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公開番号
2025087438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023202095
出願日
2023-11-29
発明の名称
EMC対策システム及びEMC対策方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
青稜弁理士法人
主分類
G06F
30/398 20200101AFI20250603BHJP(計算;計数)
要約
【課題】
EMC対策を行った回路の不要な部品を削減する。
【解決手段】
EMC対策システムにおいて、EMC対策を行う回路の回路情報と、EMC対策の優先事項を受付ける受付部と、EMC対策を行う回路のパターンとEMC対策回路を格納したEMC設計データベースと、回路情報にEMC対策回路を適用した解析モデルを生成する解析モデル生成部と、生成された解析モデルのシミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、シミュレーション実行部の実行結果を基にノイズが予め定められた基準を満たしているかどうかを判定するEMC対策判定部と、EMC対策が予め定められた条件を満たすとき、EMC対策の優先事項に基づいてEMC対策部品を対策済解析モデルから削除する部品削減部と、EMC対策部品が削除された対策済解析モデルの回路を出力する出力部を備えるEMC対策システム
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
EMC対策システムにおいて、
EMC対策を行う回路の回路情報と、EMC対策の優先事項を受付ける受付部と、
EMC対策を行う回路のパターンとEMC対策回路を格納したEMC設計データベースと、
回路情報にEMC対策回路を適用した解析モデルを生成する解析モデル生成部と、
生成された解析モデルを用いてシミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、
シミュレーション実行部の実行結果を基にノイズが予め定められた基準を満たしているかどうかを判定するEMC対策判定部と、
EMC対策が予め定められた条件を満たすとき、EMC対策の優先事項に基づいてEMC対策部品を対策済解析モデルから削除する部品削減部と、
EMC対策部品が削除された対策済解析モデルの回路を出力する出力部を備えるEMC対策システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のEMC対策システムにおいて、
EMC対策回路で使用する部品の情報を格納した対策部品リストを備え、
部品削減部は優先事項に基づいて、削減可能な部品を対策部品リストから求め、優先事項の対策に効果がある部品を削除し、
シミュレーション実行部は最も優先事項に効果がある部品を削除した解析モデルのシミュレーションを行い、
EMC対策判定部は優先事項に効果がある部品を削除した解析モデルのノイズが予め定められた基準を満たすかどうか判定するEMC対策システム。
【請求項3】
請求項2に記載のEMC対策システムにおいて、
EMC対策判定部は優先事項の対策に効果がある部品を削除した解析モデルのノイズが予め定められた基準を満たさないと判定したとき、
部品削減部は削除された部品を解析モデルに戻すEMC対策システム。
【請求項4】
請求項1に記載のEMC対策システムにおいて、
前記EMC対策の優先事項はEMC対策に使用する部品のコストであるEMC対策システム。
【請求項5】
請求項1に記載のEMC対策システムにおいて、
前記EMC対策の優先順位はEMC対策に使用する部品の部品面積であるEMC対策システム。
【請求項6】
請求項1に記載のEMC対策システムにおいて、
前記EMC対策の優先順位はEMC対策に使用する部品の部品高さであるEMC対策システム。
【請求項7】
請求項1に記載のEMC対策システムにおいて、
前記EMC対策の優先順位はEMC対策に使用する部品の消費電力であるEMC対策システム。
【請求項8】
請求項1に記載のEMC対策システムにおいて、
部品削減部はEMC部品を削除するときEMC部品を実装するためのパッドを残すEMC対策システム。
【請求項9】
EMC対策方法において、
受付部がEMC対策を行う回路の回路情報と、EMC対策の優先事項を受付け、
解析モデル生成部がEMC対策を行う回路のパターンとEMC対策回路を格納したEMC設計データベースを参照し、回路情報にEMC対策回路を適用した解析モデルを生成し、
シミュレーション実行部が生成された解析モデルのシミュレーションを実行し、
EMC対策判定部がシミュレーション実行部の実行結果を基にノイズが予め定められた基準を満たしているかどうかを判定し、
部品削減部がEMC対策が予め定められた条件を満たすとき、EMC対策の優先事項に基づいてEMC対策部品を対策済解析モデルから削除し、
出力部がEMC対策部品が削除された対策済解析モデルの回路を出力するEMC対策方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は,EMC対策システム及びEMC対策方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、設計対象物を特定するための特定手段と、設計に際し、ノイズの影響に対して注意すべき内容を示す設計注意事項に関するEMC関連データを記憶する第1の記憶手段と、第1の記憶手段に記憶される過去の不具合事項に関するEMC関連データの中から、特定手段によって特定された設計対象物と関係するデータを検索する第1の検索手段と、第1の検索手段によって検索されたデータを表示するための表示手段とを有するEMC設計支援システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-155048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1にはノイズの影響に対して注意すべき内容を示す設計注意事項に関するEMC(Electromagnetic Compatibility)関連データを検索し、表示することが開示されている。
【0005】
検索により見つかった設計注意事項に従ってEMC対策を行うためにEMC対策用の部品を追加すればEMC対策を行うことはできるかもしれないが、対策を行おうとしている回路に必須の部品であるかどうかは保証されていない。
【0006】
このため、当該回路のEMC対策には不必要な部品を組み込むことになる。結果として余分な回路面積の消費やコストの増加を招くという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題はEMC対策システムにおいて、EMC対策を行う回路の回路情報と、EMC対策の優先事項を受付ける受付部と、EMC対策を行う回路のパターンとEMC対策回路を格納したEMC設計データベースと、回路情報にEMC対策回路を適用した解析モデルを生成する解析モデル生成部と、生成された解析モデルのシミュレーションを実行するシミュレーション実行部と、シミュレーション実行部の実行結果を基にノイズが予め定められた基準を満たしているかどうかを判定するEMC対策判定部と、EMC対策が予め定められた条件を満たすとき、EMC対策の優先事項に基づいてEMC対策部品を対策済解析モデルから削除する部品削減部と、EMC対策部品が削除された対策済解析モデルの回路を出力する出力部を備えるEMC対策システムによって解決される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によりEMC対策を行った回路の生産コストを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
回路に発生するノイズの例。
回路に発生するノイズの不完全なノイズ対策の例。
回路に発生するノイズの完全なノイズ対策の例。
EMC設計データベースを用いたノイズ対策の例。
EMC設計データベースと解析モデルデータベースを用いたノイズ対策の例。
本発明の実施例におけるシステム構成図の例。
本発明の実施例におけるEMC対策システム構成図の例。
本発明の実施例における回路情報テーブルの例。
本発明の実施例におけるEMC設計データベースの例。
本発明の実施例における解析モデルデータベースの例。
本発明の実施例における対策部品リストの例。
本発明の実施例における対策テーブルの例。
EMC対策規制値のグラフの例。
本発明の実施例における規制値データベースの例。
本発明の実施例におけるEMC対策システムの処理を示すフローチャートの例。
本発明の実施例におけるEMC対策システムの出力画面の例。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。なお、実施例を説明するための各図において、同一の構成要素にはなるべく同一の名称、符号を付して、その繰り返しの説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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