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公開番号2025093068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208569
出願日2023-12-11
発明の名称工作機械およびタンク
出願人DMG森精機株式会社
代理人個人,個人
主分類B23Q 11/10 20060101AFI20250616BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】様々な場所で発生した泡状のクーラントに対処するための技術を提供する。
【解決手段】ワークを加工することが可能な工作機械は、ワークの加工に使用されたクーラントを貯留するための第1タンクと、第1タンクに貯留しているクーラントを汲み上げるためのポンプと、ポンプによって汲み上げられたクーラントを貯留するための第2タンクと、第1タンクの内部に発生している泡とクーラントとを第2タンクに送るようにポンプを制御するための制御装置とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ワークを加工することが可能な工作機械であって、
前記ワークの加工に使用されたクーラントを貯留するための第1タンクと、
前記第1タンクに貯留しているクーラントを汲み上げるためのポンプと、
前記ポンプによって汲み上げられたクーラントを貯留するための第2タンクと、
前記第1タンクの内部に発生している泡とクーラントとを前記第2タンクに送るように前記ポンプを制御する制御装置とを備える、工作機械。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記工作機械は、さらに、前記第1タンクの内部に設けられており、クーラントに含まれている異物を除去するためのフィルタ機構を備える、請求項1に記載の工作機械。
【請求項3】
前記フィルタ機構は、外側から内側に流れ込むクーラントから前記異物を除去するように構成されているドラムフィルタである、請求項2に記載の工作機械。
【請求項4】
前記制御する処理は、前記第1タンクの内部に貯留している液状のクーラントの液面が前記ポンプの吸い込み口を通過するように前記ポンプを制御することを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の工作機械。
【請求項5】
前記工作機械は、前記第2タンクに貯留している泡状のクーラントの上面の高さを検出するためのセンサを備え、
前記制御装置は、前記泡状のクーラントの上面の高さが所定閾値に達したことに基づいて、予め定められた異常対処処理を実行する、請求項1~3のいずれか1項に記載の工作機械。
【請求項6】
前記工作機械は、さらに、前記第2タンクの内部に貯留している液状のクーラントに対して浮くように構成されているフロート式のポンプを備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の工作機械。
【請求項7】
工作機械によるワークの加工に使用されたクーラントを貯留することが可能なタンクであって、
前記工作機械は、
前記タンクに貯留しているクーラントを汲み上げるためのポンプと、
前記ポンプによって汲み上げられたクーラントを貯留するための他のタンクとを備え、
前記タンクは、前記ポンプが制御されることで、当該タンクの内部に発生している泡とクーラントとを前記他のタンクに送るように構成されている、タンク。
【請求項8】
工作機械で用いられるタンクであって、
前記工作機械は、
ワークの加工に使用されたクーラントを貯留するための他のタンクと、
前記他のタンクに貯留しているクーラントを前記タンクに送るためのポンプとを備え、
前記タンクは、前記ポンプが制御されることで、前記他のタンクの内部に発生している泡とクーラントとが送られるように構成されている、タンク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、工作機械およびタンクに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1(特開2005-177900号公報)は、チップコンベアを備えた工作機械を開示している。チップコンベアは、加工中に発生したワークの切り屑を工作機械外に排出するための搬送機構である。当該切り屑は、クーラントによって加工エリアからチップコンベアに流される。
【0003】
特許文献1に開示されるチップコンベアの内部には、濾過ドラムが設けられている。当該濾過ドラムは、当該濾過ドラムの外側から内側に流れ込むクーラントからワークの切り屑を除去するように構成されている。
【0004】
また、当該濾過ドラムの内部には、クーラントの噴射機構が複数設けられている。各噴射機構は、当該濾過ドラムの内部から外周面のフィルタに向けて洗浄用クーラントを噴射し、当該フィルタに詰まっている切り屑を飛ばす。これにより、濾過ドラムが逆洗浄され、濾過ドラムが切り屑で詰まることが防止される。特許文献1に開示されている濾過ドラムは、各噴射機構から噴射されるクーラントを互いに干渉させることなく噴出することで、逆洗浄時に発生する泡立ちを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-177900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
クーラントが泡立つと、工作機械の外部に漏れてしまうことがある。このようなクーラントの泡立ちは、濾過ドラムの逆洗浄時だけでなく、様々な場所で発生し得る。クーラントの泡立ちが様々な場所で発生している場合、泡立ち自体を抑制することが難しい。そのため、様々な場所で発生した泡状のクーラントに対処するための技術が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一例では、ワークを加工することが可能な工作機械が提供される。上記工作機械は、上記ワークの加工に使用されたクーラントを貯留するための第1タンクと、上記第1タンクに貯留しているクーラントを汲み上げるためのポンプと、上記ポンプによって汲み上げられたクーラントを貯留するための第2タンクと、上記第1タンクの内部に発生している泡とクーラントとを上記第2タンクに送るように上記ポンプを制御するための制御装置とを備える。処理を実行する。
【0008】
本開示の一例では、上記工作機械は、さらに、上記第1タンクの内部に設けられている。クーラントに含まれている異物を除去するためのフィルタ機構を備える。
【0009】
本開示の一例では、上記フィルタ機構は、外側から内側に流れ込むクーラントから上記異物を除去するように構成されているドラムフィルタである。
【0010】
本開示の一例では、上記制御する処理は、上記第1タンクの内部に貯留している液状のクーラントの液面が上記ポンプの吸い込み口を通過するように上記ポンプを制御することを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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