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公開番号2025088604
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203402
出願日2023-11-30
発明の名称霧化装置
出願人佛山市漢立電子科技有限公司,Foshan City Han Li Electronic Technology Co., Ltd,广東泰坦智能電器有限公司,Guangdong Titan Smart Electrical Appliance Co., Ltd.
代理人個人
主分類B05B 17/04 20060101AFI20250604BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】液体の昇温効率が高く、加熱時間が短く、エネルギ消費が低い噴霧装置を提供する。
【解決手段】霧化装置は、霧化室101が設置されるとともに、給液口102と霧出口103が設置され、霧化室はそれぞれ給液口と霧出口に連通され、給液口は外部の貯水タンクに連通するために使用される筐体アセンブリ1と、筐体アセンブリに設けられ、霧化室内の液体を加熱するための加熱アセンブリと、筐体アセンブリに設けられ、霧化室内の液体を霧化するための霧化アセンブリ3とを備える。本願の霧化装置は、霧化装置が貯水タンク内に設けられる場合、貯水タンク内の液体は給液口を介して霧化室に入り、霧化室の容積は貯水タンクの容積よりはるかに小さく、霧化アセンブリが水と接触してから水を霧化し、水が加熱装置に接触してから加熱されると、水の蒸発速度を加速させ、超音波霧化シートと合わせて同時に動作し、霧化室の霧発生量が向上する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
霧化装置であって、
霧化室(101)が設置されるとともに、給液口(102)と霧出口(103)が設置され、前記霧化室(101)はそれぞれ前記給液口(102)と霧出口(103)に連通され、前記給液口(102)は外部の貯水タンクに連通するために使用される筐体アセンブリ(1)と、
前記筐体アセンブリ(1)に設けられ、前記霧化室(101)内の液体を加熱するための加熱アセンブリ(2)と、
前記筐体アセンブリ(1)に設けられ、前記霧化室(101)内の液体を霧化するための霧化アセンブリ(3)と、を備えることを特徴とする霧化装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記給液口(102)は前記筐体アセンブリ(1)の周壁の底部に位置し、前記筐体アセンブリ(1)に接続部(1111)が形成され、前記接続部(1111)は外部の貯水タンクの底部に固定して接続するために使用される、または
前記筐体アセンブリ(1)の周壁に中空構造が形成され、前記給液口(102)は前記筐体アセンブリ(1)の周壁の底部に位置することを特徴とする請求項1に記載の霧化装置。
【請求項3】
前記霧化室(101)の底壁の前記霧化室(101)に近い一側に突起(1112)が形成され、前記突起(1112)に第1の取付溝(104)が設けられ、前記第1の取付溝(104)は前記加熱アセンブリ(2)に合わせることを特徴とする請求項1に記載の霧化装置。
【請求項4】
前記突起(1112)の数は3つであり、3つの前記突起(1112)はそれぞれ第1の突起、第2の突起及び第3の突起であり、前記加熱アセンブリ(2)は複数の発熱体を備え、複数の前記発熱体はそれぞれ前記第1の突起、前記第2の突起及び前記第3の突起に設けられ、前記第2の突起の両端はそれぞれ前記第1の突起と前記第3の突起に接続され、前記第1の突起は前記第3の突起に対向して設けられ、前記第1の突起、前記第2の突起及び前記第3の突起の組み合わせによって前記霧化室(101)を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、前記内部チャンバーは前記外部チャンバーの内側に位置し、前記外部チャンバーに連通され、前記霧化アセンブリ(3)は前記内部チャンバーに対向して設けられる、または
前記突起(1112)は切り欠きが設けられた環状突起であり、前記加熱アセンブリ(2)は複数の発熱体を備え、複数の前記発熱体は前記環状突起の周方向に沿って間隔をあけて分布され、前記環状突起は前記霧化室(101)を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、前記内部チャンバーは前記外部チャンバーの内側に位置し、前記切り欠きはそれぞれ前記内部チャンバーと外部チャンバーに連通され、前記霧化アセンブリ(3)は前記内部チャンバーに対向して設けられる、または、
前記突起(1112)の数は2つであり、前記加熱アセンブリ(2)は2つの発熱体を備え、2つの前記発熱体はそれぞれ2つの前記突起(1112)に設けられ、2つの前記突起(1112)は対称的に設けられることを特徴とする請求項3に記載の霧化装置。
【請求項5】
前記突起(1112)の外壁に熱伝導リブが形成され、前記熱伝導リブは前記突起(1112)の長辺方向に沿って設けられることを特徴とする請求項3または4に記載の霧化装置。
【請求項6】
前記筐体アセンブリ(1)の前記霧化室(101)から遠い一側に取付室(105)が設けられ、前記霧化室(101)の底壁に霧出孔(106)が設置され、前記霧出孔(106)はそれぞれ前記霧化室(101)と前記取付室(105)に連通され、前記霧化アセンブリ(3)は前記取付室(105)内に設けられ、前記霧化アセンブリ(3)は前記霧出孔(106)に対向して設けられることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の霧化装置。
【請求項7】
シールリング(4)をさらに備え、前記シールリング(4)は前記霧出孔(106)に設けられ、前記シールリング(4)の前記取付室(105)に近い一側に環状凹溝が形成され、前記霧化アセンブリ(3)は前記環状凹溝に合わせることを特徴とする請求項6に記載の霧化装置。
【請求項8】
前記霧化室(101)の底壁の前記霧化室(101)に近い一側にリミット突起(1113)が形成され、前記リミット突起(1113)に前記霧出孔(106)が設けられ、前記リミット突起(1113)に第2の取付溝(107)が設けられ、前記第2の取付溝(107)は前記シールリング(4)に合わせることを特徴とする請求項7に記載の霧化装置。
【請求項9】
前記筐体アセンブリ(1)は取付座(11)と底蓋(12)を備え、前記取付座(11)に前記霧化室(101)が設けられ、前記取付座(11)に前記給液口(102)、前記霧出口(103)及び前記霧出孔(106)が設置され、前記底蓋(12)は前記取付座(11)の前記霧化室(101)から遠い一側に設けられ、前記取付座(11)と前記底蓋(12)が囲んで前記取付室(105)を形成することを特徴とする請求項6に記載の霧化装置。
【請求項10】
前記取付座(11)は本体(111)と外殻(112)を備え、前記外殻(112)は前記本体(111)に設けられ、前記外殻(112)と前記本体(111)が囲んで前記霧化室(101)を形成し、前記外殻(112)に前記給液口(102)と前記霧出口(103)が設置され、前記本体(111)に前記霧出孔(106)が設けられる、及び/又は
前記筐体アセンブリ(1)はリミット板(13)をさらに備え、前記リミット板(13)は前記取付座(11)に設けられ、前記リミット板(13)は前記取付室(105)内に位置し、前記加熱アセンブリ(2)の前記取付室(105)に近い一側は前記リミット板(13)に当接されることを特徴とする請求項9に記載の霧化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は霧化技術分野に関し、特に霧化装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
超音波霧化は電子高周波振動を利用して、セラミック霧化シートの高周波共振によって、液状水分子間の分子結合を分散して自然に漂っている水霧を生成する。直接超音波霧化器で貯水タンク内の液体を霧化すると、冷たい霧を生成し、冷たい霧は室内の温度を下げるので、寒い環境での使用に、霧がユーザーに当たると、ユーザーに不快感を与えやすくなり、ユーザーの使用体験が低下し、なお、低温の条件下で、超音波霧化器の霧化量も温度の影響によって減少する。このため、霧化量とユーザーの使用体験を向上させるために、貯水タンク内の液体を加熱する必要があるが、貯水タンクの昇温効率が低いため、長い加熱時間がかかり、エネルギー消費が高過ぎる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに基づいて、従来の霧化装置の応用製品に存在する液体の昇温効率が低く、長い加熱時間がかかり、エネルギー消費が高過ぎるという問題について、霧化装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
霧化装置であって、霧化室が設置されるとともに、給液口と霧出口が設置され、前記霧化室はそれぞれ前記給液口と霧出口に連通され、前記給液口は外部の貯水タンクに連通するために使用される筐体アセンブリと、前記筐体アセンブリに設けられ、前記霧化室内の液体を加熱するための加熱アセンブリと、前記筐体アセンブリに設けられ、前記霧化室内の液体を霧化するための霧化アセンブリと、を備える。
【0005】
本願は、霧化装置を開示し、霧化装置が貯水タンク内に設けられる場合、貯水タンク内の液体は給液口を介して霧化室に入り、霧化アセンブリが水と接触してから水を水霧に霧化し、水が加熱装置に接触してから、水が加熱装置によって加熱されると、水の蒸発速度を加速させ、即ち水が水蒸気になり、超音波霧化シートと合わせて同時に動作し、霧化室の霧発生量が向上する。霧化室の容積は貯水タンクの容積よりはるかに小さく、小量の水体に対して集中的に加熱するのに便利であると同時に、大面積の熱水の放熱による熱損失が高く、これにより、小電力の加熱アセンブリも加熱機能を最大限に発揮することができ、霧化装置の加熱効率を向上させる。
【0006】
一つの実施例では、前記給液口は前記筐体アセンブリの周壁の底部に位置し、前記筐体アセンブリに接続部が形成され、前記接続部は外部の貯水タンクの底部に固定して接続するために使用される。筐体アセンブリは接続部によって外部貯水タンクに接続することによって、霧化装置が貯水タンクの底部に固定することができ、貯水タンク内の液体は重力と水圧力を受けて、自然にスムーズに給液口を介して霧化室に入り、給液口が筐体アセンブリの周壁の底部に位置するため、低水位の液体も霧化装置に多く入って霧化処理されることができる。
【0007】
一つの実施例では、前記筐体アセンブリの周壁に中空構造が形成され、前記給液口は前記筐体アセンブリの周壁の底部に位置する。筐体アセンブリの周壁に密閉された中空構造を形成することによって、筐体アセンブリは加熱アセンブリと霧化アセンブリを液体の上で浮遊させ、給液口を液面と交差させたままにすることができ、これにより、液体が霧化または気化して離れた後、筐体アセンブリは自動的に沈み、霧化室内に持続的に給液して水霧の安定した出力を確保することができる。上記構造を採用することで、ユーザーは霧化装置を簡単に取り出して清掃メンテナンスを行うことができるとともに、フローティング式の霧化装置はユーザーにインタラクティブな体験を与え、製品に面白みを持たせることができる。
【0008】
一つの実施例では、フィラーをさらに備え、前記フィラーは前記周壁の中空内部チャンバー内に設けられる。周壁の中空内部チャンバー内に水より密度が高いフィラーを設置することにより、フィラーの充填量を調整するで、霧化装置の浮力を調整することができる。
【0009】
一つの実施例では、前記霧化室の底壁の前記霧化室に近い一側に突起が形成され、前記突起に第1の取付溝が設けられ、前記第1の取付溝は前記加熱アセンブリに合わせる。加熱アセンブリを取り付けるための突起構造を形成することによって、加熱アセンブリを保護することができる一方で、加熱アセンブリが発生する熱を突起を介して霧化室内の液体に伝達し、突起の設置により、熱伝導面積を拡大することができ、液体がより均一に加熱され、加熱効率を向上させることができる。
【0010】
一つの実施例では、前記突起の数は3つであり、3つの前記突起はそれぞれ第1の突起、第2の突起及び第3の突起であり、前記加熱アセンブリは複数の発熱体を備え、複数の前記発熱体はそれぞれ前記第1の突起、前記第2の突起及び前記第3の突起に設けられ、前記第2の突起の両端はそれぞれ前記第1の突起と前記第3の突起に接続され、前記第1の突起は前記第3の突起に対向して設けられ、前記第1の突起、前記第2の突起及び前記第3の突起の組み合わせによって、前記霧化室を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、前記内部チャンバーは前記外部チャンバーの内側に位置し、前記外部チャンバーに連通され、前記霧化アセンブリは前記内部チャンバーに対向して設けられる。上記構造を採用することによって、第1の突起、第2の突起及び第3の突起は順次接続して霧化室を内部チャンバーと外部チャンバーに分割し、霧化アセンブリは内部チャンバーに対向する一側に位置し、これにより、霧化アセンブリで蒸気霧が発生した後、蒸気霧は環状突起の内部チャンバーを経て霧出口に流れ、流れ過程において蒸気霧が環状突起の内壁と十分に接触して熱を取得し、蒸気霧の霧出温度が向上し、加熱効率を高めると同時に、熱損失を低減する。
(【0011】以降は省略されています)

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