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公開番号
2025108237
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024002039
出願日
2024-01-10
発明の名称
外界センサの保持構造
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人大島特許事務所
主分類
B62D
25/08 20060101AFI20250715BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】外界センサの保持構造において、外部からの衝撃に起因する外界センサの軸ずれを抑制する。
【解決手段】外界センサ12を車体2に保持するための保持構造11は、外界センサの外周に配置されるカバー部材13と、車体に固定され、外界センサ及びカバー部材を保持するブラケット14と、を有する。ブラケットは、外界センサを保持する第1部材29と、第1部材に固定され、カバー部材を保持する第2部材31とを有する。第2部材の剛性は、第1部材の剛性よりも低い。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
外界センサを車体に保持するための保持構造であって、
前記外界センサの外周に配置されるカバー部材と、
前記車体に固定され、前記外界センサ及び前記カバー部材を保持するブラケットと、を有し、
前記ブラケットは、
前記外界センサを保持する第1部材と、
前記第1部材に固定され、前記カバー部材を保持する第2部材とを有し、
前記第2部材の剛性は、前記第1部材の剛性よりも低い、外界センサの保持構造。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記第1部材及び前記第2部材が互いに溶接される請求項1に記載の外界センサの保持構造。
【請求項3】
前記第1部材は、
車内外方向に視て前記外界センサと重なる第1本体部と、
前記第1本体部から車内側に延在する複数の脚部と、を有し、
前記各脚部が前記車体に固定される請求項1又は請求項2に記載の外界センサの保持構造。
【請求項4】
前記第2部材は、
前記車内外方向に視て前記第1本体部に重なる第2本体部と、
前記車内外方向に視て前記第2本体部から外側に張り出す複数の張出部とを有し、
前記各張出部に前記カバー部材が取り付けられる請求項3に記載の外界センサの保持構造。
【請求項5】
複数の前記張出部は、前記車内外方向に視て前記第1部材と重ならない請求項4に記載の外界センサの保持構造。
【請求項6】
前記第1本体部には、前記車内外方向に貫通する貫通孔が設けられ、
複数の前記張出部の1つが前記貫通孔を介して車外側に露出している請求項5に記載の外界センサの保持構造。
【請求項7】
前記第2本体部は、前記第1本体部の車内側に配置される請求項4に記載の外界センサの保持構造。
【請求項8】
前記第1本体部の車内側の面及び前記第2本体部の車外側の面が互いにスポット溶接される請求項7に記載の外界センサの保持構造。
【請求項9】
前記第1部材及び前記第2部材は互いに同一の材料からなり、
前記第2部材の厚みは、前記第1部材の厚みよりも小さい請求項1又は請求項2に記載の外界センサの保持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外界センサを車体に保持するための保持構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けて予防安全技術に関する研究開発を通して交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。
【0003】
特許文献1には、バンパフェースの内側(車内側)に配置された外界センサを有する車体構造が開示されている。特許文献1に記載の車体構造は、レーダー装置(外界センサ)と、レーダー装置を保持するレーダーブラケットと、レーダーブラケットに取り付けられ、且つレーダー装置とバンパフェースとの間に配置されるカバー部材とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許7285292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の車体構造では、外部からの衝撃がカバー部材を介してレーダーブラケットに伝達されることにより、レーダーブラケットが変形する虞がある。レーダーブラケットの変形により、レーダー装置の軸ずれ(レーダー装置が検知すべき方向のずれ)が生じる虞がある。
【0006】
以上の背景を鑑み、本発明は、外界センサの保持構造において、外部からの衝撃に起因する外界センサの軸ずれを抑制することを課題とする。そして、延いては持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、外界センサ(12)を車体(2)に保持するための保持構造(11)であって、前記外界センサの外周に配置されるカバー部材(13)と、前記車体に固定され、前記外界センサ及び前記カバー部材を保持するブラケット(14)と、を有し、前記ブラケットは、前記外界センサを保持する第1部材(29)と、前記第1部材に固定され、前記カバー部材を保持する第2部材(31)とを有し、前記第2部材の剛性は、前記第1部材の剛性よりも低い。
【0008】
この態様によれば、外部からの衝撃は、カバー部材を介して、カバー部材を保持するブラケットの第2部材に伝達される。第2部材は、外界センサを保持するブラケットの第1部材よりも剛性が低いため、第1部材に比べて外部からの衝撃により変形し易い。第2部材が変形することにより、外部からの衝撃は、第1部材に伝達され難くなる。即ち、第1部材の変形が抑制される。これらにより、外部からの衝撃に起因する外界センサの軸ずれを抑制することができる。
【0009】
上記の態様において、前記第1部材及び前記第2部材が互いに溶接されてよい。
【0010】
この態様によれば、ボルトなどの締結具を要することなく、簡素な構成によって第1部材と第2部材とを結合させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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