにより発電された電力を蓄電する蓄電部
を備え、
揚水部が、蓄電部から電力を供給される、
請求項1又は2に記載の揚水発電システム。
【請求項5】
水を揚げる揚水ステップと、
揚水ステップにより揚げられた水を貯める貯水ステップと、
貯水ステップにより貯められた水を放水し、流下させることにより発電する揚水発電ステップと
を有する、
揚水発電方法。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の揚水発電システムにより発電された電力を利用して、水を電気分解して水素を製造する水素製造部
を備える、
水素製造システム。
【請求項7】
請求項5に記載の揚水発電ステップにより発電された電力を利用して、水を電気分解して水素を製造する水素製造ステップ
を有する、
水素製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、揚水発電システム、揚水発電方法、水素製造システム、及び水素製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
水を汲み上げ、その水を落下させることで発電する、揚水発電システムが知られている。揚水発電システムでは、主に、電力消費の少ない夜間に、余剰電力を利用して水の汲み上げを行い、電力消費の多い昼間に、水を落下させることで発電を行っている。
【0003】
また、近年、「脱炭素社会」を実現するための取り組みが求められ、水素は、環境に優しい燃料として注目されている。水素を製造する際に必要となる電力もまた、環境に負担をかけずに、かつ、合理的に得ることが肝要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の少なくとも一つの目的は、新規な揚水発電システムを提供することである。
【0005】
また、本発明の少なくとも一つの目的は、新規な水素製造システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、上記目的は、
[1]水を揚げる揚水部と、揚水部により揚げられた水を貯める貯水部と、貯水部から放水された水の流下により発電する揚水発電部とを備える、揚水発電システム;
[2]貯水部が、揚水発電部が連続的に発電するために必要な水量の、3.3倍以上の貯水可能容量を有する、[1]に記載の揚水発電システム;
[3]揚水部が、海上に設置された風力発電システムにより発電された電力を利用して、海から海水を揚げるものである、[1]又は[2]に記載の揚水発電システム;
[4]風力発電システムにより発電された電力を蓄電する蓄電部を備え、揚水部が、蓄電部から電力を供給される、[1]~[3]のいずれかに記載の揚水発電システム;
[5]水を揚げる揚水ステップと、揚水ステップにより揚げられた水を貯める貯水ステップと、貯水ステップにより貯められた水を放水し、流下させることにより発電する揚水発電ステップとを有する、揚水発電方法;
[6][1]~[4]のいずれかに記載の揚水発電システムにより発電された電力を利用して、水を電気分解して水素を製造する水素製造部を備える、水素製造システム;
[7][5]に記載の揚水発電ステップにより発電された電力を利用して、水を電気分解して水素を製造する水素製造ステップを有する、水素製造方法;
により達成することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、新規な揚水発電システムを提供することができる。
【0008】
また、本発明によれば、新規な水素製造システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態にかかるシステムの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面等を用いて本発明の実施の形態について説明をするが、本発明の趣旨に反しない限り、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
河川水発電所
2か月前
個人
気泡発電装置
1か月前
個人
水力回転装置
1か月前
個人
リニアエンジン
1か月前
個人
傾斜型発電装置
29日前
個人
コアンダ翼式風車
2か月前
個人
波力エンジン
3か月前
個人
没水体積の浮体発電
2か月前
個人
発電装置
2か月前
個人
発電装置
2か月前
個人
砂蓄熱式風力発電装置
2か月前
個人
プラズマエンジン
4日前
個人
重力利用回転装置
2か月前
個人
垂直型風力発電装置
1か月前
有限会社スタジオ・シオン
反重力推進装置
2か月前
株式会社アイシン
流体機械
1か月前
株式会社アイシン
流体機械
1か月前
個人
円錐振り子運動を近似的に発生させる装置
16日前
株式会社アイシン
流体機械
1か月前
株式会社ゲットクリーンエナジー
エンジン
3日前
個人
潮流発電装置および潮流発電方法
1日前
個人
浮力と重力のバランスを利用した動力発生装置。
2か月前
三鷹光器株式会社
垂直軸風車構造
2か月前
個人
鋼球の流体力学とそれを用いた蓄電池とドアクローザ
1か月前
戸田建設株式会社
洋上風力発電設備の組立用支援装置
1か月前
株式会社ブリヂストン
移動体
1日前
個人
流体発電システム、制御装置および制御方法
7日前
日軽金アクト株式会社
垂直軸風車
7日前
三鷹光器株式会社
増風機構付き垂直軸風車構造
2か月前
三鷹光器株式会社
増風機構付き垂直軸風車構造
3か月前
いすゞ自動車株式会社
流体作動機械
3か月前
三菱重工業株式会社
風車翼及び風車翼の設計方法
2か月前
いくつものかたち株式会社
フロート式水力発電装置
1か月前
音羽電機工業株式会社
風車ブレードの避雷装置及び避雷方法
3か月前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
2か月前
個人
生活を豊かにする発明
1か月前
続きを見る