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公開番号2025086450
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200417
出願日2023-11-28
発明の名称給紙装置および画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類B65H 7/02 20060101AFI20250602BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】画像形成装置における用紙検知の簡略化を図る。
【解決手段】給紙装置10は、用紙と接触して変位する作動部材50を備え、トレイに用紙が載置されていないときに第1姿勢となり、トレイに用紙が載置され、かつ用紙を搬送していないときに第2姿勢となり、用紙の搬送中に第3姿勢となる。作動部材50の回動軸60とともに回動する検知片は、作動部材50が第1姿勢のときと第2姿勢のときとで回動位置が異なり、第2姿勢のときと第3姿勢のときとで回動位置が異なるように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
用紙が載置されるトレイと、
用紙との接触で変位可能な作動部材と、
前記作動部材を変位可能に支持して前記作動部材の変位とともに回動する回動軸と、
前記回動軸に支持されて前記回動軸とともに回動する検知片と、
前記検知片の回動軌跡に重なる検知領域を有する検知センサとを備える給紙装置であって、
前記作動部材は、前記トレイに用紙が載置されていないときに第1姿勢となり、前記トレイに用紙が載置され、かつ用紙を搬送していないときに第2姿勢となり、用紙の搬送中に第3姿勢となり、
前記作動部材が前記第1姿勢のときと前記第2姿勢のときとで前記検知片の回動位置が異なり、前記第2姿勢のときと前記第3姿勢のときとで前記検知片の回動位置が異なることを特徴とする給紙装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
請求項1に記載の給紙装置において、
前記作動部材が前記第2姿勢のとき、前記検知片の回動位置は前記検知領域に重なることを特徴とする給紙装置。
【請求項3】
請求項2に記載の給紙装置において、
前記作動部材が前記第1姿勢および前記第3姿勢のとき、前記検知片の回動位置は前記検知領域から外れることを特徴とする給紙装置。
【請求項4】
請求項1に記載の給紙装置において、
前記検知片は前記検知センサに隣接して設けられ、前記検知領域に形成される光路を遮断または開放することを特徴とする給紙装置。
【請求項5】
請求項1に記載の給紙装置において、
前記作動部材は付勢部材に接続されており、前記付勢部材の付勢力に抗して前記第3姿勢に変位し、前記付勢力を受けて前記第3姿勢から復帰することを特徴とする給紙装置。
【請求項6】
請求項1に記載の給紙装置において、
前記作動部材は、前記第2姿勢では前記トレイ上の用紙の先端に当接し、前記第3姿勢では搬送中の用紙が摺接する当接部を備えることを特徴とする給紙装置。
【請求項7】
請求項1に記載の給紙装置において、
前記作動部材は、前記トレイに連続する搬送経路の上流端に設けられていることを特徴とする給紙装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1つの請求項に記載の給紙装置を備えることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給紙装置、およびその給紙装置を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置においては、用紙検知センサで用紙を検知して用紙位置を把握し、所定の時間内に次の用紙が来ないことや、所定の時間以上用紙が検知され続けているなどといった検知結果に基づいて、用紙のジャムを検知するように構成されたものがある。例えば特許文献1には、用紙の後端が用紙検知センサを抜けた後、用紙の排出を検知する排出検知センサを所定の時間以内に通過しなかった場合、ジャムが発生したものと判断し、用紙搬送を停止する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-125332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年では、画像形成装置の小型化への要望がより一層高まっており、画像形成装置を構成する各種部材を省スペース化して設けることが求められている。そのような事情を考慮すれば、用紙搬送路上に複数の検知センサを配置せずとも用紙位置を把握できるようにして、省スペースでの用紙検知を可能にすることが望ましい。
【0005】
そこで、本開示は、より簡単な構成で用紙を検知できるようにすることを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の給紙装置は、用紙が載置されるトレイと、用紙との接触で変位可能な作動部材と、前記作動部材を変位可能に支持して前記作動部材の変位とともに回動する回動軸と、前記回動軸に支持されて前記回動軸とともに回動する検知片と、前記検知片の回動軌跡に重なる検知領域を有する検知センサとを備える給紙装置であって、前記作動部材は、前記トレイに用紙が載置されていないときに第1姿勢となり、前記トレイに用紙が載置され、かつ用紙を搬送していないときに第2姿勢となり、用紙の搬送中に第3姿勢となり、前記作動部材が前記第1姿勢のときと前記第2姿勢のときとで前記検知片の回動位置が異なり、前記第2姿勢のときと前記第3姿勢のときとで前記検知片の回動位置が異なることを特徴とする。
【0007】
前記給紙装置において、前記作動部材が前記第2姿勢のとき、前記検知片の回動位置は前記検知領域に重なるように構成することが好ましい。
【0008】
また、前記給紙装置において、前記作動部材が前記第1姿勢および前記第3姿勢のとき、前記検知片の回動位置は前記検知領域から外れることが好ましい。
【0009】
また、前記給紙装置において、前記検知片は前記検知センサに隣接して設けられ、前記検知領域に形成される光路を遮断または開放することが好ましい。
【0010】
また、前記給紙装置において、前記作動部材は付勢部材に接続されており、前記付勢部材の付勢力に抗して前記第3姿勢に変位し、前記付勢力を受けて前記第3姿勢から復帰することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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