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公開番号2025087271
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201808
出願日2023-11-29
発明の名称表示装置、表示方法、及び表示プログラム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 21/436 20110101AFI20250603BHJP(電気通信技術)
要約【課題】表示装置で設定可能な複数の機器の組み合わせをユーザーに提示することが可能な表示装置、表示方法、及び表示プログラムを提供する。
【解決手段】ユーザー端末1は、複数の周辺機器のそれぞれの通信環境に関する通信環境情報、複数の周辺機器のそれぞれの性能に関する性能情報、複数の周辺機器のそれぞれの利用環境に関する利用環境情報の少なくともいずれかを含む判定情報を取得する取得処理部112と、判定情報に基づいて、機能を有効にする周辺機器の組み合わせを決定する決定処理部113と、決定処理部113により決定される周辺機器の組み合わせを操作表示部13に表示させる表示処理部114と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
カメラ、マイク、及びスピーカーの少なくとも１つの機能を有する機器を複数利用可能な表示装置であって、
前記複数の機器のそれぞれの通信環境に関する通信環境情報、前記複数の機器のそれぞれの性能に関する性能情報、前記複数の機器のそれぞれの利用環境に関する利用環境情報の少なくともいずれかを含む判定情報を取得する取得処理部と、
前記判定情報に基づいて、前記機能を有効にする前記機器の組み合わせを決定する決定処理部と、
前記決定処理部により決定される前記機器の組み合わせを前記表示装置に表示させる表示処理部と、
を備える表示装置。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
前記決定処理部は、前記判定情報に基づいて前記組み合わせの優先順位を決定し、
前記表示処理部は、前記優先順位に基づいて前記組み合わせを前記表示装置に表示させる、
請求項１に記載の表示装置。
【請求項３】
前記表示装置に表示された前記機器の組み合わせのうちユーザーにより選択された組み合わせの前記機器の機能を有効に設定する設定処理部をさらに備える、
請求項１に記載の表示装置。
【請求項４】
前記表示処理部は、前記機器に対応する機器画像により前記組み合わせを前記表示装置に表示させる、
請求項１に記載の表示装置。
【請求項５】
前記取得処理部は、前記機器の識別情報に基づいて、ネットワークを介して前記機器に対応する画像を取得し、
前記表示処理部は、前記取得処理部により取得される画像に基づいて、前記機器に対応する前記機器画像を前記識別情報に対応付けて表示させる、
請求項４に記載の表示装置。
【請求項６】
前記表示装置が、カメラ、マイク、又はスピーカーのうち第１機能を有する第１機器及び第２機器と、カメラ、マイク、又はスピーカーのうち前記第１機能とは異なる第２機能を有する第３機器及び第４機器とを利用可能な場合に、
前記決定処理部は、前記判定情報に基づいて、前記第１機器及び前記第２機器のうち前記第１機能を有効にする機器と、前記第３機器及び前記第４機器のうち前記第２機能を有効にする機器との組み合わせを決定する、
請求項１に記載の表示装置。
【請求項７】
前記通信環境情報は、通信帯域及び通信速度に関する情報を含み、
前記性能情報は、前記カメラの解像度、前記マイクの感度、周波数帯域、及び指向性、前記スピーカーの出力レベル及び周波数帯域に関する情報を含み、
前記利用環境情報は、前記機器を利用する会議の会議室の大きさ、前記会議に参加する参加者の人数及び属性、前記会議の種別に関する情報を含む、
請求項１～６のいずれかに記載の表示装置。
【請求項８】
カメラ、マイク、及びスピーカーの少なくとも１つの機能を有する機器を複数利用可能な表示装置において実行される表示方法であって、
前記複数の機器のそれぞれの通信環境に関する通信環境情報、前記複数の機器のそれぞれの性能に関する性能情報、前記複数の機器のそれぞれの利用環境に関する利用環境情報の少なくともいずれかを含む判定情報を取得することと、
前記判定情報に基づいて、前記機能を有効にする前記機器の組み合わせを決定することと、
前記機器の組み合わせを前記表示装置に表示させることと、
を一又は複数のプロセッサーが実行する表示方法。
【請求項９】
カメラ、マイク、及びスピーカーの少なくとも１つの機能を有する機器を複数利用可能な表示装置において実行される表示プログラムであって、
前記複数の機器のそれぞれの通信環境に関する通信環境情報、前記複数の機器のそれぞれの性能に関する性能情報、前記複数の機器のそれぞれの利用環境に関する利用環境情報の少なくともいずれかを含む判定情報を取得することと、
前記判定情報に基づいて、前記機能を有効にする前記機器の組み合わせを決定することと、
前記機器の組み合わせを前記表示装置に表示させることと、
を一又は複数のプロセッサーに実行させるための表示プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、表示装置で利用されるカメラ、マイク、スピーカーなどのデバイス（周辺機器）を設定する技術に関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、ウェブ会議で使用するカメラ、マイク、スピーカーなどのデバイス（周辺機器）を設定する設定画面において、情報処理装置（ユーザー端末）に接続されたデバイスを所定の表示順で選択可能に表示させるシステムが知られている（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－１６４７８１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
表示装置（ユーザー端末）に同一機能のデバイスが複数接続されている場合には、設定可能な複数の組み合わせが考えられる。例えば表示装置に、カメラ、マイク、スピーカーが内蔵され、外部機器としてカメラ、マイク、スピーカーが接続されている場合に、設定可能なカメラ、マイク、スピーカーの組み合わせが複数考えられる。このような場合に、ユーザーはどの組み合わせに設定すればよいのか判断することが困難である。
【０００５】
本開示の目的は、表示装置で設定可能な複数の機器の組み合わせをユーザーに提示することが可能な表示装置、表示方法、及び表示プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一の態様に係る表示装置は、カメラ、マイク、及びスピーカーの少なくとも１つの機能を有する機器を複数利用可能な表示装置である。前記表示装置は、取得処理部と決定処理部と表示処理部とを備える。前記取得処理部は、前記複数の機器のそれぞれの通信環境に関する通信環境情報、前記複数の機器のそれぞれの性能に関する性能情報、前記複数の機器のそれぞれの利用環境に関する利用環境情報の少なくともいずれかを含む判定情報を取得する。前記決定処理部は、前記判定情報に基づいて、前記機能を有効にする前記機器の組み合わせを決定する。前記表示処理部は、前記決定処理部により決定される前記機器の組み合わせを前記表示装置に表示させる。
【０００７】
本開示の一の態様に係る表示方法は、カメラ、マイク、及びスピーカーの少なくとも１つの機能を有する機器を複数利用可能な表示装置において実行される方法である。前記表示方法は、前記複数の機器のそれぞれの通信環境に関する通信環境情報、前記複数の機器のそれぞれの性能に関する性能情報、前記複数の機器のそれぞれの利用環境に関する利用環境情報の少なくともいずれかを含む判定情報を取得することと、前記判定情報に基づいて、前記機能を有効にする前記機器の組み合わせを決定することと、前記機器の組み合わせを前記表示装置に表示させることと、を一又は複数のプロセッサーが実行する方法である。
【０００８】
本開示の他の態様に係る表示プログラムは、カメラ、マイク、及びスピーカーの少なくとも１つの機能を有する機器を複数利用可能な表示装置において実行されるプログラムである。前記表示プログラムは、前記複数の機器のそれぞれの通信環境に関する通信環境情報、前記複数の機器のそれぞれの性能に関する性能情報、前記複数の機器のそれぞれの利用環境に関する利用環境情報の少なくともいずれかを含む判定情報を取得することと、前記判定情報に基づいて、前記機能を有効にする前記機器の組み合わせを決定することと、前記機器の組み合わせを前記表示装置に表示させることと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、表示装置で設定可能な複数の機器の組み合わせをユーザーに提示することが可能な表示装置、表示方法、及び表示プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
図１は、本開示の実施形態に係る表示システムの構成を示す図である。
図２は、従来のユーザー端末に表示される設定画面の一例を示す図である。
図３は、本開示の実施形態に係るデータサーバーに記憶される機器情報の一例を示す図である。
図４は、本開示の実施形態に係るユーザー端末に表示される設定画面の一例を示す図である。
図５は、本開示の実施形態に係るユーザー端末に表示される組み合わせ選択画面の一例を示す図である。
図６は、本開示の実施形態の係るユーザー端末に表示される設定画面の一例を示す図である。
図７は、本開示の実施形態の係るユーザー端末に表示される設定画面の一例を示す図である。
図８は、本開示の実施形態の係るユーザー端末に表示される設定画面の一例を示す図である。
図９は、本開示の実施形態の係るユーザー端末に表示される設定画面の一例を示す図である。
図１０は、本開示の実施形態の係るユーザー端末において実行される機器設定処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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