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公開番号2025099571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216341
出願日2023-12-22
発明の名称自律神経機能向上剤
出願人池田食研株式会社
代理人
主分類A61K 36/9068 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本発明は、天然物由来の成分を有効成分とする、新たな自律神経機能向上剤を提供する。
【解決手段】発明者らは、加熱ショウガ抽出物に、自律神経機能向上効果があることを見出し、本発明を完成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
加熱ショウガ抽出物を有効成分とする、自律神経機能向上剤。
続きを表示（約 64 文字）【請求項２】
加熱ショウガ抽出物がジンゲロールよりショウガオールを多く含む、請求項１記載の自律神経機能向上剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、天然物由来の成分を有効成分とする自律神経機能向上剤に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
自律神経には交感神経と副交感神経があり、これらが拮抗的に作用することで各体内器官を随意的にコントロールしている。自律神経機能の低下は、身体的な症状として慢性的な疲労やめまい、動悸等を、精神的な症状として不安、落ち込み、無気力等を引き起こす要因となることがある。こういった症状は、個人的にも社会的にも不利益となることから、自律神経機能を高める素材が求められている。特に日常的に摂取することができる食品で、自律神経機能を高められることが望ましく、多くの検討がなされている。
【０００３】
例えば、γ－オリザノール、並びに生姜の辛味成分、唐辛子の辛味成分及びカフェインから選ばれる１種以上の中枢神経刺激成分を有効成分とする自律神経機能向上剤（特許文献１）が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第４２１０３６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、天然物由来の成分を有効成分とする、新たな自律神経機能向上剤を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
発明者らは、加熱ショウガ抽出物に、自律神経機能向上効果があることを見出し、本発明を完成した。
【０００７】
すなわち、本発明は、以下の［１］～［２］の態様に関する。
［１］加熱ショウガ抽出物を有効成分とする、自律神経機能向上剤。
［２］加熱ショウガ抽出物がジンゲロールよりショウガオールを多く含む、［１］記載の自律神経機能向上剤。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によって天然物由来の成分を有効成分とする安全な自律神経機能向上剤を提供でき、摂取することで、自律神経機能向上効果が得られ、各種飲食品、医薬品、医薬部外品等に含ませて利用できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
自律神経機能の評価試験において、加熱ショウガ抽出物を含むカプセルの摂取前（スクリーニング時）と摂取開始４週間後の、３名の各被験者のＴｏｔａｌＰｏｗｅｒ（ｍｓ２／Ｈｚ）を示す。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本発明の自律神経機能向上剤は、加熱ショウガ抽出物を有効成分として含有し、摂取により自律神経機能向上効果を発揮する。また、該自律神経機能向上剤は、自律神経の調整用に使用することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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