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公開番号
2025088107
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202574
出願日
2023-11-30
発明の名称
冷却システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60K
11/02 20060101AFI20250604BHJP(車両一般)
要約
【課題】ポンプに異常が発生した場合であっても構成部品を適切に冷却する。
【解決手段】冷却システム100は、冷却液が流通することで電池パック901およびPCU902を冷却する冷却液回路3と、冷却液回路3を制御するECU4とを備える。冷却液回路3は、第1経路51と、第2経路52と、第1経路51と第2経路52との接続および分離を切り替える切替弁9とを含む。第1経路51は、第1ウォータポンプ81を含み、電池パック901を冷却する。第2経路62は、第2ウォータポンプ82を含み、PCU902を冷却する。ECU4は、第1経路51と第2経路52とが接続された状況下で第1ウォータポンプ81および第2ウォータポンプ82のうちの一方に異常が発生した場合、第1経路51と第2経路52とが分離されるように切替弁9を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電池パックおよび駆動装置が搭載された車両に設置される冷却システムであって、
冷却液が流通することで前記電池パックおよび前記駆動装置を冷却する冷却液回路と、
前記冷却液回路を制御する制御装置とを備え、
前記冷却液回路は、
第1ポンプを含み、前記電池パックを冷却する第1経路と、
第2ポンプを含み、前記駆動装置を冷却する第2経路と、
前記第1経路と前記第2経路との接続および分離を切り替える切替弁とを含み、
前記制御装置は、前記第1経路と前記第2経路とが接続された状況下で前記第1ポンプおよび前記第2ポンプのうちの一方に異常が発生した場合、前記第1経路と前記第2経路とが分離されるように前記切替弁を制御する、冷却システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却システムに関し、より特定的には、冷却液を用いた冷却システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2022-156950号公報(特許文献1)に開示された電池冷却システムは、冷却液を流通させるための2つのポンプと、切替弁とを備える。電池冷却システムは、第1経路~第5経路のうちのどの経路を冷却液が流通するかを切替弁を用いて切り替えられるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-156950号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように2つのポンプを含む回路構成において、いずれか一方のポンプに異常が発生し得る。そうすると、異常により停止したポンプが抵抗となって冷却液の流量が低下し、冷却対象の構成部品の冷却に必要な流量を確保できなくなる可能性がある。そのようなポンプの異常発生を考慮していない点において、特許文献1に記載された発明には改善の余地がある。
【0005】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的の1つは、ポンプに異常が発生した場合であっても構成部品を適切に冷却することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に係る冷却システムは、電池パックおよび駆動装置が搭載された車両に設置される。冷却システムは、冷却液が流通することで電池パックおよび駆動装置を冷却する冷却液回路と、冷却液回路を制御する制御装置とを備える。冷却液回路は、第1経路と、第2経路と、第1経路と第2経路との接続および分離を切り替える切替弁とを含む。第1経路は、第1ポンプを含み、電池パックを冷却する。第2経路は、第2ポンプを含み、駆動装置を冷却する。制御装置は、第1経路と第2経路とが接続された状況下で第1ポンプおよび第2ポンプのうちの一方に異常が発生した場合、第1経路と第2経路とが分離されるように切替弁を制御する。
【0007】
上記構成においては、第1経路と第2経路とが接続された状況下で第1ポンプおよび第2ポンプのうちの一方に異常が発生した場合、第1経路と第2経路とが分離される。これにより、第1経路および第2経路のうち異常が発生したポンプを含まない経路について、正常なポンプを用いて冷却液の流通を継続できる。当該経路には異常が発生したポンプは含まれていないので、異常が発生したポンプが抵抗となって冷却液の流量が低下することが防止される。よって、上記構成によれば、ポンプに異常が発生した場合であっても構成部品を適切に冷却できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ポンプに異常が発生した場合であっても構成部品を適切に冷却できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両の全体構成を示す図である。
冷却液回路の切替を説明するための模式図である。
冷却システムにおける制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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