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公開番号
2025095306
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211226
出願日
2023-12-14
発明の名称
センサ洗浄装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
B60S
1/62 20060101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約
【課題】走行風の影響を考慮しつつ、エアー噴射を利用して車載センサの外表面を良好に洗浄する。
【解決手段】センサ洗浄装置は、車載センサの外表面を洗浄するものであり、車載センサとともに、複数の方向から外表面に向く複数のエアーノズル、ポンプ、エアーの流量を調整する複数のアクチュエータ、及び電子制御ユニットを備えている。エアー洗浄制御において、電子制御ユニットは、外表面の汚れが車載センサによって検知された場合、複数のエアーノズルのすべてからエアーを噴射する第1のエアー噴射が実行されるようにポンプ及び複数のアクチュエータを制御し、一方、第1のエアー噴射の後に外表面の残存汚れが車載センサによって検知された場合、車載センサによって取得される残存汚れの分布情報に基づいて、第2のエアー噴射のためのエアーの流量を決定し、第2のエアー噴射が実行されるようにポンプ及び複数のアクチュエータを制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車室外に設置されて車両周辺状況を認識する車載センサの外表面を洗浄するセンサ洗浄装置であって、
前記車載センサと、
複数の方向から前記外表面に向くように配置された複数のエアーノズルと、
前記複数のエアーノズルにエアーを供給するポンプと、
前記複数のエアーノズルに供給されるエアーの流量を調整する複数のアクチュエータと、
前記外表面を洗浄するエアー洗浄制御を実行する電子制御ユニットと、
を備え、
前記エアー洗浄制御において、前記電子制御ユニットは、
前記外表面の汚れが前記車載センサによって検知された場合、前記複数のエアーノズルのすべてからエアーを噴射する第1のエアー噴射が実行されるように前記ポンプ及び前記複数のアクチュエータを制御し、
前記第1のエアー噴射の後に前記外表面の残存汚れが前記車載センサによって検知された場合、前記車載センサによって取得される前記残存汚れの分布情報に基づいて、第2のエアー噴射のために前記複数のエアーノズルのそれぞれに供給されるエアーの流量を決定し、前記第2のエアー噴射が実行されるように前記ポンプ及び前記複数のアクチュエータを制御する
センサ洗浄装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車室外に設置されて車両周辺状況を認識する車載センサの表面を洗浄するセンサ洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、センサクリーニング装置を開示している。この装置は、センサのレンズの上へ液体を噴射するための1組の液体ノズルと、当該レンズへ空気を噴射するためのスリット開口部とを含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6564546号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置のように車載センサをエアーで洗浄する構造を有する場合、車両が高速走行中であると、エアー噴射による洗浄は走行風の影響を大きく受ける可能性がある。その結果、エアー噴射を利用して車載センサの外表面を良好に洗浄することが難しい状況が生じ得る。
【0005】
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、走行風の影響を考慮しつつ、エアー噴射を利用して車載センサの外表面を良好に洗浄することができるセンサ洗浄装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るセンサ洗浄装置は、車載センサの外表面を洗浄するように構成されている。車載センサは、車室外に設置され、車両周辺状況を認識する。センサ洗浄装置は、上記車載センサとともに、複数のエアーノズル、ポンプ、複数のアクチュエータ、及び電子制御ユニットを備えている。複数のエアーノズルは、複数の方向から上記外表面に向くように配置されている。ポンプは、複数のエアーノズルにエアーを供給する。複数のアクチュエータは、複数のエアーノズルに供給されるエアーの流量を調整する。電子制御ユニットは、上記外表面を洗浄するエアー洗浄制御を実行する。エアー洗浄制御において、電子制御ユニットは、外表面の汚れが車載センサによって検知された場合、複数のエアーノズルのすべてからエアーを噴射する第1のエアー噴射が実行されるようにポンプ及び複数のアクチュエータを制御する。一方、第1のエアー噴射の後に外表面の残存汚れが車載センサによって検知された場合、電子制御ユニットは、車載センサによって取得される残存汚れの分布情報に基づいて、第2のエアー噴射のために複数のエアーノズルのそれぞれに供給されるエアーの流量を決定し、第2のエアー噴射が実行されるようにポンプ及び複数のアクチュエータを制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係るセンサ洗浄装置によれば、上述のエアー洗浄制御の実行により、走行風の影響を考慮しつつ、エアー噴射を利用して車載センサの外表面を良好に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係るセンサ洗浄装置の構成の一例を概略的に示す図である。
実施の形態に係るエアー洗浄制御に関する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
【0010】
1.センサ洗浄装置の構成
図1は、実施の形態に係るセンサ洗浄装置10の構成の一例を概略的に示す図である。センサ洗浄装置10は、車両1に搭載されている。車両1は、図1に示すように車室外に配置されたLidarセンサ2を備えている。Lidar(Laser imaging detection and ranging)センサ2は、「車両周辺状況を認識する車載センサ」の一例である。車両1は、例えば、Lidarセンサ2等のセンサ情報を利用して自動運転を行うことができる自動運転車両である。Lidarセンサ2は、一例として、車両1のルーフ等の場所に車両前方を向くように設置されている。他の例では、「車載センサ」はカメラであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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