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公開番号
2025095499
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211537
出願日
2023-12-14
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250619BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】回収時に筐体内に侵入する埃やゴミに起因して筐体内の部品に動作不良が生じるのを防ぎ、画像形成装置における部品の再利用率を向上する。
【解決手段】シート装着部材400は、鉛直方向に関し筐体100Aの上壁部110と画像形成ユニット500の間に、鉛直方向から見た場合に筐体貫通口70と重なるように配置される。シート装着部材400には、画像形成装置100の回収時に鉛直方向から見た場合にトレイ貫通口303と重なる位置に防塵シートが装着される。シート装着部材400に防塵シートが装着されるようにすると、防塵シートが装着された画像形成装置100では、運搬中にエアダクト302内に堆積した粉塵が筐体100A内に入り込んだとしても、防塵シートにより粉塵が画像形成ユニット500などの部品に落下し難くなる。これにより、画像形成ユニット500などの筐体100A内の部品の再利用率を向上することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体内に設けられ、記録材に画像を形成する画像形成ユニットと、
ファンと、
前記ファンにより発生した気流が通る気流経路部と、
前記気流経路部の下部に形成され、前記気流経路部の内部と外部とに連通した貫通口と、
前記筐体内において、鉛直方向に関し前記気流経路部の下方であって、鉛直方向から見た場合に前記貫通口と重なる位置に前記記録材とは別のシートを装着可能なシート装着部と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記気流経路部は、鉛直方向に関し前記画像形成ユニットよりも上方に配置され、
前記筐体内において、鉛直方向に関し前記気流経路部と前記画像形成ユニットの間に前記シートが配置されるように前記シート装着部が構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記シート装着部は、前記シートを挿抜可能なシート挿抜口と、前記シート挿抜口から挿入される前記シートの前記貫通口と重なる位置への移動を案内する案内部とを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記シート装着部は、装着された前記シートの挿入方向と反対方向への移動を規制する規制部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記シート装着部は、装着された前記シートの一部が露出するように前記規制部よりも前記挿入方向の下流側に切り欠けられた切り欠け部を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像形成ユニットにより画像形成された記録材を前記筐体内から外部へ排出する排出部と、
前記排出部により排出された記録材を積載する積載面を有する積載部と、を備え、
前記気流経路部は、前記積載部の内部に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記筐体は、前記画像形成ユニットの上方に配置され、前記積載部の装着された上壁部を有し、
前記筐体の前記上壁部において前記貫通口に対応する位置に、前記筐体の外部と内部とに連通した第2の貫通口が形成されており、
前記シート装着部は、鉛直方向に関し前記上壁部と前記画像形成ユニットの間に配置され、鉛直方向から見た場合に前記第2の貫通口と重なる、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
鉛直方向において前記筐体の上方に原稿の画像を読み取る原稿読取ユニットを備え、
鉛直方向において前記筐体の上面の一部と前記原稿読取ユニットの一部との間に、前記排出部により記録材が排出される空間を有し、
前記積載部は、前記空間に配置されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記筐体は、開閉可能に設けられた開閉扉を有し、
前記開閉扉は閉じた状態で、前記シートの挿入方向から見て前記シート挿抜口を覆い隠する、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項10】
筐体と、
前記筐体内に設けられ、記録材に画像を形成する画像形成ユニットと、
前記筐体の上壁部に形成され、前記筐体の内部と外部とに連通した貫通口と、
前記筐体内において、鉛直方向に関し前記貫通口の下方であって、鉛直方向から見た場合に前記貫通口と重なる位置に前記記録材とは別のシートを装着可能なシート装着部と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリあるいは複合機などの画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
最近では、オフィスなどで使われた使用済みの画像形成装置を回収し、回収した画像形成装置から取り出して再生した再生部品と、新品部品とを用いて画像形成装置を新品同様に再生し、市場に再生機として出荷している。画像形成装置には経済的価値として比較的高額な部品や希少資源を使用した部品が使われており、それらの再利用率の向上が望まれている。特許文献1では、回収した画像形成装置を複数のユニットに分解し、検査により再利用可能と判断されたユニットと交換された新品ユニットとを、再利用の筐体に取り付けて画像形成装置を再生することで、画像形成装置における部品の再利用率を向上する方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-3215766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来では、回収時に画像形成装置の筐体内に侵入する埃やゴミが筐体内の部品に落下し、それら埃やゴミに起因して当該部品に動作不良が生じてしまうことがある。その結果として、画像形成装置における部品の再利用率が低くなる虞があった。
【0005】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、部品の再利用率を向上できる画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、筐体と、前記筐体内に設けられ、記録材に画像を形成する画像形成ユニットと、ファンと、前記ファンにより発生した気流が通る気流経路部と、前記気流経路部の下部に形成され、前記気流経路部の内部と外部とに連通した貫通口と、前記筐体内において、鉛直方向に関し前記気流経路部の下方であって、鉛直方向から見た場合に前記貫通口と重なる位置に前記記録材とは別のシートを装着可能なシート装着部と、を備える、ことを特徴とする。
【0007】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、筐体と、前記筐体内に設けられ、記録材に画像を形成する画像形成ユニットと、前記筐体の上壁部に形成され、前記筐体の内部と外部とに連通した貫通口と、前記筐体内において、鉛直方向に関し前記貫通口の下方であって、鉛直方向から見た場合に前記貫通口と重なる位置に前記記録材とは別のシートを装着可能なシート装着部と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、回収時に画像形成装置の筐体内に侵入する埃やゴミに起因して筐体内の部品に動作不良が生じるのを防ぎ、画像形成装置における部品の再利用率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の画像形成装置を示す外観斜視図。
画像形成装置の構成を示す概略図。
画像形成装置の再生システムを示す工程図。
積載トレイを取り外した画像形成装置を示す概略図。
シート装着部材を示す斜視図。
シート装着部材のシート挿抜口近傍を示す拡大図。
シート装着部材への粉塵落下防止シートの装着について説明するための図であり、(a)シート装着前、(b)シート装着途中、(c)シート装着後。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<画像形成装置>
以下、本実施形態について説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概要について、図1及び図2を用いて説明する。図1に示す画像形成装置100はいわゆる胴内排出タイプの装置であり、筐体100Aと、原稿の画像情報を読取る原稿読取ユニット40と、積載トレイ300とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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