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公開番号
2025094673
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210377
出願日
2023-12-13
発明の名称
シート処理装置及び画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
B65H
37/00 20060101AFI20250618BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】シートに対し穿孔処理を施す位置に関し、シートの斜行による位置ずれとシートの搬送方向に位置ずれを補正するシート処理装置を提供する。
【解決手段】搬送されてきたシートの所定位置に孔を形成する穿孔機構と、シートの斜行量及びシートの搬送中心の搬送路の中心位置からのずれ量を検知するシートずれ量検知部と、所定位置が穿孔機構に至る搬送タイミングの検知をする搬送タイミング検知部と、シート搬送方向の直交方向における穿孔機構の位置を可変させる穿孔位置移動機構と、穿孔機構及び穿孔位置移動機構の動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、斜行量及びずれ量に基づいて算出される第一補正値に応じて穿孔機構の位置を補正し、搬送タイミングに基づいて算出される第二補正値に応じて穿孔機構による穿孔処理を実行するタイミングを補正する、シート処理装置による。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送されてきたシートの所定位置に孔を形成する穿孔機構と、
前記シートの斜行量及び前記シートの搬送中心の搬送路の中心位置からのずれ量を検知するシートずれ量検知部と、
前記所定位置が前記穿孔機構に至る搬送タイミングの検知をする搬送タイミング検知部と、
シート搬送方向の直交方向における前記穿孔機構の位置を可変させる穿孔位置移動機構と、
前記穿孔機構及び前記穿孔位置移動機構の動作を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記斜行量及び前記ずれ量に基づいて算出される第一補正値に応じて前記穿孔機構の位置を補正し、
前記搬送タイミングに基づいて算出される第二補正値に応じて前記穿孔機構による穿孔処理を実行するタイミングを補正する、
ことを特徴とするシート処理装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記所定位置の初期設定位置に対し、
前記斜行量と前記ずれ量とを加算した位置に前記孔を形成するように前記穿孔機構を動作させる、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記シート搬送方向に対する前記シートの傾斜と、当該シートの前記直交方向における中心位置としてのシート中心位置と前記搬送路における中心位置としての搬送路中心位置とのずれと、を補正する値として前記第一補正値を算出し、
前記搬送タイミング検知部が前記シートの搬送方向後端を検知した位置と前記斜行量に基づいて算出される当該シートの後端辺の中心位置との距離に基づいて、前記穿孔機構を動作させるタイミングを補正する値として前記第二補正値を算出する、
請求項1又は2の記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記シート中心位置が前記搬送タイミング検知部よりも前記シート搬送方向の下流に位置しているときは、前記第二補正値を減じた距離に相当する位置が前記所定位置となるように前記制御をし、
前記シート中心位置が前記搬送タイミング検知部よりも前記シート搬送方向の上流に位置しているときは、前記第二補正値を加算した距離に相当する位置が前記所定位置となるように前記制御をする、
請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項5】
シートの画像を形成する画像形成装置と、
当該画像形成装置において画像が形成されたシートに対し孔を形成する請求項1に記載のシート処理装置と、
を備えることを特徴とする画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート処理装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
シートに所定の処理を施すシート処理装置が知られている。所定の処理の一例として、シートに孔を形成する穿孔処理が知られている。穿孔処理は、複数のシートを綴じるときに用いられる孔を形成する処理である。したがって穿孔処理により形成される孔の位置(穿孔位置)は、シートによらず同位置になることが望ましい。
【0003】
また、シート処理装置を含み、シートに画像を形成する画像形成装置と連携可能に構成された画像形成システムも知られている。
【0004】
シート処理装置の大型化、複雑化を招くことなく、穿孔位置の精度を向上させる目的で、シートの斜行量を検知するシートずれ量検知部と、搬送タイミング検知部と、シート搬送方向の直交方向に移動可能なパンチユニット移動機構と、を有する構成が開示されている(特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されているように、シートが斜行している場合にパンチユニット(穿孔ユニット)を移動させた後に穿孔処理を実行する構成では、穿孔位置をシートの斜行量のみによる演算で決定する。その結果、搬送方向との直交方向においてのみ穿孔位置の補正をすることになる。したがって、シートが斜行していて、かつ、レジスト位置にずれが生じている場合は、シート後端検知位置を中心にして、回転するかの如く、穿孔位置がずれることになる。
【0006】
すなわち、従来技術によると、穿孔処理で形成される二つの孔のうちの一方の孔の位置ずれは小さくできるが、もう一方の孔の位置ずれは大きくなる、という課題を有する。この場合、シート毎の孔の位置ずれが大きくなりすぎて、シート綴じの品質が低下する、という課題がある。
【0007】
本発明は、シートに対し穿孔処理を施す位置に関し、シートの斜行による位置ずれとシートの搬送方向に位置ずれを補正するシート処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、シート処理装置に関し、搬送されてきたシートの所定位置に孔を形成する穿孔機構と、前記シートの斜行量及び前記シートの搬送中心の搬送路の中心位置からのずれ量を検知するシートずれ量検知部と、前記所定位置が前記穿孔機構に至る搬送タイミングの検知をする搬送タイミング検知部と、シート搬送方向の直交方向における前記穿孔機構の位置を可変させる穿孔位置移動機構と、前記穿孔機構及び前記穿孔位置移動機構の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記斜行量及び前記ずれ量に基づいて算出される第一補正値に応じて前記穿孔機構の位置を補正し、前記搬送タイミングに基づいて算出される第二補正値に応じて前記穿孔機構による穿孔処理を実行するタイミングを補正する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、シートに対し穿孔処理を施す位置に関し、シートの斜行による位置ずれとシートの搬送方向に位置ずれを補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る画像形成システムの実施形態を示す全体構成図。
本発明に係るシート処理装置の実施形態を概略構成図。
上記シート処理装置に係る制御ブロックの構成図。
上記実施形態に係る穿孔機構の構成図。
上記シート処理装置に係るシートの搬送状態と穿孔補正の原理を説明する図。
上記シート処理装置に係るシートの搬送状態と穿孔補正の原理を説明する図。
上記シート処理装置に係るシートの搬送状態と穿孔補正の原理を説明する図。
上記シート処理装置に係るシートの斜行補正などの従来課題を説明する図。
上記シート処理装置に係るシートの斜行補正などの特徴を説明する図。
上記シート処理装置に係るシートの斜行補正などの特徴を説明する図。
本実施形態に係る穿孔処理の流れを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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