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公開番号
2025096099
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2024046407
出願日
2024-03-22
発明の名称
タイヤ修理装置及び接着剤塗布装置
出願人
已久工業股ふん有限公司
代理人
個人
主分類
B29C
73/02 20060101AFI20250619BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】タイヤへの空気注入又は接着剤塗布に用いるタイヤ修理装置を提供する。
【解決手段】タイヤ修理装置は、箱本体と、空気供給源と、接着剤塗布装置と、を備える。接着剤塗布装置は、タンクと、カバーと、中間管と、を備える。タンクは、コロイドを保持するための収容室を有する。カバーは、タンクに組み付けられ、カバーは、円管、出口管及び空気入口管を有し、出口管と空気入口管はそれぞれ円管から延伸し、且つ円管に連通する。空気供給源は、空気入口管に接続され、空気入口管に気体を提供する。中間管は、円管内に移動可能に配置され、円管と中間管とは互いに同軸に接続される。中間管は、一対のシール部とシール部の間に位置するネック部を有し、中間管のネック部における外径は中間管のシール部における外径よりも小さい。各シール部は、円管の内壁に当接し、ネック部と円管の内壁との間には、気体を通過させるための空隙が存在する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤへの空気注入又は接着剤塗布に用いるためのタイヤ修理装置であって、
箱本体と、
前記箱本体内に配置される空気供給源と、
接着剤塗布装置と、を備え、
前記接着剤塗布装置は、
コロイドを保持するための収容室を有するタンクと、
前記タンクに組み付けられ、円管、出口管及び空気入口管を有し、前記出口管と前記空気入口管は、それぞれ前記円管から延伸して、且つ前記円管に連通し、前記空気供給源は、前記空気入口管に接続され、前記空気入口管に気体を提供するカバーと、
前記円管内に移動可能に配置される中間管であって、前記円管と前記中間管は互いに同軸に接続され、前記中間管は、一対のシール部と前記一対のシール部との間に位置するネック部を有し、前記中間管の前記ネック部における外径は、前記中間管の前記シール部における外径よりも小さく、各前記シール部は、前記円管の内壁に当接し、前記ネック部と前記円管の前記内壁との間には、前記気体を通過させるための空隙が存在する、前記中間管と、
を含み、
空気注入過程において、前記ネック部は、前記空気入口管と前記出口管との間を連通し、前記気体は、前記空気入口管、前記ネック部と前記出口管を順に通過して、前記タイヤに進入し、
接着剤塗布工程において、前記ネック部は、前記空気入口管と前記タンクの前記収容室との間を連通し、前記中間管の内空部は、前記タンクの前記収容室と前記出口管との間を連通し、前記気体は、前記空気入口管と前記ネック部を順に通過して、前記収容室に進入し、前記気体は、前記コロイドを前記中間管の前記内空部に押し込み、前記出口管を通って前記タイヤに進入する、
タイヤ修理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記カバーに枢支されたレンチをさらに備え、前記空気注入過程において、前記レンチは、前記中間管を離れて前記円管の一部を露出し、前記レンチは、外力を受けて前記カバーに対して枢動して、前記中間管を押し、前記接着剤塗布工程を行うことのできる位置まで、前記円管に対して前記中間管を移動するように適合される、
請求項1に記載のタイヤ修理装置。
【請求項3】
前記カバーは、前記円管の相対する両側に位置する一対のスナップブロックを有し、一対のスナップブロックは、前記レンチの枢動経路の相対する両端に位置して、前記端に移動した前記レンチを係合する、
請求項2に記載のタイヤ修理装置。
【請求項4】
前記レンチは、当接柱を有し、前記レンチが前記相対する両端のいずれかに移動するとき、前記当接柱の端部は、前記一対のスナップブロックのいずれかに係合され、前記レンチが前記相対する両端の別の1つに移動するとき、前記レンチの別の端部は、前記中間管を押して、前記円管の前記一部を露出し、前記端部と前記別の端部は、前記当接柱の相対する両端部である、
請求項3に記載のタイヤ修理装置。
【請求項5】
前記レンチは、ピボット部、駆動部と前記当接柱を有し、前記ピボット部は、前記カバーの分岐構造に枢支され、前記分岐構造は、前記円管と前記空気入口管との間に隣接し、前記当接柱は、前記ピボット部と前記駆動部との間に位置し、前記レンチが前記相対する両端の別の1つに移動するとき、前記駆動部の側縁は、前記一対のスナップブロックの別の1つに係合される、
請求項4に記載のタイヤ修理装置。
【請求項6】
前記円管は、収縮部及び膨張部を有し、前記円管の前記膨張部における内管径は、前記円管の前記収縮部における内管径よりも大きく、前記空気入口管と前記出口管は、それぞれ前記円管の前記収縮部と連通し、前記膨張部は前記タンクの前記収容室と連通し、前記空気注入過程において、前記中間管の前記一対のシール部は、前記円管の前記収縮部に当接し前記接着剤塗布工程において、前記収縮部は、前記ネック部を介して前記膨張部と連通する、
請求項1に記載のタイヤ修理装置。
【請求項7】
前記中間管の前記内空部は、貫通孔及び互いに対向する開放端と閉塞端を有し、前記開放端は前記収容室に到達して前記コロイドに浸漬され、前記貫通孔は、前記開放端と前記閉塞端との間に位置し、前記一対のシール部と前記ネック部は、前記貫通孔と前記開放端との間に位置し、前記空気注入過程において、1つの前記シール部は、前記貫通孔と前記出口管との間を遮断し、前記接着剤塗布工程において、前記内空部は、前記貫通孔により前記出口管と連通する、
請求項1に記載のタイヤ修理装置。
【請求項8】
前記中間管は、別のシール部をさらに有し、前記貫通孔は、前記一対のシール部のいずれかと前記別のシール部との間に位置し、前記中間管在は、前記貫通孔においてくびれている、
請求項7に記載のタイヤ修理装置。
【請求項9】
前記閉塞端の裏側構造は、前記円管の外部に露出し、前記中間管は、前記裏側構造に外力が加わることにより、前記円管に対して移動する、
請求項7に記載のタイヤ修理装置。
【請求項10】
前記円管に配置され、前記中間管と連通して、前記タンク内に位置する外部管をさらに備え、前記外部管の前記円管から離れた一端は、前記コロイドに浸漬される、
請求項1に記載のタイヤ修理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ修理装置及び接着剤塗布装置に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
損傷したタイヤを補修するために現在提供されている装置として、空気源装置及び接着剤塗布装置を合わせて使用するものがある。必要に応じて、ユーザは接着剤塗布装置の空気入口マニホールドを空気源装置の空気出口コネクタに接続し、接着剤塗布装置の出口管を破損したタイヤの空気ノズルに接続する。空気源装置を介して接着剤塗布装置に空気を供給することにより、気圧を利用して、接着剤塗布装置内のコロイドを押し出し、破損したタイヤ内に進入させて、タイヤ補修の目的を達成することができる。
【0003】
以上より分かるように、タイヤの補修技術及び工程では、接着剤塗布や空気注入が必要であるが、既存の作業方法は依然として別々の方法で行われており、既存の工法のままでは、施工効率を向上させることができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、タイヤに空気注入又は接着剤塗布を行うことのできる、接着剤塗布装置及びタイヤ修理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のタイヤ修理装置は、タイヤへの空気注入又は接着剤塗布に用いるためのものである。タイヤ修理装置は、箱本体と、空気供給源と、接着剤塗布装置と、を備える。接着剤塗布装置は、タンクと、カバーと、中間管と、を備える。タンクは、コロイドを保持するための収容室を有する。カバーは、タンクに組み付けられ、カバーは、円管、出口管及び空気入口管を有し、出口管と空気入口管はそれぞれ円管から延伸し、且つ円管に連通する。空気供給源は、空気入口管に接続され、空気入口管に気体を提供する。中間管は、円管内に移動可能に配置され、円管と中間管とは互いに同軸に接続される。中間管は、一対のシール部とシール部の間に位置するネック部を有し、中間管のネック部における外径は中間管のシール部における外径よりも小さい。各シール部は、円管の内壁に当接し、ネック部と円管の内壁との間には、気体を通過させるための空隙が存在する。空気注入過程において、ネック部は、空気入口管と出口管との間を連通し、気体は、空気入口管、ネック部と空気出口管を順に通過して、タイヤに進入する。接着剤塗布工程において、ネック部は、空気入口管とタンクの収容室との間を連通し、中間管の内空部は、タンクの収容室と出口管との間を連通し、気体は、空気入口管とネック部を順に通過して、収容室に進入し、気体は、コロイドを中間管の内空部に押し込み、出口管を通ってタイヤに進入する。
【0006】
本発明の接着剤塗布装置は、タンクと、カバーと、中間管と、を含む。タンクは、コロイドを保持するための収容室を有する。カバーは、タンクに組み付けられ、カバーは、円管、出口管及び空気入口管を有し、出口管と空気入口管はそれぞれ円管から延伸し、且つ円管に連通する。中間管は、円管内に移動可能に配置され、円管と中間管とは互いに同軸に接続される。中間管は、一対のシール部とシール部の間に位置するネック部を有し、中間管のネック部における外径は中間管のシール部における外径よりも小さい。各シール部は、円管の内壁に当接し、ネック部と円管の内壁との間には、気体を通過させるための空隙が存在する。中間管が円管に対して移動し、且つネック部を空気入口管と出口管との間に連通するとき、接着剤塗布装置は、外部構成要素により空気入口管に気体を提供し、気体がネック部と空気出口管とを通って接着剤塗布装置から排出されるように適合されている。中間管が円管に対して移動し、ネック部が出口管から離れ、空気入口管とタンクの収容室との間を連通し、且つ中間管の内空部をタンクの収容室と出口管との間に連通するとき、接着剤塗布装置は、外部構成要素により空気入口管に気体を提供し、ネック部を通ってタンクの収容室に進入し、気体は、コロイドを中間管の内空部に押し込み、出口管を通って接着剤塗布装置から排出されるように適合されている。
【発明の効果】
【0007】
以上に基づき、タイヤ修理装置は、空気供給源と接着剤塗布タンクの両方を備える。また、空気供給源と接着剤塗布タンクの両方が、気体又はコロイドの排出経路として接着剤塗布タンクのカバーを使用する。したがって、接着剤塗布タンクを備えた中間管を、接着剤塗布タンクのカバーの円管内に移動可能に配置し、中間管の移動により、カバーを空気注入経路又は接着剤塗布経路に切り替えることができる。したがって、本発明は、タイヤに対して独立した空気注入機能を実行できるだけでなく、損傷したタイヤに接着剤を塗布する修復機能にも切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るタイヤ修理装置の概略図である。
タイヤ修理装置の立体概略図である。
図2のタイヤ修理装置の一部の構成要素の概略図である。
図2のタイヤ修理装置の別の一側の概略図である。
図2のタイヤ修理装置の分解図である。
接着剤塗布装置の分解図である。
図2のタイヤ修理装置の正面図である。
警報機構の警報状態の概略図である。
タイヤ修理装置の空気注状態を示す断面図である。
図8Aの部分拡大図である。
円管と外部管の部分断面図である。
タイヤ修理装置の断面図である。
図10Aの部分拡大図である。
図10Aを三次元的に示す部分断面図である。
本発明の別の実施形態に係る接着剤塗布装置の概略図である。
図11の接着剤塗布装置の分解図である。
図11の接着剤塗布装置の断面図である。
図13Aの部分拡大図である。
図11の接着剤塗布装置の別の状態における部分断面図である。
図11の接着剤塗布装置の別の状態における断面図である。
図15Aの部分拡大図である。
従来技術における水平式本体を採用したタイヤ修理装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係るタイヤ修理装置の概略図であり、それはタイヤ修理装置がタイヤ9に空気注入又は接着剤塗布する際の動作状態を示す。図2は、タイヤ修理装置の立体概略図である。図3Aは、図2のタイヤ修理装置の一部の構成要素の概略図であり、箱本体1は、内部の空気供給源をわかりやすくするために、局部構造を省略している。図1から図3Aを参照すると、本実施形態において、タイヤ修理装置は、箱本体1と、接着剤塗布装置30と、を備え、箱本体1内部には、空気供給源が配置され、つまり、エアコンプレッサ2が配置される。タイヤ修理装置は、軽量の電源プラグ15をさらに備え、それは、箱本体1上に簡単に収納することができ、又は、ユーザが装置を起動したいときに、電源プラグ15を電源に挿入して電力を受け取ることができる(図示せず)。箱本体1の外面には、プッシュ式のスイッチ11、凹状の外部収容空間12、凹状の埋め込み開口13、貫通孔14及び電源プラグ収納スロット150が設けられ、接着剤塗布装置30のカバー4は埋め込み開口13に配置することができ、同時に、カバー4と結合されたタンク3を箱本体1の外部収容空間12に収容しても良い。タンク3は、コロイド34を収容するために用いられ、本実施形態におけるタンク3は、その内部のコロイド34の量を容易に識別できるように半透明を呈する。
【0010】
図3Bは、図2のタイヤ修理装置の別の一側の概略図である。図3Bを参照すると、装置が空気注入していないとき、又は接着剤が塗布されていないとき、接着剤塗布装置30の出口管45に接続された接着剤排出ホース291は、箱本体1の一側に配置された内側凹部17に折り曲げて收納することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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