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公開番号
2025090377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205574
出願日
2023-12-05
発明の名称
ズームレンズおよびそれを有する撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
15/20 20060101AFI20250610BHJP(光学)
要約
【課題】 高い変倍比と高い光学性能を有し、電動ズームへの対応が容易なズームレンズを提供する。
【解決手段】 物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群L1、1つ以上のレンズ群を備え全体で正の屈折力の中間群LM、負の屈折力の固定レンズ群Ls、3つ以上のレンズ群を備えた後続群LRからなり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群のそれぞれの間隔が変化するズームレンズであって、ズーミングに際して第1レンズ群L1と固定レンズ群Lsとは不動であり、フォーカシングに際して中間群LMもしくは後続群LRの少なくとも一部が移動し、第1レンズ群L1は負レンズと正レンズとを少なくとも1つずつ含み、中間群LMの広角端における横倍率、中間群LMの望遠端における横倍率、ズームレンズの広角端における全系の焦点距離、ズームレンズの望遠端における全系の焦点距離等を適切に設定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、1つ以上のレンズ群を備え全体で正の屈折力の中間群、負の屈折力の固定レンズ群、3つ以上のレンズ群を備えた後続群からなり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群のそれぞれの間隔が変化するズームレンズであって、
ズーミングに際して前記第1レンズ群と前記固定レンズ群とは不動であり、フォーカシングに際して前記中間群もしくは前記後続群の少なくとも一部が移動し、
前記第1レンズ群は負レンズと正レンズとを少なくとも1つずつ含み、
前記中間群の広角端における横倍率をβMw、前記中間群の望遠端における横倍率をβMt、前記ズームレンズの広角端における全系の焦点距離をfw、前記ズームレンズの望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
0.60≦(βMt/βMw)/(ft/fw)≦4.00
1.65≦ft/fw≦6.00
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、1つ以上のレンズ群を備え全体で正の屈折力の中間群、負の屈折力の固定レンズ群、1つ以上のレンズ群を備えた後続群からなり、全系で5つ以上のレンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、
ズーミングに際して前記第1レンズ群と前記固定レンズ群とは不動であり、フォーカシングに際して前記後続群の少なくとも一部が移動し、
前記第1レンズ群は負レンズと正レンズとを少なくとも1つずつ含み、
前記中間群の広角端における横倍率をβMw、前記中間群の望遠端における横倍率をβMt、前記ズームレンズの広角端における全系の焦点距離をfw、前記ズームレンズの望遠端における全系の焦点距離をft、前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の面頂点から前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面の面頂点までの光軸上での距離をD1、広角端における前記ズームレンズの最も物体側のレンズ面の面頂点から前記ズームレンズの最も像側のレンズ面の面頂点までの光軸上での距離をTLwとするとき、
0.60≦(βMt/βMw)/(ft/fw)≦4.00
2.00≦ft/fw≦6.00
0.04≦D1/TLw≦0.25
なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
【請求項3】
前記第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の面頂点から前記第1レンズ群の最も像側のレンズ面の面頂点までの光軸上での距離をD1、広角端における前記ズームレンズの最も物体側のレンズ面の面頂点から前記ズームレンズの最も像側のレンズ面の面頂点までの光軸上での距離をTLwとするとき、
0.04≦D1/TLw≦0.25
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項4】
前記後続群のうち最も物体側の第1後続レンズ群の広角端における横倍率をβr1w、前記第1後続レンズ群の望遠端における横倍率をβr1tとするとき、
0.30≦|βr1t/βr1w|/(ft/fw)≦40.0
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項5】
前記ズームレンズにおいて、
0.99≦(βMt/βMw)≦20.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項6】
前記第1レンズ群の焦点距離をf1とするとき、
0.83≦(-f1)/fw≦5.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記中間群の望遠端における合成焦点距離をfMtとするとき、
0.48≦(-f1)/fMt≦1.27
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項8】
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記固定レンズ群の焦点距離をfsとするとき、
0.10≦(-f1)/(-fs)≦2.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項9】
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、フォーカシングに際して移動する合焦群の焦点距離をfFとするとき、
-3.00≦(-f1)/fF≦1.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
【請求項10】
前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記後続群のうち最も像側に配置されたレンズ群の焦点距離をfLとするとき、
0.005≦(-f1)/|fL|≦2.00
なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ズームレンズに関し、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ、監視用カメラ等に好適なものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
特に、変倍を行う際の移動群のレンズを小型・軽量化しつつ、高い光学性能を兼ね備えた、動画撮影等の用途に親和性の高いズームレンズに関するものである。
【背景技術】
【0003】
近年、動画撮影等に好適であるため、電動ズーム機能に対応したズームレンズが望まれている。
【0004】
特許文献1は、ズーミングに際して各レンズ群を移動させることで、高い変倍比と高い光学性能との両立を図ったネガティブリードタイプのズームレンズを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-196449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ズームレンズにおける移動群は小型・軽量であり、移動群の移動量が少ないことが好ましい。特許文献1のズームレンズは、ズーミングに際して第1レンズ群のような高重量なレンズ群を移動させている。高重量なレンズ群を移動させるため、電動ズームへの対応が困難になる。
【0007】
本発明は、高い変倍比と高い光学性能を有し、電動ズームへの対応が容易なズームレンズを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面におけるズームレンズL0は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、1つ以上のレンズ群を備え全体で正の屈折力の中間群、負の屈折力の固定レンズ群、3つ以上のレンズ群を備えた後続群からなり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群のそれぞれの間隔が変化するズームレンズであって、ズーミングに際して第1レンズ群と固定レンズ群とは不動であり、フォーカシングに際して中間群もしくは後続群の少なくとも一部が移動し、第1レンズ群は負レンズと正レンズとを少なくとも1つずつ含み、中間群の広角端における横倍率をβMw、中間群の望遠端における横倍率をβMt、ズームレンズの広角端における全系の焦点距離をfw、ズームレンズの望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
0.60≦(βMt/βMw)/(ft/fw)≦4.00
1.65≦ft/fw≦6.00
なる条件式を満足することを特徴とする。
【0009】
本発明の一側面におけるズームレンズL0は、物体側から像側へ順に配置された、負の屈折力の第1レンズ群、1つ以上のレンズ群を備え全体で正の屈折力の中間群、負の屈折力の固定レンズ群、1つ以上のレンズ群を備えた後続群からなり、全系で5つ以上のレンズ群を有し、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するズームレンズであって、ズーミングに際して第1レンズ群と固定レンズ群とは不動であり、フォーカシングに際して後続群の少なくとも一部が移動し、第1レンズ群は負レンズと正レンズとを少なくとも1つずつ含み、中間群の広角端における横倍率をβMw、中間群の望遠端における横倍率をβMt、ズームレンズの広角端における全系の焦点距離をfw、ズームレンズの望遠端における全系の焦点距離をft、第1レンズ群の最も物体側のレンズ面の面頂点から第1レンズ群の最も像側のレンズ面の面頂点までの光軸上での距離をD1、広角端におけるズームレンズの最も物体側のレンズ面の面頂点からズームレンズの最も像側のレンズ面の面頂点までの光軸上での距離をTLwとするとき、
0.60≦(βMt/βMw)/(ft/fw)≦4.00
2.00≦ft/fw≦6.00
0.04≦D1/TLw≦0.25
なる条件式を満足することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、高い変倍比と高い光学性能を有し、電動ズームへの対応が容易なズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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