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公開番号
2025089089
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023204073
出願日
2023-12-01
発明の名称
電池モジュール
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01M
50/569 20210101AFI20250605BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電解液の漏出による短絡を検出することができる電池モジュールを提供すること。
【解決手段】電池モジュールは、所定方向に積層された複数の電池セルと、複数の電池セルの電圧をそれぞれ測定する電圧センサと、複数の電池セルと電圧センサとの間に配置されたフレキシブル基板と、を備え、フレキシブル基板が、一端側が複数の電池セルの電極と接続され、他端側が電圧センサと接続された複数の配線部と、複数の配線部を封止することにより、複数の配線部同士を絶縁するラミネートフィルムと、複数の配線部において、ラミネートフィルムと電圧センサとの間にそれぞれ設けられたヒューズと、複数の配線部のうちの一つの配線部から分岐し、かつ他の配線部と並走するように設けられ、かつ電極とは接続されないダミー配線と、を備え、配線部におけるダミー配線が分岐した箇所と、電極との間にヒューズが設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定方向に積層された複数の電池セルと、
前記複数の電池セルの電圧をそれぞれ測定する電圧センサと、
前記複数の電池セルと前記電圧センサとの間に配置されたフレキシブル基板と、
を備え、
前記フレキシブル基板は、
一端側が前記複数の電池セルの電極と接続され、他端側が前記電圧センサと接続された複数の配線部と、
前記複数の配線部を封止することにより、前記複数の配線部同士を絶縁するラミネートフィルムと、
前記複数の配線部において、前記ラミネートフィルムと前記電圧センサとの間にそれぞれ設けられたヒューズと、
前記複数の配線部のうちの一つの配線部から分岐し、かつ他の配線部と並走するように設けられ、かつ前記電極とは接続されないダミー配線と、
を備え、
前記配線部における前記ダミー配線が分岐した箇所と、前記電極との間に前記ヒューズが設けられている、
電池モジュール。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記ダミー配線は、
前記配線部のうち、最も電位の低い電池セルの電極と接続された配線部から分岐し、
前記配線部のうち、最も電位の高い電池セルの電極と接続された配線部と並走するように設けられている、
請求項1に記載の電池モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電圧検出端子としてフレキシブル基板を用いる点が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-140727号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1で開示された構成では、ヒューズよりも電池セル側に位置する回路において短絡(電解液の漏出によるフレキシブル基板間の短絡等)が生じた場合、ヒューズにより大電流が流れることを抑制できないおそれがある。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電解液の漏出による短絡を検出することができる電池モジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電池モジュールは、所定方向に積層された複数の電池セルと、前記複数の電池セルの電圧をそれぞれ測定する電圧センサと、前記複数の電池セルと前記電圧センサとの間に配置されたフレキシブル基板と、を備え、前記フレキシブル基板が、一端側が前記複数の電池セルの電極と接続され、他端側が前記電圧センサと接続された複数の配線部と、前記複数の配線部を封止することにより、前記複数の配線部同士を絶縁するラミネートフィルムと、前記複数の配線部において、前記ラミネートフィルムと前記電圧センサとの間にそれぞれ設けられたヒューズと、前記複数の配線部のうちの一つの配線部から分岐し、かつ他の配線部と並走するように設けられ、かつ前記電極とは接続されないダミー配線と、を備え、前記配線部における前記ダミー配線が分岐した箇所と、前記電極との間に前記ヒューズが設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電解液の漏出時にダミー配線と配線部とが短絡することにより、ヒューズが溶断して電圧測定値が0になるため、電解液の漏出による短絡を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る電池モジュールの構成の一例を示す斜視図である。
図2は、実施形態に係る電池モジュールの構成の一例を示す側面図である。
図3は、実施形態に係る電池モジュールの回路構造を示す概略図である。
図4は、実施形態に係る電池モジュールの回路構造において、電池セルの電解液の漏出によって短絡が発生した場合を示す概略図である。
図5は、実施形態に係る電池モジュールの変形例1の回路構造を示す概略図である。
図6は、実施形態に係る電池モジュールの変形例2の回路構造を示す概略図である。
図7は、従来の電池モジュールの構成の一例を示す側面図である。
図8は、従来の電池モジュールの回路構造を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係る電池モジュールについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
実施形態に係る電池モジュールについて、図1~図6を参照しながら説明する。実施形態に係る電池モジュールは、例えばハイブリッド車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、プラグインハイブリッド車(PHEV:Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、電気自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)等のバッテリとして用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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