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公開番号2025098979
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2024223648
出願日2024-12-19
発明の名称リハビリ装置
出願人デュプロ精工株式会社
代理人個人
主分類A61H 1/02 20060101AFI20250625BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明は、患者の上肢の運動機能回復に用いるリハビリ装置において、構造が簡素で安価に構成することができると共に、患者が麻痺の程度に応じたリハビリを自主的に行える装置を提供することを目的とする。
【解決手段】基台と、軸心周りに回動可能に前記基台に支持された第1、第2の回動軸部と、前記第1、第2の回動軸部にそれぞれ固定された第1、第2の可動体と、前記第1、第2の可動体上面にそれぞれ設けられた第1、第2の操作部と、患者により操作される前記第1、第2の操作部を同期して回動させて、前記第1、第2の操作部の位置を調整する移動機構を備えた。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
患者の上肢の運動機能回復に用いるリハビリ装置であって、基台と、軸心周りに回動可能に前記基台に支持された第1、第2の回動軸部と、前記第1、第2の回動軸部にそれぞれ固定された第1、第2の可動体と、前記第1、第2の可動体上面にそれぞれ設けられた第1、第2の操作部と、患者により操作される前記第1、第2の操作部を同期して回動させて、前記第1、第2の操作部の位置を調整する移動機構を備えた、ことを特徴とするリハビリ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1、第2のいずれか一方の操作部を回動させたとき、もう一方の操作部が左右鏡面対象の位置に回動するように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のリハビリ装置。
【請求項3】
前記移動機構は、前記第1の可動体の回動軸部に固定された第1の回転ギヤと、 前記第2の可動体の回動軸部に固定された第2の回転ギヤと、を有し、前記第1、第2の回転ギヤは噛み合わされて駆動力が伝達されるように構成されている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリハビリ装置。
【請求項4】
前記移動機構は、前記第1の回転ギヤと前記第2の回転ギヤの間に一列に配置される複数の回転ギヤを有し、前記第1の回転ギヤ、前記第2の回転ギヤ、及び前記複数の回転ギヤは、互いに噛み合わされて駆動力が伝達されるように構成されている、ことを特徴とする請求項3に記載のリハビリ装置。
【請求項5】
前記第1、第2の可動体における上面には、それぞれ、異なるリハビリの種類を目的とする操作部が、前記第1、第2の操作部を2分する中心線に対して線対称となる位置に複数組配置され、前記操作部に対する持ち手を変えることにより、リハビリの種類を選択することができるように構成されている、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリハビリ装置。
【請求項6】
第1、第2の操作部を移動させる際の負荷を調整する負荷調整部を備えた、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリハビリ装置。
【請求項7】
患者の上肢の運動機能回復に用いるリハビリ装置であって、基台と、軸心周りに回動可能に前記基台に支持された第1、第2の回動軸部と、前記第1、第2の回動軸部にそれぞれ固定された第1、第2の可動体と、前記第1、第2の可動体上面にそれぞれ設けられた第1、第2の操作部と、患者により操作される前記第1、第2の操作部を同期して回動させて、前記第1、第2の操作部の位置を調整する移動機構と、前記移動機構に駆動力を伝達する駆動モータを備えた、ことを特徴とするリハビリ装置。
【請求項8】
前記第1、第2のいずれか一方の操作部を回動させたとき、もう一方の操作部が左右鏡面対象の位置に回動するように構成されている、ことを特徴とする請求項7に記載のリハビリ装置。
【請求項9】
前記移動機構と前記駆動モータとの間の駆動伝達系に設けられたクラッチを有し、前記移動機構に前記駆動モータの駆動力を伝達するか否かをユーザー任意に選択可能に構成した、ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のリハビリ装置。
【請求項10】
前記駆動モータの回転速度をユーザー任意に変更可能に構成した、ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のリハビリ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、脳卒中の後遺症などにより身体の一部が麻痺した患者の上肢の運動機能回復に用いるリハビリ装置であって、詳しくは、片麻痺の患者が、健常手を動かすことで麻痺手も連動して健常手と同等の運動を行うリハビリ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
筋肉や神経、あるいは脳の損傷等によって上肢を自在に動かすことができなくなった人に対しては、関節動作の回復や麻痺の改善のために上肢を動かすリハビリが有効である。リハビリは、療法士がリハビリを受ける患者に付き切りとなって行うこともできるが、少子高齢化が進む中、患者数に対して療法士の数が不足してきている。又、療法士の力量によってリハビリの効果が左右される。このことから、療法士の負担を低減するとともに、
療法士の力量による差をなくし患者のリハビリ時間をかせぐため、患者が自主的にリハビリを行える器具や装置が求められる。
【0003】
特許文献1には、片麻痺上肢の患者を対象にした装置が記載されている。この装置は、患者の左手により握られる左グリップと右手により握られる右グリップが左右対称の位置となるように駆動モータにより制御され、健常手側の手の動きに合わせて麻痺手側の手を動かし、健常手側の手と麻痺手側の手を鏡面対称に動作させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-201111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1については、構造が複雑で安価に構成することができず又、左右のグリップは、それぞれ、常に駆動モータにより制御されており、患者の麻痺の程度に応じた負荷の調整ができない。
【0006】
本発明は、このような問題に鑑み、構造が簡素で安価に構成することができると共に、患者が麻痺の程度に応じたリハビリを自主的に行える装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、患者の上肢の運動機能回復に用いるリハビリ装置であって、基台と、軸心周りに回動可能に前記基台に支持された第1、第2の回動軸部と、前記第1、第2の回動軸部にそれぞれ固定された第1、第2の可動体と、前記第1、第2の可動体上面にそれぞれ設けられた第1、第2の操作部と、患者により操作される前記第1、第2の操作部を同期して回動させて、前記第1、第2の操作部の位置を調整する移動機構を備えた、ことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のリハビリ装置において、前記第1、第2のいずれか一方の操作部を回動させたとき、もう一方の操作部が左右鏡面対象の位置に回動するように構成されている、ことを特徴とするものである。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のリハビリ装置において、前記移動機構は、前記第1の可動体の回動軸部に固定された第1の回転ギヤと、 前記第2の可動体の回動軸部に固定された第2の回転ギヤと、を有し、前記第1、第2の回転ギヤは噛み合わされて駆動力が伝達されるように構成されている、ことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項3に記載のリハビリ装置において、前記移動機構は、前記第1の回転ギヤと前記第2の回転ギヤの間に一列に配置される複数の回転ギヤを有し、前記第1の回転ギヤ、前記第2の回転ギヤ、及び前記複数の回転ギヤは、互いに噛み合わされて駆動力が伝達されるように構成されている、ことを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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