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公開番号
2025088954
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203824
出願日
2023-12-01
発明の名称
内視鏡システム
出願人
国立大学法人大阪大学
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A61B
1/01 20060101AFI20250605BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】多機能な内視鏡システムを提供する。
【解決手段】内視鏡システム100は、内視鏡挿入部20と、操作部70と、付加機構300とを備える。内視鏡挿入部20を含む部分(使い捨て部分200)が使い捨てとされる。付加機構300は、外筒10とセンサとの少なくともいずれか1つを含む。外筒10は、内視鏡挿入部20が挿通している第1挿通路を有する。センサは、内視鏡挿入部20および外筒10のいずれかに設置される。センサは、内視鏡挿入部20の外部の状況に関するデータを検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
体内に挿入される内視鏡挿入部と、
付加機構とを備え、
前記内視鏡挿入部を含む部分が使い捨てとされ、
前記付加機構は、
前記内視鏡挿入部が挿通している第1挿通路を有する外筒と、
前記内視鏡挿入部および前記外筒のいずれかに設置され、前記内視鏡挿入部の外部の状況に関するデータを検出するセンサと、の少なくともいずれか1つを含む、内視鏡システム。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記付加機構は前記外筒を含み、
前記内視鏡挿入部の直径は6mm以下であり、
前記外筒は前記内視鏡挿入部に対して相対的に回転可能であり、
前記外筒は、処置具を挿通させるための第2挿通路を有し、
前記外筒の外径は10mm以下である、請求項1に記載の内視鏡システム。
【請求項3】
前記外筒が前記内視鏡挿入部に対して相対的に回転することを補助する補助機構を備える、請求項2に記載の内視鏡システム。
【請求項4】
前記補助機構は、前記内視鏡挿入部と前記第1挿通路の内周面との間に配置された潤滑剤を含む、請求項3に記載の内視鏡システム。
【請求項5】
前記外筒は、前記第1挿通路に前記潤滑剤を供給するための供給路を有する、請求項4に記載の内視鏡システム。
【請求項6】
前記補助機構は、前記外筒が前記内視鏡挿入部に対して相対的に回転するときの補助駆動力を発生させる駆動部材を含む、請求項3に記載の内視鏡システム。
【請求項7】
前記外筒が前記内視鏡挿入部に対して相対的に回転するときの、前記外筒のねじれを抑制するねじれ抑制機構を備える、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の内視鏡システム。
【請求項8】
前記付加機構は前記センサを含み、
前記センサは、前記データとして前記内視鏡挿入部の周囲の雰囲気における圧力のデータを測定する、請求項1に記載の内視鏡システム。
【請求項9】
前記付加機構は前記センサを含み、
前記センサは、前記データとして前記内視鏡挿入部の周囲の雰囲気に含まれる煙のデータを測定する、請求項1に記載の内視鏡システム。
【請求項10】
前記内視鏡挿入部に接続された操作部と、
前記操作部に接続され、システム本体部と前記操作部とを接続する接続部と、
滅菌された状態に保持された内部空間を有する滅菌容器とをさらに備え、
前記内視鏡挿入部と、前記付加機構と、前記操作部と、前記接続部とは、前記内部空間に収容されている、請求項1から請求項6、請求項8および請求項9のいずれか1項に記載の内視鏡システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、内視鏡システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、腹腔内の圧力を直接測定できる圧力センサが設置された内視鏡システムが知られている(たとえば、特開2015-150154号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-150154号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の内視鏡システムでは、腹腔内に挿入する内視鏡挿入部の先端に、圧力センサが設置された内視鏡フードを設置していた。当該内視鏡フードでは、圧力センサに配線が接続されている。当該配線は、内視鏡挿入部の外周面に沿って外部の機器に接続される。当該外部の機器では、圧力センサが検出した腹腔内の圧力が表示される。
【0005】
しかし、内視鏡システムにおいては、上記の様な腹腔内の圧力の検知に限らず、手術において内視鏡システムを操作する使用者(医師)の負担を軽減するためのさらなる多機能化が求められている。
【0006】
そこで、本開示は、多機能な内視鏡システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に従った内視鏡システムは、内視鏡挿入部と、付加機構とを備える。内視鏡挿入部は、体内に挿入される。内視鏡挿入部を含む部分が使い捨てとされる。付加機構は、外筒と、センサと、の少なくともいずれか1つを含む。外筒は、第1挿通路を有する。第1挿通路には内視鏡挿入部が挿通している。センサは、内視鏡挿入部の外部の状況に関するデータを検出する。センサは、内視鏡挿入部および外筒のいずれかに設置される。
【0008】
本開示に従った内視鏡システムは、内視鏡挿入部と、付加機構とを備える。内視鏡挿入部は体内に挿入される。付加機構は、外筒と、センサと、の少なくともいずれか1つを含む。外筒は、第1挿通路を有する。第1挿通路には内視鏡挿入部が挿通している。センサは、内視鏡挿入部の外部の状況に関するデータを検出する。センサは、内視鏡挿入部および外筒のいずれかに設置される。付加機構が外筒を含む場合、内視鏡挿入部の直径は6mm以下である。外筒は内視鏡挿入部に対して相対的に回転可能である。外筒は、処置具を挿通させるための第2挿通路を有する。外筒の外径は10mm以下である。付加機構がセンサを含む場合、内視鏡挿入部は先端側における端面に配置された対物レンズを含む。センサは外筒の先端側における端面、または内視鏡挿入部の先端側における端面であって対物レンズに隣接する位置に設置されている。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、多機能な内視鏡システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る内視鏡システムの構成を示す模式図である。
実施の形態1に係る内視鏡システムの外筒を示す模式図である。
実施の形態1に係る内視鏡システムの先端部を示す模式図である。
図1~図3に示された内視鏡システムの動作を説明するための模式図である。
図1~図3に示された内視鏡システムの動作を説明するための模式図である。
図1~図3に示された内視鏡システムの第1変形例を示す断面模式図である。
図1~図3に示された内視鏡システムの第2変形例を示す断面模式図である。
図1~図3に示された内視鏡システムの第3変形例を示す断面模式図である。
図1~図3に示された内視鏡システムの使い捨て部分を滅菌容器に入れた状態を示す模式図である。
図1~図3に示された内視鏡システムの第4変形例を示す模式図である。
実施の形態2に係る内視鏡システムの構成を示す模式図である。
図11に示された内視鏡システムの先端部を示す模式図である。
図11に示された内視鏡システムの変形例の先端部を示す模式図である。
図11に示された内視鏡システムの使い捨て部分を滅菌容器に入れた状態を示す模式図である。
図11に示された内視鏡システムの変形例を示す模式図である。
実施の形態3に係る内視鏡システムの構成を示す模式図である。
図16に示された内視鏡システムの先端部を示す模式図である。
図16に示された内視鏡システムの使い捨て部分を滅菌容器に入れた状態を示す模式図である。
図16に示された内視鏡システムの変形例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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