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公開番号2025094981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023210717
出願日2023-12-14
発明の名称微粉状食品
出願人池田食研株式会社
代理人
主分類A23L 5/00 20160101AFI20250619BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】 粉砕が困難な乾燥食品の粉砕効率を改善し、細かい粒子の微粉状食品及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を配合することで、粉砕効率が改善され、細かい粒子の微粉状食品が得られることを見出し、本発明を完成した。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を配合し微粉砕してなる、微粉状食品。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、二酸化ケイ素を配合し、多糖類を配合せず微粉砕してなる、微粉状食品。
【請求項3】
乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を0.1重量%以上含む、請求項1又は2記載の微粉状食品。
【請求項4】
平均粒子径が100μm以下である、請求項1又は2記載の微粉状食品。
【請求項5】
糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を配合し微粉砕することを特徴とする、微粉状食品の製造方法。
【請求項6】
糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、二酸化ケイ素を配合し、多糖類を配合せず微粉砕することを特徴とする、微粉状食品の製造方法。
【請求項7】
乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を0.1重量%以上配合することを特徴とする、請求項5又は6記載の微粉状食品の製造方法。
【請求項8】
平均粒子径が100μm以下の微粉状食品を製造することを特徴とする、請求項5又は6記載の微粉状食品の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、微粉状食品及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
糖類やアミノ酸を多く含む乾燥食品の粉末化においては、粉砕が困難という問題があり、粉末化について、種々の検討がなされてきた。
【0003】
例えば、(A)可食性植物の乾燥粉砕物、(B)可食性シリカ、及び(C)多糖類を含有し、(B)可食性シリカの含有量が少なくとも1重量%であることを特徴とする粉末または顆粒状の乾燥組成物が知られていた(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6976675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、粉砕が困難な乾燥食品の粉砕効率を改善し、細かい粒子の微粉状食品及びその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
発明者らは、糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を配合することで、粉砕効率が改善され、細かい粒子の微粉状食品が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の[1]~[8]の態様に関する。
[1]糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を配合し微粉砕してなる、微粉状食品。
[2]糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、二酸化ケイ素を配合し、多糖類を配合せず微粉砕してなる、微粉状食品。
[3]乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を0.1重量%以上含む、[1]又は[2]記載の微粉状食品。
[4]平均粒子径が100μm以下である、[1]~[3]の何れかに記載の微粉状食品。
[5]糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を配合し微粉砕することを特徴とする、微粉状食品の製造方法。
[6]糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、二酸化ケイ素を配合し、多糖類を配合せず微粉砕することを特徴とする、微粉状食品の製造方法。
[7]乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を0.1重量%以上配合することを特徴とする、[5]又は[6]記載の微粉状食品の製造方法。
[8]平均粒子径が100μm以下の微粉状食品を製造することを特徴とする、[5]~[7]の何れかに記載の微粉状食品の製造方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によって、粉砕が困難な乾燥食品の粉砕効率を改善し、細かい粒子の微粉状食品を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明は、糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品に、乳化剤、炭酸カルシウム及び二酸化ケイ素から選択される一種以上を配合し微粉砕してなる、微粉状食品に関する。
【0010】
本発明に記載の乾燥食品は、糖類、アミノ酸類及び有機酸から選択される一種以上を含む乾燥食品であれば特に限定されず、粉末が好ましく、野菜、果実、海藻、畜肉類、魚介類等の動植物乾燥物又は該エキス乾燥物、しょう油、ソース、食酢等の調味料乾燥物、粉乳、ホエイパウダー、チーズパウダー等の乳製品の乾燥物、メープルシロップパウダー、キャラメルパウダー、ココアパウダー、蜂蜜パウダー等の甘味系乾燥物が例示できる。
(【0011】以降は省略されています)

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