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公開番号
2025115892
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010598
出願日
2024-01-26
発明の名称
二酸化炭素の吸収又は脱着剤
出願人
日東紡績株式会社
,
国立大学法人大阪大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01J
20/26 20060101AFI20250731BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】二酸化炭素の吸収容量が十分に大きい二酸化炭素の吸収又は脱着剤を提供すること。
【解決手段】ポリアリルアミンと、下記一般式(1)で表され、上記ポリアリルアミンを構成する3-アミノプロピレン繰返し単位のアミノ基の少なくとも1つと結合する化合物と、の反応物からなる二酸化炭素の吸収又は脱着剤。
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[式中、nは0~5の数、Aは上記アミノ基と結合する基、Rはそれぞれ独立にハロゲン原子、水酸基、又は炭化水素基、をそれぞれ示し、Rとして2以上の炭化水素基が存在するときは、それらは一緒になって縮合芳香環を形成していてもよい。]
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリアリルアミンと、下記一般式(1)で表され、前記ポリアリルアミンを構成する3-アミノプロピレン繰返し単位のアミノ基の少なくとも1つと結合する化合物と、の反応物からなる二酸化炭素の吸収又は脱着剤。
TIFF
2025115892000005.tif
24
149
[式中、nは0~5の数、Aは前記アミノ基と結合する基、Rはそれぞれ独立にハロゲン原子、水酸基、又は炭化水素基、をそれぞれ示し、
Rとして2以上の炭化水素基が存在するときは、それらは一緒になって縮合芳香環を形成していてもよい。]
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記ポリアリルアミンと前記一般式(1)で表される化合物との結合により、-NH-CO-、-NH-CO-NH-、-NH-CH
2
-C(OH)H-、及び-NH-CH
2
-CH
2
-からなる群から選ばれる少なくとも1種の基が形成されている、請求項1に記載の吸収又は脱着剤。
【請求項3】
nは4又は5であり、Rのうち4以上はハロゲン原子である、請求項1に記載の吸収又は脱着剤。
【請求項4】
前記反応物は、前記式(1)で表される化合物が前記アミノ基に結合している繰返し単位と3-アミノプロピレン繰返し単位とからなり、
前記式(1)で表される化合物が前記アミノ基に結合している繰返し単位数は、全繰返し単位数を基準として5~65%である、請求項1~3のいずれか一項に記載の吸収又は脱着剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二酸化炭素の吸収又は脱着剤に関する。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
アミン化合物を二酸化炭素の吸収剤、脱着剤等として用いることが検討されている。例えば、特許文献1には、単分散球状アミノメチル化重合体に気体を吸着、特に酸性気体を吸着させる方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-52340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、二酸化炭素の吸収容量が十分に大きい二酸化炭素の吸収又は脱着剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の[1]~[4]に記載の二酸化炭素の吸収又は脱着剤を提供する。
【0006】
[1]ポリアリルアミンと、下記一般式(1)で表され、上記ポリアリルアミンを構成する3-アミノプロピレン繰返し単位のアミノ基の少なくとも1つと結合する化合物と、の反応物からなる二酸化炭素の吸収又は脱着剤。
【0007】
TIFF
2025115892000001.tif
24
149
[式中、nは0~5の数、Aは上記アミノ基と結合する基、Rはそれぞれ独立にハロゲン原子、水酸基、又は炭化水素基、をそれぞれ示し、Rとして2以上の炭化水素基が存在するときは、それらは一緒になって縮合芳香環を形成していてもよい。]
【0008】
なお、一般式(1)において、-(R)
n
は、n個のRがベンゼン環と結合していることを意味する。
【0009】
上記反応物は、二酸化炭素の吸収容量が十分に大きい。後述する二酸化炭素の吸収容量の評価で求められる二酸化炭素の吸収容量は、ポリアリルアミンと比較して、例えば、3~17倍程度であり得る。
【0010】
また、モノエタノールアミン等の低分子のアミン化合物を用いた二酸化炭素の吸収剤等は、低分子のアミン化合物の揮発により悪臭を呈し得るが、上記反応物はポリマーであるため、悪臭が低減され得る。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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