TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025099396
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216032
出願日
2023-12-21
発明の名称
液体口腔用組成物
出願人
サンスター株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/63 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】液体口腔用組成物に関して、β-グリチルレチン酸の析出を抑制しつつ、殺菌剤の活性を発揮させる。
【解決手段】液体口腔用組成物は、(a)塩化セチルピリジニウムを0.01質量%以上0.1質量%以下と、(b)β-グリチルレチン酸を0.01質量%以上0.05質量%以下と、(c)ノニオン系界面活性剤を0.2質量%以上1.0質量%以下と、(d)エチレンジアミン四酢酸、その塩及び水和物からなる群より選択される少なくとも一種を0.02質量%以上0.1質量%以下と、(e)クエン酸塩、及びその水和物からなる群より選択される少なくとも一種を0.01質量%以上1.5質量%以下と、を含有している。液体口腔用組成物は、(b)成分の含有量と(d)成分の含有量との積に対する、(c)成分の含有量と(e)成分の含有量との積の比率[(c)・(e)]/[(b)・(d)]が150以上1000未満である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)塩化セチルピリジニウムと、
(b)β-グリチルレチン酸と、
(c)ノニオン系界面活性剤と、
(d)エチレンジアミン四酢酸、その塩及び水和物からなる群より選択される少なくとも一種と、
(e)クエン酸塩、及びその水和物からなる群より選択される少なくとも一種と、を含有し、
前記(a)成分の含有量が0.01質量%以上0.1質量%以下であり、
前記(b)成分の含有量が0.01質量%以上0.05質量%以下であり、
前記(c)成分の含有量が0.2質量%以上1.0質量%以下であり、
前記(d)成分の含有量が0.02質量%以上0.1質量%以下であり、
前記(e)成分の含有量が0.01質量%以上1.5質量%以下であり、
前記(b)成分の含有量と前記(d)成分の含有量との積に対する、前記(c)成分の含有量と前記(e)成分の含有量との積の比率[(c)・(e)]/[(b)・(d)]が150以上1000未満である
液体口腔用組成物。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記(c)ノニオン系界面活性剤が、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベートからなる群より選択される少なくとも一種である
請求項1に記載の液体口腔用組成物。
【請求項3】
前記(d)成分として前記エチレンジアミン四酢酸の塩を含有し、該塩がナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩及びマグネシウム塩からなる群より選択される少なくとも一種である
請求項1又は2に記載の液体口腔用組成物。
【請求項4】
前記(e)クエン酸塩が、ナトリウム塩、カルシウム塩及び鉄塩からなる群より選択される少なくとも一種である
請求項1又は2に記載の液体口腔用組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体口腔用組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、好中球コラゲナーゼ活性を阻害することができる口腔用組成物として、β-グリチルレチン酸とエチレンジアミン四酢酸とを含有している口腔用組成物が開示されている。
【0003】
好中球コラゲナーゼ活性は、マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)のうち、好中球コラゲナーゼであるMMP-8の活性である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-94855号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
β-グリチルレチン酸は、水に対して不溶性を示す。このため、β-グリチルレチン酸を含有している口腔用組成物では、界面活性剤を配合することによってβ-グリチルレチン酸を溶解させることが周知技術として知られている。
【0006】
一方で、口腔用組成物に界面活性剤を配合すると、口腔用組成物に配合されることの多い殺菌剤の滞留が阻害されるおそれがある。口腔内に殺菌剤が滞留しにくいと、殺菌剤の活性が発揮されにくいという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する各態様を記載する。
態様1の液体口腔用組成物は、(a)塩化セチルピリジニウムと、(b)β-グリチルレチン酸と、(c)ノニオン系界面活性剤と、(d)エチレンジアミン四酢酸、その塩及び水和物からなる群より選択される少なくとも一種と、(e)クエン酸塩、及びその水和物からなる群より選択される少なくとも一種と、を含有し、前記(a)成分の含有量が0.01質量%以上0.1質量%以下であり、前記(b)成分の含有量が0.01質量%以上0.05質量%以下であり、前記(c)成分の含有量が0.2質量%以上1.0質量%以下であり、前記(d)成分の含有量が0.02質量%以上0.1質量%以下であり、前記(e)成分の含有量が0.01質量%以上1.5質量%以下であり、前記(b)成分の含有量と前記(d)成分の含有量との積に対する、前記(c)成分の含有量と前記(e)成分の含有量との積の比率[(c)・(e)]/[(b)・(d)]が150以上1000未満である。
【0008】
態様2の液体口腔用組成物は、態様1に記載の液体口腔用組成物において、前記(c)ノニオン系界面活性剤が、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリソルベートからなる群より選択される少なくとも一種である。
【0009】
態様3の液体口腔用組成物は、態様1又は2に記載の液体口腔用組成物において、前記(d)成分として前記エチレンジアミン四酢酸の塩を含有し、該塩がナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩及びマグネシウム塩からなる群より選択される少なくとも一種である。
【0010】
態様4の液体口腔用組成物は、態様1~3のいずれか一つに記載の液体口腔用組成物において、前記(e)クエン酸塩が、ナトリウム塩、カルシウム塩及び鉄塩からなる群より選択される少なくとも一種である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
4か月前
個人
鼾防止用具
4か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
導電香
5か月前
個人
嚥下鍛錬装置
2日前
個人
マッサージ機
5か月前
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
白内障治療法
3か月前
個人
ホバーアイロン
3か月前
個人
矯正椅子
1か月前
個人
歯の修復用材料
16日前
個人
バッグ式オムツ
22日前
個人
歯の保護用シール
1か月前
個人
シャンプー
2か月前
三生医薬株式会社
錠剤
3か月前
個人
口内洗浄具
4か月前
個人
車椅子持ち上げ器
3か月前
個人
陣痛緩和具
2日前
株式会社結心
手袋
4か月前
株式会社八光
剥離吸引管
1か月前
株式会社大野
骨壷
6日前
個人
服薬支援装置
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
5か月前
個人
腰用サポーター
4か月前
個人
高気圧環境装置
27日前
株式会社ダリヤ
毛髪化粧料
4か月前
株式会社GSユアサ
歩行器
1か月前
個人
尿バッグカバー
5か月前
株式会社ファンケル
化粧料
4か月前
個人
歯列矯正用器具
4か月前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
3か月前
個人
形見の製造方法
20日前
株式会社ニデック
眼科装置
22日前
株式会社コロナ
サウナ装置
2か月前
クラシエ株式会社
皮膚化粧料
1か月前
続きを見る
他の特許を見る