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公開番号2025087343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201932
出願日2023-11-29
発明の名称防水シート施工補助治具、および防水シート施工方法
出願人積水ハウス株式会社
代理人個人,個人
主分類E04F 21/00 20060101AFI20250603BHJP(建築物)
要約【課題】防水シートの施工において皺の発生を抑制できる、防水シート施工補助治具および防水シート施工方を提供する。
【解決手段】防水シート施工補助治具20は、壁10に防水シート6を張り付ける張付作業を補助する。防水シート施工補助治具20は、ハンドル部21と、防水シート6において壁10に張り付けられる壁シート部6Bに係合する係合部30とを備える。ハンドル部21は、壁10に繋がる床2に接触する接触部23を含む基部22と、基部22から延びるレバー部28とを有する。係合部30は、基部22に回転可能に取り付けられる取付部と、取付部から延びる延長部と、延長部に設けられて壁シート部6Bの上部に刺さる爪部36と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
壁に防水シートを張り付ける張付作業を補助する防水シート施工補助治具であって、
ハンドル部と、前記ハンドル部に設けられて前記防水シートにおいて前記壁に張り付けられる壁シート部に係合する係合部とを備え、
前記ハンドル部は、前記壁に繋がる床に接触する接触部を含む基部と、前記基部から延びるレバー部とを有し、
前記係合部は、前記基部に回転可能に取り付けられる取付部と、前記取付部から延びる延長部と、前記延長部に設けられて前記壁シート部の上部に刺さる爪部と、を有する、
防水シート施工補助治具。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記レバー部から前記係合部が離れるように前記係合部を付勢する付勢部をさらに備える、
請求項1に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項3】
前記レバー部と前記係合部との間の角度が第1角度以下となるように、前記レバー部に対して前記係合部の位置を規制する第1規制部をさらに備え、
前記第1規制部は、前記レバー部に対する前記係合部の位置規制を解除可能に構成される、
請求項2に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項4】
前記レバー部と前記係合部との間の角度が前記第1角度よりも大きい第2角度以下となるように、前記レバー部に対して前記係合部の位置を規制する第2規制部をさらに備える、
請求項3に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項5】
前記防水シート施工補助治具の仮留状態において、前記壁と前記レバー部との間の距離が所定距離よりも短くならないように前記壁と前記レバー部との間に配置される支持部材をさらに備え、前記仮留状態は、前記防水シートの前記壁シート部に前記爪部が刺さり、かつ、前記壁シート部が引っ張られた状態である、
請求項2に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項6】
前記支持部材は、前記レバー部に回転可能に取り付けられ、または、前記レバー部に着脱可能に取り付けられる、
請求項5に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項7】
前記基部の前記接触部は、曲面に構成される、
請求項1に記載の防水シート施工補助治具。
【請求項8】
壁に防水シートを張り付ける防水シート施工方法であって、
床から立ち上がる壁に、前記防水シートの一部である壁シート部を接触させた状態において、請求項1~7のいずれか一項に記載の防水シート施工補助治具によって、前記壁シート部を仮留めする第1工程と、
前記壁に、前記壁シート部を固定する第2工程と、を含む、
防水シート施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、防水シート施工補助治具、および防水シート施工方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
建築物の屋上において、床から立ち上がる壁に防水シートを張るための治具が知られている。治具は、皺の発生を抑制するように防水シートを張るために用いられる。例えば、特許文献1には、防水シート施工補助治具(特許文献1では、施工用治具)が開示されている。同文献の防水シート施工補助治具は、基部と、基部に対して回転するように設けられる押圧部とを備える。押圧部は、弾性体を有する。押圧部は、弾性体を介して防水シートを壁に押圧することによって、押圧後の皺の発生を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-129719号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、防水シートを施工する際、防水シートの皺の発生を抑制する点に関して、防水シート施工補助治具および防水シート施工方法には改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する防水シート施工補助治具は、壁に防水シートを張り付ける張付作業を補助する防水シート施工補助治具であって、ハンドル部と、前記ハンドル部に設けられて前記防水シートにおいて前記壁に張り付けられる壁シート部に係合する係合部とを備え、前記ハンドル部は、前記壁に繋がる床に接触する接触部を含む基部と、前記基部から延びるレバー部とを有し、前記係合部は、前記基部に回転可能に取り付けられる取付部と、前記取付部から延びる延長部と、前記延長部に設けられて前記壁シート部の上部に刺さる爪部と、を有する。
【0006】
この構成によれば、レバー部に力が加えられると接触部を支点としてハンドル部が回転するとともに係合部が上に移動する。これによって、係合部に係合する防水シートが伸張するため、壁に張られる防水シートの皺を少なくできる。
【0007】
(2)上記(1)の防水シート施工補助治具において、前記レバー部から前記係合部が離れるように前記係合部を付勢する付勢部をさらに備える。この構成によれば、レバー部に対して係合部が付勢されるため、係合部を壁シート部に強く係合させることができる。
【0008】
(3)上記(2)の防水シート施工補助治具において、前記レバー部と前記係合部との間の角度が第1角度以下となるように、前記レバー部に対して前記係合部の位置を規制する第1規制部をさらに備え、前記第1規制部は、前記レバー部に対する前記係合部の位置規制を解除可能に構成される。
【0009】
この構成によれば、レバー部と係合部との間の角度が第1角度以下である状態に、係合部の位置を維持できる。このため、係合部の爪部が壁シート部に接触し難くなる。作業者の不注意に起因して係合部の爪部が壁シート部に引っ掛かるといったことが少なくなるので、防水シート施工補助治具を壁から所定距離だけ離れた位置に配置し易くなる。
【0010】
(4)上記(3)の防水シート施工補助治具において、前記レバー部と前記係合部との間の角度が前記第1角度よりも大きい第2角度以下となるように、前記レバー部に対して前記係合部の位置を規制する第2規制部をさらに備える。この構成によれば、レバー部に加えられる力を係合部に伝え易い。
(【0011】以降は省略されています)

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