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公開番号
2025094806
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023210571
出願日
2023-12-13
発明の名称
換気部材
出願人
株式会社ハウゼコ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
1/70 20060101AFI20250618BHJP(建築物)
要約
【課題】 防水機能の信頼性が更に高い換気部材を提供する。
【解決手段】 換気部材2は、内部に通気用空間41を有する下地躯体40に取り付けられ、内部に通気用空間41と連通し得る通気路5を有し、通気路5と外部とを連通させる開口17を備える本体部10と、本体部10の内側に設けられ、開口17から浸入する雨水を衝突させる障壁部20とを備える。障壁部20は、外方斜め上方に向かって延びる傾斜部21と、傾斜部21の上端に接続され、外方に向かって屈曲する屈曲部22とを備える。このように構成すると、開口17から浸入し傾斜部21に衝突した雨水の一部が屈曲部22によって効率的に遮蔽されるため、防水機能の信頼性が向上する。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に通気用空間を有する下地躯体に取り付けられる換気部材であって、
内部に前記通気用空間と連通し得る通気路を有し、前記通気路と外部とを連通させる開口を備える本体部と、
前記本体部の内側に設けられ、前記開口から浸入する雨水を衝突させる障壁部とを備え、
前記障壁部は、外方斜め上方に向かって延びる傾斜部と、
前記傾斜部の上端に接続され、外方に向かって屈曲する屈曲部とを備える、換気部材。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記屈曲部は、外方斜め下方に向かって延びる、請求項1記載の換気部材。
【請求項3】
前記本体部は、垂直方向に延びると共に、長手方向に所定間隔で複数の前記開口がその下方に形成された側板部と、
前記側板部の上方端部から内方に向かって延びる天板部と、
前記側板部の下方端部から内方に向かって延びる底板部とを備え、
前記屈曲部は、前記側板部の方向に向かって延び、その先端から前記側板部までの水平方向距離を残す、請求項1又は請求項2記載の換気部材。
【請求項4】
前記傾斜部と前記屈曲部とのなす角度は、90度から100度に設定される、請求項3記載の換気部材。
【請求項5】
前記屈曲部は、前記傾斜部上端及び前記開口の上端を含む仮想平面上又はそれよりも上方に延びる、請求項3記載の換気部材。
【請求項6】
前記屈曲部は、その先端から前記側板部までの前記水平方向距離が、前記傾斜部の上端から前記天板部までの鉛直方向距離と同一又はそれ以上になるように延びる、請求項3記載の換気部材。
【請求項7】
前記本体部は、前記天板部の内方側端部から内方に向かって延び、前記下地躯体の上面に固定される固定部と、
前記底板部の内方側端部から垂下し、前記下地躯体の側面に固定される取付部とを更に備える、請求項3記載の換気部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は換気部材に関し、特に、家屋における小屋裏空間等の自然換気を図るために、笠木下部分に取り付けられる換気部材に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
笠木下部分に取付けられる換気部材として、特許文献1に示すものが存在している。
【0003】
図9は従来の換気部材の笠木下部分への取付状態を示す概略断面図である。
【0004】
図9を参照して、換気部材110は、下方に延びる第1垂直部111と、第1垂直部111の上端側に接続され、外方に向かって延びる第1水平部112と、第1水平部112の外方側端部に接続され、垂直下方に延びると共に長手方向に所定間隔で複数の開口113がその下方の長手方向に連続して形成された第2垂直部114と、第2垂直部114の下方側端部に接続され、内方に向かって延びる第2水平部115と、第2水平部115の内方側端部に接続され、外方斜め上方に向かって延びる傾斜部116とから構成されている。
【0005】
このような換気部材110においては、建物内の湿気を含んだ空気は、図9の二重矢印で示すように、図示しない建物の通気路から通気隙間117を通過し、換気構造体110へ侵入した後、開口113から外部に排出される。一方、外部の空気が建物内に侵入する状況の場合には、図9の二重矢印と反対の流れとなり、これによって通気性能が発揮される。
【0006】
又、雨水は外部の空気が建物内に侵入する場合と同じく開口113から換気部材110内に浸入する場合がある。しかしながら、換気部材110内には傾斜部116が形成されているため、雨水が通気隙間117内に浸入し難くなる。このように、換気部材110は傾斜部116によって通気性能及び防水性能を発揮する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-089267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記のような従来の換気部材では、風雨の勢いが強い場合、開口から浸入した雨水が傾斜部を乗り越えて内部に浸入する虞があり、防水機能の信頼性が十分であるとは言えない。
【0009】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、防水機能の信頼性が更に高い換気部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、内部に通気用空間を有する下地躯体に取り付けられる換気部材であって、内部に通気用空間と連通し得る通気路を有し、通気路と外部とを連通させる開口を備える本体部と、本体部の内側に設けられ、開口から浸入する雨水を衝突させる障壁部とを備え、障壁部は、外方斜め上方に向かって延びる傾斜部と、傾斜部の上端に接続され、外方に向かって屈曲する屈曲部とを備えるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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