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公開番号
2025095541
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211613
出願日
2023-12-15
発明の名称
着用物着脱装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
A61F
5/44 20060101AFI20250619BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【解決手段】着用物着脱装置10の制御部18は、複数のエアバッグ22のうちの第1エアバッグ22r(又は22f)を収縮した状態にし、第1エアバッグ22rに隣接する第2エアバッグ22mを膨張した状態にすることにより、着座者50の腰部に装着された着用物52の着脱を可能にするための着脱用隙間56を第1エアバッグ22rと腰部との間に生じさせた後、第1エアバッグ22rを膨張した状態にし、第2エアバッグ22mを収縮した状態にすることにより、着脱用隙間56を第2エアバッグ22mと腰部との間に移動させ得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エアの給排により膨縮する複数のエアバッグを備え、座部に載置される着座用マットと、
前記エアバッグに対するエアの給排を行う給排機構と、
複数の前記エアバッグのうちから選択される前記エアバッグに対するエアの給排を前記給排機構を制御することにより実行する制御部と、
を備え、
前記制御部は、複数の前記エアバッグのうちの第1エアバッグを収縮した状態にし、前記第1エアバッグに隣接する第2エアバッグを膨張した状態にすることにより、着座者の腰部に装着された着用物の着脱を可能にするための着脱用隙間を前記第1エアバッグと前記腰部との間に生じさせた後、前記第1エアバッグを膨張した状態にし、前記第2エアバッグを収縮した状態にすることにより、前記着脱用隙間を前記第2エアバッグと前記腰部との間に移動させ得る、着用物着脱装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の着用物着脱装置において、
前記制御部は、前記第1エアバッグを収縮した状態にし、前記第2エアバッグ及び前記第2エアバッグに隣接する第3エアバッグを膨張した状態にすることにより、前記着脱用隙間を前記第1エアバッグと前記腰部との間に生じさせた後、前記第1エアバッグ及び前記第3エアバッグを膨張した状態にし、前記第2エアバッグを収縮した状態にすることにより、前記着脱用隙間を前記第2エアバッグと前記腰部との間に移動させ得る、着用物着脱装置。
【請求項3】
請求項2に記載の着用物着脱装置において、
前記制御部は、前記着脱用隙間を前記第2エアバッグと前記腰部との間に移動させた後、前記第1エアバッグ及び前記第2エアバッグを膨張した状態にし、前記第3エアバッグを収縮した状態にすることにより、前記着脱用隙間を前記第3エアバッグと前記腰部との間に移動させ得る、着用物着脱装置。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の着用物着脱装置において、
前記着座用マットが前記座部に載置された状態において、前記第1エアバッグは、前記第2エアバッグの後方に位置し、前記第3エアバッグは、前記第2エアバッグの前方に位置する、着用物着脱装置。
【請求項5】
請求項2又は3に記載の着用物着脱装置において、
前記着座用マットが前記座部に載置された状態において、前記第1エアバッグは、前記第2エアバッグの前方に位置し、前記第3エアバッグは、前記第2エアバッグの後方に位置する、着用物着脱装置。
【請求項6】
請求項1に記載の着用物着脱装置において、
前記着座用マットは、複数の前記エアバッグを支持するベースを備え、
前記エアバッグは、前記ベースに対して着脱可能である、着用物着脱装置。
【請求項7】
請求項1に記載の着用物着脱装置において、
前記着座用マットは、複数の前記エアバッグを支持するベースを備え、
前記ベースは、前記エアバッグよりも硬い、着用物着脱装置。
【請求項8】
請求項1に記載の着用物着脱装置において、
前記着座用マットの中央には開口が形成される、着用物着脱装置。
【請求項9】
請求項1に記載の着用物着脱装置において、
前記給排機構は、前記エアバッグにエアを供給することにより前記エアバッグを膨張した状態にし、前記エアバッグからエアを吸引することにより前記エアバッグを収縮した状態にする、着用物着脱装置。
【請求項10】
請求項1に記載の着用物着脱装置において、
前記着座用マットが前記座部に載置された状態において、複数の前記エアバッグは、左右方向に沿って配列され、
前記制御部は、前記左右方向に沿って配列された複数の前記エアバッグのうちの左右両端に位置する一対の端部エアバッグを膨張した状態にするとともに、一対の前記端部エアバッグの間に位置する中間エアバッグを収縮した状態にすることにより、前記中間エアバッグと前記腰部との間に隙間を生じさせ得る、着用物着脱装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、着用物着脱装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ユーザの着用物(衣服、オムツ等)の着脱支援を行うための研究開発が行われている。
【0003】
特許文献1には、ベッド上に載置される介護用マットが開示される。この介護用マットは、複数のエアバッグを備える。複数のエアバッグは、被介護者の頭部、胸部、腹部、臀部、腿部、脹脛部、踵部に配される。被介護者のオムツ交換時に、臀部のエアバッグと、腿部のエアバッグとが収縮される。これにより、介護者が、被介護者の臀部を持ち上げる必要がなくなるため、介護者は容易に被介護者のオムツ交換を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6458209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
椅子等に着座する着座者の腰部に着用される着用物(パンツ、スカート、オムツ等)の着脱を容易にすることが望まれている。
【0006】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の態様は、エアの給排により膨縮する複数のエアバッグを備え、座部に載置される着座用マットと、前記エアバッグに対するエアの給排を行う給排機構と、複数の前記エアバッグのうちから選択される前記エアバッグに対するエアの給排を前記給排機構を制御することにより実行する制御部と、を備え、前記制御部は、複数の前記エアバッグのうちの第1エアバッグを収縮した状態にし、前記第1エアバッグに隣接する第2エアバッグを膨張した状態にすることにより、着座者の腰部に装着された着用物の着脱を可能にするための着脱用隙間を前記第1エアバッグと前記腰部との間に生じさせた後、前記第1エアバッグを膨張した状態にし、前記第2エアバッグを収縮した状態にすることにより、前記着脱用隙間を前記第2エアバッグと前記腰部との間に移動させ得る、着用物着脱装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、着座者は、着座したまま脱衣及び着衣を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、着用物着脱装置の概略構成図である。
図2Aは、着座用マットの上面図であり、図2Bは、着座用マットに着座した着座者の側面図である。
図3Aは、着座用マットの上面図であり、図3Bは、着座用マットに着座した着座者の側面図である。
図4Aは、着座用マットの上面図であり、図4Bは、着座用マットに着座した着座者の側面図である。
図5Aは、着座用マットの上面図であり、図5Bは、着座用マットに着座した着座者の側面図である。
図6Aは、着座用マットの上面図であり、図6Bは、着座用マットに着座した着座者の側面図である。
図7は、着座用マットの上面図である。
図8は、着座用マットの上面図である。
図9は、着座用マットの上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本明細書で説明する着用物着脱装置は、椅子等に着座する着座者が、パンツ、スカート、オムツ等の着用物を、着座したまま着脱可能にするための装置である。具体的には、着用物着脱装置は、着用物の着脱を可能にするための着脱用隙間を着座者の腰部とマットとの間に生じさせ、さらに、着脱用隙間を前後方向に移動させ得る。
(【0011】以降は省略されています)
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