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公開番号2025097333
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213461
出願日2023-12-19
発明の名称授業設計情報管理装置、方法およびプログラム並びに授業遂行支援システム
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/20 20120101AFI20250624BHJP(計算;計数)
要約【課題】教員の授業設計能力を向上させる授業設計情報管理装置、方法およびプログラム並びに授業遂行支援システムを提供する。
【解決手段】授業遂行支援システム1において、授業設計情報管理装置10は、所定の教員が作成した授業設計情報を受け付ける授業設計情報受付部11と、授業設計情報受付部11によって受け付けられた授業設計情報を記憶するとともに、その記憶した授業設計情報を教員以外の者に閲覧可能に管理する授業設計情報管理部12と、授業設計情報管理部12に記憶された授業設計情報を含む教員評価用情報を、授業設計情報の評価者の評価者用端末装置40に出力する教員評価用情報出力部13と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
所定の教員が作成した授業設計情報を受け付ける授業設計情報受付部と、
前記授業設計情報受付部によって受け付けられた授業設計情報を記憶するとともに、該記憶した授業設計情報を前記教員以外の者に閲覧可能に管理する授業設計情報管理部と、
前記授業設計情報管理部に記憶された授業設計情報を含む教員評価用情報を、前記授業設計情報の評価者の端末装置に出力する教員評価用情報出力部とを備えた授業設計情報管理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記教員評価用情報が、前記授業設計情報に基づいて授業が行われた際の前記教員による前記授業の自己評価結果を含む請求項１記載の授業設計情報管理装置。
【請求項３】
前記授業設計情報管理部が、前記授業設計情報に含まれる個人情報を閲覧不可な状態として前記授業設計情報を他の装置に出力する請求項１記載の授業設計情報管理装置。
【請求項４】
前記教員評価用情報出力部が、前記教員の端末装置から出力された評者者指定情報を受け付け、該評価者指定情報によって指定された評価者の端末装置に前記教員評価用情報を出力する請求項１記載の授業設計情報管理装置。
【請求項５】
前記授業設計情報を作成するための複数のフォーマット情報を記憶するフォーマット情報記憶部と、
前記教員の端末装置から出力されたフォーマット指定情報に基づいて、前記複数のフォーマット情報の中から前記教員が指定するフォーマット情報を特定し、前記教員の端末装置に出力するフォーマット情報出力部とを備えた請求項１記載の授業設計情報管理装置。
【請求項６】
所定の教員が作成した授業設計情報を受け付け、
該受け付けた授業設計情報を記憶するとともに、該記憶した授業設計情報を前記教員以外の者に閲覧可能に管理し、
前記記憶した授業設計情報を含む教員評価用情報を、前記授業設計情報の評価者の端末装置に出力する授業設計情報管理方法。
【請求項７】
所定の教員が作成した授業設計情報を受け付けるステップと、
該受け付けた授業設計情報を記憶するとともに、該記憶した授業設計情報を前記教員以外の者に閲覧可能に管理するステップと、
前記記憶した授業設計情報を含む教員評価用情報を、前記授業設計情報を評価する評価者の端末装置に出力するステップとをコンピュータに実行させる授業設計情報管理プログラム。
【請求項８】
請求項１記載の授業設計情報管理装置と、
前記授業設計情報を作成するともに、該作成した授業設計情報を前記授業設計情報管理装置に出力する教員用端末装置と、
前記授業設計情報管理装置から出力された前記教員評価用情報を受け付けて表示する評価者用端末装置とを備えた授業遂行支援システム。
【請求項９】
前記教員用端末装置に対して、前記授業設計情報の作成を支援する授業設計支援情報を出力する授業設計支援情報出力装置を備え、
前記授業設計支援情報出力装置が、前記授業設計情報が作成された際に参照された授業設計支援情報の参照情報に基づいて、他の授業設計支援情報における対応する参照範囲を特定し、前記参照情報と関連付けする請求項８記載の授業遂行支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、教員が作成する授業設計情報を管理する授業設計情報管理装置、方法およびプログラム並びに授業遂行支援システムに関するものである。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
教員は、授業を行う前に、授業の学習内容や授業を行う時期など含む授業設計情報を作成し、その授業設計情報に基づいて授業を遂行する。授業設計情報の作成は、教員自身の知識と経験だけでは作成効率が悪く、また視野も狭くなりがちである。
【０００３】
そこで、特許文献１においては、授業設計情報に必要な情報や他の教員が作成した授業設計情報を共有することによって、作成効率を向上させるシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１０－１９１４８４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載のシステムでは、授業設計情報の作成サポートと授業設計情報の共有化が提案されているだけであり、授業設計情報を評価する機能は有しておらず、教員の授業設計能力を向上させる仕組みについては提案されていない。
【０００６】
本発明は、上記事情に鑑み、教員の授業設計能力を向上させることができる授業設計情報管理装置、方法およびプログラム並びに授業遂行支援システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の授業設計情報管理装置は、所定の教員が作成した授業設計情報を受け付ける授業設計情報受付部と、授業設計情報受付部によって受け付けられた授業設計情報を記憶するとともに、その記憶した授業設計情報を教員以外の者に閲覧可能に管理する授業設計情報管理部と、授業設計情報管理部に記憶された授業設計情報を含む教員評価用情報を、授業設計情報の評価者の端末装置に出力する教員評価用情報出力部とを備える。
【発明の効果】
【０００８】
本発明の授業設計情報管理装置によれば、所定の教員が作成した授業設計情報を記憶するとともに、その記憶した授業設計情報を教員以外の者に閲覧可能に管理し、その授業設計情報を含む教員評価用情報を、授業設計情報の評価者の端末装置に出力するようにしたので、評価者が授業設計情報を評価することによって、教員の授業設計能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の授業遂行支援システムの一実施形態の概念図を示す図
授業設計情報の一例を示す図
本発明の授業遂行支援システムの一実施形態の概略構成を示すブロック図
図２に示す授業遂行支援システムの処理の流れを説明するためのシーケンス図
図２に示す授業遂行支援システムの処理の流れを説明するためのシーケンス図
図２に示す授業遂行支援システムの処理の流れを説明するためのシーケンス図
授業設計情報およびその評価結果の閲覧制限、授業設計情報の編集権限並びに授業設計情報へのコメント付与権限の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照して本発明の授業遂行支援システムの一実施形態について詳細に説明する。図１は、本実施形態の授業遂行支援システムの概念図を示す図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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