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公開番号2025099787
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216716
出願日2023-12-22
発明の名称加飾装置および方法
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類B41F 17/34 20060101AFI20250626BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】簡易な構成にて平板などの印刷媒体の側面に高画質な加飾をする加飾装置および方法を提供する。
【解決手段】インクの吸収性が低く、かつクッション性を有するクッション性材10と、インクジェットヘッド31を用いてクッション性材10に対してインクを吐出して印刷画像Gを形成する印刷部1と、印刷画像Gが形成されたクッション性材10上に印刷媒体Pを押し当てて、クッション性材10に形成された印刷画像Gを印刷媒体Pに転写させる押し当て部5とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
インクの吸収性が低く、かつクッション性を有するクッション性材と、
インクジェットヘッドを用いて前記クッション性材に対してインクを吐出して印刷画像を形成する印刷部と、
前記印刷画像が形成されたクッション性材上に前記印刷媒体を押し当てて、前記クッション性材に形成された印刷画像を前記印刷媒体に転写させる押し当て部とを備える加飾装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記押し当て部が、平板形状の前記印刷媒体を面内回転させる回転機構を有し、該回転機構によって前記印刷媒体を回転させながら、前記印刷媒体の複数の小口を前記クッション性材上に順次押し当てて、前記各小口に印刷画像を転写する請求項1記載の加飾装置。
【請求項3】
前記クッション性材の材質が、シリコン、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)、天然ゴムまたはポリエチレンである請求項1記載の加飾装置。
【請求項4】
インクの吸収性が低く、かつクッション性を有するクッション性材に対して、インクジェットヘッドを用いてインクを吐出して印刷画像を形成し、
前記印刷画像が形成されたクッション性材上に前記印刷媒体を押し当てて、前記クッション性材に形成された印刷画像を前記印刷媒体に転写させる加飾方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、平板などの側面に加飾する加飾装置および方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、紙およびフィルムなどの印刷媒体に対して、インクジェットヘッドからインクを吐出して印刷を施すインクジェット印刷装置が提案されている。
【0003】
近年では、インクジェット印刷装置の印刷対象が多様化しており、たとえば建材に印刷処理を施すことによって、美観の優れた建材を製造することが望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-001678号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、インクジェット印刷装置を用いて平板の建材の側面(断面)に直接フルカラーで高画質の加飾をすることは非常に困難である。たとえばフラットベッド上に印刷媒体を載置して印刷処理を行うインクジェット印刷装置を用いて、サブロク板と呼ばれる大判の印刷媒体の側面にプリントするには、フラットベッドとインクジェットヘッドの距離を約1mの高さにする必要がある。大判の印刷媒体の側面を上面に向けて安定的に支持することも含めて、必要な印刷精度を実現することは極めて困難である。また、インクジェット印刷装置の構成も大がかりになる。
【0006】
また、たとえば特許文献1では、インクジェットヘッドの角度を可変する機構を搭載する方法が提案されているが、機構が大がかりとなり、複雑かつ高額になってしまう。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑み、簡易な構成にて平板などの印刷媒体の側面に高画質な加飾をすることができる加飾装置および方法を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の加飾装置は、インクの吸収性が低く、かつクッション性を有するクッション性材と、インクジェットヘッドを用いてクッション性材に対してインクを吐出して印刷画像を形成する印刷部と、印刷画像が形成されたクッション性材上に印刷媒体を押し当てて、クッション性材に形成された印刷画像を印刷媒体に転写させる押し当て部とを備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の加飾装置によれば、インクの吸収性が低く、かつクッション性を有するクッション性材に対して、インクジェットヘッドを用いて印刷画像を形成し、印刷画像が形成されたクッション性材上に印刷媒体を押し当てて、クッション性材に形成された印刷画像を印刷媒体に転写させるようにしたので、簡易な構成にて平板などの印刷媒体の側面に高画質な加飾をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の加飾装置の一実施形態を用いた加飾方法の一例を説明するための図
大谷石プレートの一例を示す図
本発明の加飾装置の一実施形態における印刷部の概略構成を示す図
シャトルユニットの概略構成を示す図
所定の走査で印字されるドットと次の走査で印字されるドットの位置関係を説明するための図
クッション性材にインクが着弾した際におけるインクの状態を説明するための図
本発明の加飾装置の一実施形態における押し当て部の一例を示す図
本発明の加飾装置の一実施形態の制御系を示すブロック図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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