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公開番号2025091109
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206157
出願日2023-12-06
発明の名称空調制御システム及び空調制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 11/70 20180101AFI20250611BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】より短い時間で測定温度及び測定湿度をそれぞれ目標温度及び目標湿度に近づける。
【解決手段】空調制御システム10は、目標値取得部23と、測定値取得部22と、制御部21とを備える。目標値取得部23は、目標温度T2、及び目標湿度H2を取得する。測定値取得部22は、温度センサ52Aが測定した測定温度T1、及び湿度センサ52Bが測定した測定湿度H1を取得する。制御部21は、温度低下を伴う第1除湿機能を有する空気調和機1、及び温度上昇を伴う第2除湿機能を有する除湿機2を制御する。制御部21は、測定温度T1が目標温度T2に一致し、かつ測定湿度H1が目標湿度H2に一致するように、空気調和機1及び除湿機2を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
目標温度、及び目標湿度を取得する目標値取得部と、
温度センサが測定した測定温度、及び湿度センサが測定した測定湿度を取得する測定値取得部と、
温度低下を伴う第1除湿機能を有する空気調和機、及び温度上昇を伴う第2除湿機能を有する除湿機を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記測定温度が前記目標温度に一致し、かつ前記測定湿度が前記目標湿度に一致するように、前記空気調和機及び前記除湿機を制御する、空調制御システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記空気調和機及び前記除湿機に対する制御モードとして、温度優先モードと、
前記温度優先モードよりも温度低下が小さく、かつ湿度低下が大きい湿度優先モードと
を有し、
前記制御部は、前記目標温度、前記目標湿度、前記測定温度、及び前記測定湿度に基づいて、前記温度優先モードと前記湿度優先モードとのいずれか一方を前記制御モードに設定する、請求項1に記載の空調制御システム。
【請求項3】
前記制御部は、温度及び湿度を用いて算出される不快指数に基づいて、前記温度優先モードと前記湿度優先モードとのいずれか一方を前記制御モードに設定する、請求項2に記載の空調制御システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記目標温度及び前記測定湿度を用いて算出される温度仮定不快指数が、前記測定温度及び前記目標湿度を用いて算出される湿度仮定不快指数よりも小さい場合、前記温度優先モードを前記制御モードに設定し、
前記湿度仮定不快指数が、前記温度仮定不快指数以下である場合、前記湿度優先モードを前記制御モードに設定する、請求項3に記載の空調制御システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記温度仮定不快指数と前記湿度仮定不快指数との比較結果に基づいて、前記温度優先モードと前記湿度優先モードとのいずれか一方を前記制御モードに設定する設定処理を周期的に実行する、請求項4に記載の空調制御システム。
【請求項6】
前記空気調和機は、
前記第1除湿機能の動作モードとして、冷房モードと、
前記冷房モードよりも温度低下が小さく、かつ湿度低下が大きい除湿モードと
を有し、
前記除湿機は、
前記第2除湿機能の動作モードとして、強運転モードと、
前記強運転モードよりも温度上昇、及び湿度低下が小さい弱運転モードと
を有し、
前記制御部は、
前記制御モードが前記温度優先モードである場合、前記空気調和機を前記冷房モードで動作させ、かつ前記除湿機を前記弱運転モードで動作させ、
前記制御モードが前記湿度優先モードである場合、前記空気調和機を前記除湿モードで動作させ、かつ前記除湿機を前記強運転モードで動作させる、請求項に2~請求項5のいずれか1項に記載の空調制御システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記測定温度が前記目標温度よりも低い場合、前記空気調和機を前記除湿モードで動作させ、かつ前記除湿機を前記強運転モードで動作させる、請求項6に記載の空調制御システム。
【請求項8】
目標温度、及び目標湿度を取得する目標値取得ステップと、
温度センサが測定した測定温度、及び湿度センサが測定した測定湿度を取得する測定値取得ステップと、
温度低下を伴う第1除湿機能を有する空気調和機、及び温度上昇を伴う第2除湿機能を有する除湿機を制御する制御ステップと
を有し、
前記制御ステップでは、前記測定温度が前記目標温度に一致し、かつ前記測定湿度が前記目標湿度に一致するように、前記空気調和機及び前記除湿機を制御する、空調制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調制御システム及び空調制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の空気調和システムは、1つの部屋に配置され、互いに通信可能な空気調和機と、他の空気調和機とを含み、他の空気調和機の運転状態と、温度センサ及び湿度センサの少なくとも一方の検出結果とに基づいて、空気調和機と他の空気調和機とを制御している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-190739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の空気調和システムでは、空気調和機及び他の空気調和機が同じ機能を有し、部屋の空気が目標温度及び目標湿度に到達するまで時間を要することがある。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、より短い時間で測定温度及び測定湿度をそれぞれ目標温度及び目標湿度に近づけることが可能な空調制御システム及び空調制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る空調制御システムは、目標値取得部と、測定値取得部と、制御部とを備える。前記目標値取得部は、目標温度、及び目標湿度を取得する。前記測定値取得部は、温度センサが測定した測定温度、及び湿度センサが測定した測定湿度を取得する。前記制御部は、温度低下を伴う第1除湿機能を有する空気調和機、及び温度上昇を伴う第2除湿機能を有する除湿機を制御する。前記制御部は、前記測定温度が前記目標温度に一致し、かつ前記測定湿度が前記目標湿度に一致するように、前記空気調和機及び前記除湿機を制御する。
【0007】
本発明に係る空調制御方法は、目標値取得ステップと、測定値取得ステップと、制御ステップとを有する。前記目標値取得ステップにおいて、目標温度、及び目標湿度が取得される。前記測定値取得ステップにおいて、温度センサが測定した測定温度、及び湿度センサが測定した測定湿度が取得される。制御ステップにおいて、温度低下を伴う第1除湿機能を有する空気調和機、及び温度上昇を伴う第2除湿機能を有する除湿機が制御される。前記制御ステップでは、前記測定温度が前記目標温度に一致し、かつ前記測定湿度が前記目標湿度に一致するように、前記空気調和機及び前記除湿機が制御される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、より短い時間で測定温度及び測定湿度をそれぞれ目標温度及び目標湿度に近づけることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る空調システムを模式的に示す図である。
本実施形態に係る空調システムの機能ブロック図である。
本実施形態に係る空調制御方法の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る空調制御方法の他の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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