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公開番号2025095927
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212324
出願日2023-12-15
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06T 7/00 20170101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約【課題】面状に広がる変状の検出結果を容易に修正する情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理方法は、構造物において面状に広がる変状に対応する、前記構造物の画像における変状エリアの情報を取得する工程と、1つの変状エリアと他の変状エリアとの位置関係に基づいて、1つの変状エリアを他の変状エリアと結合するか否かを判定する工程と、判定結果に基づいて、1つの変状エリアを他の変状エリアと結合する工程と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
構造物において面状に広がる変状に対応する、前記構造物の画像における変状エリアの情報を取得する取得手段と、
1つの変状エリアと他の変状エリアとの位置関係に基づいて、前記1つの変状エリアを前記他の変状エリアと結合するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記1つの変状エリアを前記他の変状エリアと結合する結合手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記取得手段は、前記構造物において線状に広がる変状に対応する、前記構造物の画像における変状ラインの情報をさらに取得し、
前記判定手段は、前記1つの変状エリア、前記他の変状エリア、及び前記変状ラインの位置関係に基づいて、前記1つの変状エリアを前記他の変状エリアと結合するか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判定手段は、前記1つの変状エリアと前記他の変状エリアとが1つの前記変状ライン上に存在するか否かに基づいて、前記1つの変状エリアを前記他の変状エリアと結合するか否かを判定することを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判定手段は、前記1つの変状エリア及び前記他の変状エリアが1つの前記変状ラインから所定の距離以内に存在するか否かに基づいて、前記1つの変状エリアを前記他の変状エリアと結合するか否かを判定することを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記変状ラインは、前記構造物におけるひび割れと線状のマークとの少なくとも1つに対応することを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記結合手段は、前記1つの変状エリアを前記他の変状エリアと結合することにより新たな変状エリアを生成し、
前記新たな変状エリアは、前記1つの変状エリアと、前記他の変状エリアと、前記1つの変状エリアと前記他の変状エリアとの間において前記変状ラインに沿って広がる領域と、を含むことを特徴とする、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記新たな変状エリアは、前記1つの変状エリアと、前記他の変状エリアと、前記1つの変状エリアと前記他の変状エリアとの間において前記変状ラインを幅方向に所定の幅だけ広げることによって規定される領域と、を含み、
前記所定の幅は、前記1つの変状エリア又は前記他の変状エリアの外周を規定する点と前記変状ラインとの間の距離に応じて設定されることを特徴とする、請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記結合手段は、前記1つの変状エリアを前記他の変状エリアと結合することにより新たな変状エリアを生成し、
前記新たな変状エリアは、前記1つの変状エリアと、前記他の変状エリアと、前記1つの変状エリアと前記他の変状エリアとの間の領域と、を含み、
前記1つの変状エリアと前記他の変状エリアとの間の領域は、前記1つの変状エリアの外周と前記他の変状エリアの外周とを結ぶ2つの線に挟まれた領域であることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記変状エリアは、前記構造物において漏水、はく落、エフロレッセンス、鉄筋露出、及び錆汁のうちの少なくとも1つが発生しているエリアに対応することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記1つの変状エリアと前記他の変状エリアとは同じ種類の変状に対応することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関し、特に構造物における変状の検出技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像処理を用いた構造物の変状(例えば、ひび割れ)の検出が行われている。例えば、特許文献1は、構造物の損傷についての損傷情報をベクトル化し、始点と終点とを有する変状ベクトルを複数生成することを開示している。また、特許文献1は、2つの損傷ベクトルの始点又は終点を繋げることで、新たな損傷ベクトルを生成することを開示している。このような手法により、ユーザは損傷ベクトル同士の連結関係を把握することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-200213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、構造物の変状としては、漏水、はく落、エフロレッセンス、鉄筋露出、及び錆汁のような面状に広がる変状も知られている。ひとまとまりの変状が2つ以上に分離して検出されると、変状の検索、分析、及び評価が難しくなる。一方で、変状の検出結果を修正するために、ユーザが正しい変状の領域を指定する作業の負担は大きい。また、特許文献1の方法では、面状に広がる変状の連結関係を把握することできなかった。
【0005】
本開示は、面状に広がる変状の検出結果を容易に修正する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
構造物において面状に広がる変状に対応する、前記構造物の画像における変状エリアの情報を取得する取得手段と、
1つの変状エリアと他の変状エリアとの位置関係に基づいて、前記1つの変状エリアを前記他の変状エリアと結合するか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記1つの変状エリアを前記他の変状エリアと結合する結合手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
面状に広がる変状の検出結果を容易に修正する技術を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図。
一実施形態に係る情報処理装置の機能構成例を示すブロック図。
画像解析結果の閲覧画面の一例を示す図。
画像解析結果の編集画面の一例を示す図。
情報処理装置が行う情報処理方法の一例を示すフローチャート。
変状エリアの結合方法の例について説明する図。
変状エリアの結合方法の例について説明する図。
変状エリアの結合方法の例について説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
一実施形態に係る情報処理装置は、変状エリア同士を結合することができる。本明細書において変状エリアは、構造物の画像上の特定の領域である。構造物は特に限定されない。構造物は、例えば、自動車専用道路、橋梁、トンネル、又はダム等でありうる。構造物の画像は、これらの構造物の表面(例えば側面、壁面、又は天井面)であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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