TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025088240
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202812
出願日
2023-11-30
発明の名称
車両のハンドル装置
出願人
株式会社アルファ
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
E05B
85/16 20140101AFI20250604BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】部品間の誤差等があってもハンドル本体とドアパネル表面との位置関係を所定位置に調整可能な車両のハンドル装置を提供すること。
【解決手段】車両のハンドル装置1は、車両に固定されるハンドルベース2と、ハンドルベース2に連結されて、初期位置から引き出し可能なハンドル本体3と、を備えており、ハンドル本体3が初期位置にあるとき、ハンドルベース2に組み付けられる調整部材4と、当該ハンドル装置1に設けられる当接部16と、の当接位置が変わることで、初期位置におけるハンドル本体3の位置が調整される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に固定されるハンドルベースと、
前記ハンドルベースに連結されて、初期位置から引き出し可能なハンドル本体と、
を備えた車両のハンドル装置であって、
前記ハンドルベースには、前記初期位置における前記ハンドル本体の位置を調整する調整部材が組み付けられ、
前記調整部材は、
前記ハンドル本体が前記初期位置にあるとき、当該ハンドル装置に設けられた当接部との当接位置が変わることで、前記初期位置における前記ハンドル本体の位置を調整する、
車両のハンドル装置。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車両のハンドル装置であって、
前記ハンドル本体は、
固定リンクとなる前記ハンドルベースと協働してリンク機構を構成し、
前記当接部は、
前記リンク機構の前記ハンドル本体を含むいずれかの可動リンクに設けられる、
車両のハンドル装置。
【請求項3】
請求項1に記載の車両のハンドル装置であって、
前記調整部材は、
前記ハンドル本体の引き出し方向との交差方向に変位可能に、前記ハンドルベースに組み付けられる、
車両のハンドル装置。
【請求項4】
請求項1に記載の車両のハンドル装置であって、
前記当接部は、
前記引き出し方向の高さがそれぞれ異なる階段状に形成される、
車両のハンドル装置。
【請求項5】
請求項1に記載の車両のハンドル装置であって、
前記調整部材は、
前記ハンドル本体が前記初期位置から引き出されたポップアップ位置から前記初期位置に戻るときに当接して衝撃を吸収する衝撃吸収部材である、
車両のハンドル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のハンドル装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ドア操作時に初期位置から引き出し可能なハンドル本体を有するハンドル装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。
【0003】
特許文献1を含むいわゆるポップアップ式の従来のハンドル装置は、例えば、ハンドルベース上に固定される電動アクチュエータにより駆動される作動レバーの一端に回転自在に連結されるハンドル本体と、ハンドル本体の作動レバーへの連結端と反対端に連結されるロック解除用レバーとを有している。そして、電動アクチュエータを作動させると、ハンドル本体はドアパネルと同一面に位置する初期位置から、ドアパネルから浮き上がった動作位置に移動し、動作位置においてハンドル本体を操作するとドアラッチ装置の解除操作を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第9103143号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述したハンドル装置においては、初期位置が部品相互間の寸法関係により一義的に決定されており、相互に寸法誤差等が存在する場合には、ハンドル本体がドアパネルと同一面に保持されない可能性がある。
【0006】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、部品間の誤差等があってもハンドル本体とドアパネル表面との位置関係を所定位置に調整可能な車両のハンドル装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両のハンドル装置は、下記[1]~[5]を特徴としている。
【0008】
[1]
車両に固定されるハンドルベースと、
前記ハンドルベースに連結されて、初期位置から引き出し可能なハンドル本体と、
を備えた車両のハンドル装置であって、
前記ハンドルベースには、前記初期位置における前記ハンドル本体の位置を調整する調整部材が組み付けられ、
前記調整部材は、
前記ハンドル本体が前記初期位置にあるとき、当該ハンドル装置に設けられた当接部との当接位置が変わることで、前記初期位置における前記ハンドル本体の位置を調整する、
車両のハンドル装置であること。
【0009】
上記[1]の構成によれば、ハンドル本体が初期位置にあるとき、ハンドルベースに組み付けられる調整部材と当該ハンドル装置に設けられた当接部との当接位置が変わることで、初期位置におけるハンドル本体の位置が調整される。ここで、一般に、ハンドル装置は、初期位置において、意匠上の要請等から、ハンドル本体の表面がドア表面(ドアパネル)に対して所定の相対位置を占めている必要がある。即ち、本発明によれば、調整部材と当接部との当接位置を変えることで、ハンドル本体の初期位置におけるドア表面に対する相対位置を調整できる。この結果、取り付け位置、又は構成部品の誤差によりハンドル本体が初期位置においてドアパネルに対する相対位置にズレが発生した場合であっても所定の位置に調整できる。
【0010】
[2]
上記[1]に記載の車両のハンドル装置であって、
前記ハンドル本体は、
固定リンクとなる前記ハンドルベースと協働してリンク機構を構成し、
前記当接部は、
前記リンク機構の前記ハンドル本体を含むいずれかの可動リンクに設けられる、
車両のハンドル装置であること。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三協立山株式会社
建具
3か月前
リョービ株式会社
ヒンジ装置
1か月前
株式会社ベスト
軸釣装置
3か月前
株式会社ニシムラ
ラッチ錠
7日前
株式会社SKB
引き戸装置
1か月前
三協立山株式会社
開口部装置
3か月前
リョービ株式会社
ドアクローザ
1か月前
マツ六株式会社
引戸用鎌錠
27日前
美和ロック株式会社
ハンドル装置
12日前
タキゲン製造株式会社
抜差し蝶番
11日前
株式会社ナスタ
荷物受取容器
1か月前
株式会社ナスタ
荷物受取容器
2か月前
ミネベアミツミ株式会社
電気錠
20日前
マツ六株式会社
引戸の引手部材
1か月前
サンユウテック株式会社
窓ロック装置
3か月前
株式会社アイシン
ドア支持装置
2か月前
株式会社WEST inx
引戸用引手
4日前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
2か月前
株式会社ユーシン
ドアラッチ装置
2か月前
株式会社アイシン
開閉体制御装置
1か月前
株式会社アイシン
開閉体制御装置
1か月前
株式会社アイシン
障害物判定装置
1か月前
株式会社ユーシン
ドアハンドル装置
28日前
株式会社ユーシン
ドアハンドル装置
28日前
株式会社ユーシン
ドアハンドル装置
28日前
株式会社アンセイ
ロック装置
1か月前
株式会社ユーシン
ドアハンドル装置
1か月前
ミネベアミツミ株式会社
車両用ドア
1か月前
株式会社アイシン
キーユニット
1か月前
株式会社アイシン
制御システム
1か月前
株式会社オカムラ
間仕切
2か月前
三和シヤッター工業株式会社
引き違い戸
1か月前
タキゲン製造株式会社
掛け金
20日前
アルプスアルパイン株式会社
開閉制御装置
3か月前
三菱自動車工業株式会社
車両の開口部の開閉装置
2か月前
株式会社シブタニ
ロック装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る