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公開番号
2025075672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187008
出願日
2023-10-31
発明の名称
吹付ノズル及び吹付システム
出願人
デンカ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B05B
1/02 20060101AFI20250508BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約
【課題】リバウンドの低減が可能で吹付の施工性が高い吹付ノズルを提供する。
【解決手段】第1の吹付材料が供給されるホースを取付可能なホース取付部を有し、該ホース取付部が前記ホースの内径と略同径の吹付材料導入口を有し、該吹付材料導入口からノズル先端部の吹付材料吐出口まで吹付材料流路が形成されてなる吹付ノズルであって、前記吹付材料導入口の内径(A)に対する前記吹付材料吐出口の内径(B)の比率(B/A)が0.1~0.6である吹付ノズルである。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の吹付材料が供給されるホースを取付可能なホース取付部を有し、該ホース取付部が前記ホースの内径と略同径の吹付材料導入口を有し、該吹付材料導入口からノズル先端部の吹付材料吐出口まで吹付材料流路が形成されてなる吹付ノズルであって、
前記吹付材料導入口の内径(A)に対する前記吹付材料吐出口の内径(B)の比率(B/A)が0.1~0.6である吹付ノズル。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記ノズル先端部の少なくとも一部がゴム製である請求項1に記載の吹付ノズル。
【請求項3】
前記吹付材料吐出口の内径が小さくなるように、前記吹付材料流路の前記吹付材料吐出口側に硬質管が設けられてなる請求項1又は2に記載の吹付ノズル。
【請求項4】
第2の吹付材料が供給され、第1の吹付材料と混合される混合部が吹付材料流路中に設けられてなる請求項1又は2に記載の吹付ノズル。
【請求項5】
第1の吹付材料を搬送する第1の搬送手段と、第1の吹付材料を被吹付部に吹き付ける吹付ノズルを含む吹付システムであって、前記吹付ノズルが請求項1又は2に記載の吹付ノズルである吹付システム。
【請求項6】
第1の吹付材料を搬送する第1の搬送手段と、第2の吹付材料を搬送する第2の搬送手段と、前記第1の搬送手段から搬送される第1の吹付材料と、前記第2の搬送手段から搬送される第2の吹付材料とが混合された混合吹付材を被吹付部に吹き付ける吹付ノズルを含む吹付システムであって、前記吹付ノズルが請求項4に記載の吹付ノズルである吹付システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吹付ノズル及び当該吹付ノズルを用いた吹付システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
既設のコンクリートの表面仕上げ及び断面修復には、主にモルタルが使用されている。モルタルは、通常、モルタルミキサー等でセメント、骨材及び水を攪拌混合して製造される。その施工法として、以前はコテで塗付けて仕上げを行うことが多かったが、熟練が必要な上、厚塗りが困難で、多大な労力が掛かるという問題があった。そのため、モルタルをポンプで圧送して吹付ける方法が多く採用されている。
【0003】
しかしながら、吹き付けによる施工は、吹付けたモルタルがリバウンドして施工性を低下させることがあった。そこで、特許文献1では、所定の配合モルタルとエマルジョンを含有する吹付け用セメント組成物とその吹付け工法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-47755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の吹付け用セメント組成物とその吹付け工法によれば、吹付け直後のセメントモルタルの剥落やダレを防止でき、吹付けセメントモルタルの吹き厚を厚くすることが可能となり、強度発現性や圧送性が良好となり、リバウンドや粉塵量を大幅に低減でき、作業時間が短縮し、作業性の良好なコンクリートの表面仕上げや断面修復吹付け施工ができる。
【0006】
しかし、特許文献1は吹付け用セメント組成物の配合によりリバウンド低減等を達成しており、吹付ノズル等の装置には特に着目されていない。また、天井面への吹付けのような施工が難しく、リバウンドの低減が困難な条件での評価はなされていない。
【0007】
以上から、本発明は、リバウンドの低減が可能で吹付の施工性が高い吹付ノズルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明者らは下記本発明に想到し当該課題を解決できることを見出した。すなわち本発明は下記のとおりである。
【0009】
[1] 第1の吹付材料が供給されるホースを取付可能なホース取付部を有し、該ホース取付部が前記ホースの内径と略同径の吹付材料導入口を有し、該吹付材料導入口からノズル先端部の吹付材料吐出口まで吹付材料流路が形成されてなる吹付ノズルであって、前記吹付材料導入口の内径(A)に対する前記吹付材料吐出口の内径(B)の比率(B/A)が0.1~0.6である吹付ノズル。
[2] 前記ノズル先端部の少なくとも一部がゴム製である[1]に記載の吹付ノズル。
[3] 前記吹付材料吐出口の内径が小さくなるように、前記吹付材料流路の前記吹付材料吐出口側に硬質管が設けられてなる[1]又は[2]に記載の吹付ノズル。
[4] 第2の吹付材料が供給され、第1の吹付材料と混合される混合部が吹付材料流路中に設けられてなる[1]~[3]のいずれか1つに記載の吹付ノズル。
[5] 第1の吹付材料を搬送する第1の搬送手段と、第1の吹付材料を被吹付部に吹き付ける吹付ノズルを含む吹付システムであって、前記吹付ノズルが[1]~[3]のいずれか1つに記載の吹付ノズルである吹付システム。
[6] 第1の吹付材料を搬送する第1の搬送手段と、第2の吹付材料を搬送する第2の搬送手段と、前記第1の搬送手段から搬送される第1の吹付材料と、前記第2の搬送手段から搬送される第2の吹付材料とが混合された混合吹付材を被吹付部に吹き付ける吹付ノズルを含む吹付システムであって、前記吹付ノズルが[4]に記載の吹付ノズルである吹付システム。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、リバウンドの低減が可能で吹付の施工性が高い吹付ノズルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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