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公開番号
2025100164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217336
出願日
2023-12-22
発明の名称
加飾シート、移動体
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
27/00 20060101AFI20250626BHJP(積層体)
要約
【課題】加飾シートの位置合わせを容易にする。
【解決手段】加飾シート20は、移動体1の外装体に用いられる。加飾シート20は、加飾層23と、加飾層23に積層された接合層25と、を備える。23℃の環境において加飾シート20の接合層25と被着体11とを接触させた後、接合層25を被着体11に対して180°方向に引き剥がす際の接合層25と被着体11との粘着力は、0.02N/inch以下である。80℃に加熱しながら加飾シート20の接合層25を被着体11に対して2kgのローラーで圧着させた後、23℃の環境において接合層25を被着体11に対して180°方向に引き剥がす際の接合層25と被着体11との粘着力は、7.0N/inch以上である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体の外装体に用いられる加飾シートであって、
加飾層と、
前記加飾層に積層された接合層と、を備え、
23℃の環境において当該加飾シートの前記接合層と被着体とを接触させた後、前記接合層を前記被着体に対して180°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、0.02N/inch以下であり、
80℃に加熱しながら当該加飾シートの前記接合層を前記被着体に対して2kgのローラーで圧着させた後、23℃の環境において前記接合層を前記被着体に対して180°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、7.0N/inch以上である、加飾シート。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
移動体の外装体に用いられる加飾シートであって、
加飾層と、
前記加飾層に積層された接合層と、を備え、
23℃の環境において当該加飾シートの前記接合層を被着体に対して2kgのローラーで圧着させた後、前記接合層を前記被着体に対して180°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、0.05N/inch以上であり、
40℃の環境において当該加飾シートの前記接合層を前記被着体に対して5kgのローラーで圧着させた後、前記接合層を前記被着体に対して180°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、2.50N/inch以下であり、
80℃に加熱しながら当該加飾シートの前記接合層を前記被着体に対して2kgのローラーで圧着させた後、23℃の環境において前記接合層を前記被着体に対して180°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、7.0N/inch以上である、加飾シート。
【請求項3】
23℃の環境において当該加飾シートの前記接合層と前記被着体とを接触させた後、前記接合層を前記被着体に対して180°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、0.02N/inch以下である、請求項2に記載の加飾シート。
【請求項4】
80℃に加熱しながら当該加飾シートの前記接合層を前記被着体に対して2kgのローラーで圧着させた後、75℃の環境において前記接合層を前記被着体に対して180°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、5.0N/inch以上である、請求項1または2に記載の加飾シート。
【請求項5】
23℃の環境において当該加飾シートの前記接合層を前記被着体に対して2kgのローラーで圧着させた後、前記接合層を前記被着体に対して0°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、15.0N/inch以上である、請求項1または2に記載の加飾シート。
【請求項6】
前記接合層には、複数の溝が設けられている、請求項1または2に記載の加飾シート。
【請求項7】
請求項1または2に記載の加飾シートを備える、移動体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、加飾シート及び移動体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
塗料によって自動車等の移動体の外装体は塗装されている。外装体が塗料で塗装されていることで、移動体は、優れた外観を呈する。
【0003】
塗料で塗装する工程では、塗料に含まれる揮発性有機化合物や、乾燥工程のエネルギー消費により間接的に二酸化炭素が排出される。自動車等の大型の移動体の外装体を塗料で塗装する場合、大量の揮発性有機化合物や二酸化炭素が発生する。近年、環境に対する関心が高まっている。発生する揮発性有機化合物や二酸化炭素の量を減らすために、加飾シートを貼着することによって移動体の外装体等の被着体に意匠を付与することが検討されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-60223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
加飾シートを所望の形状の被着体に貼着する際に、加飾シートが表示する意匠と被着体の形状との位置合わせを正確にすることが求められている。本開示は、加飾シートの位置合わせを容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の加飾シートは、移動体の外装体に用いられる加飾シートであって、
加飾層と、
前記加飾層に積層された接合層と、を備え、
23℃の環境において当該加飾シートの前記接合層と被着体とを接触させた後、前記接合層を前記被着体に対して180°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、0.02N/inch以下であり、
80℃に加熱しながら当該加飾シートの前記接合層を前記被着体に対して2kgのローラーで圧着させた後、23℃の環境において前記接合層を前記被着体に対して180°方向に引き剥がす際の前記接合層と前記被着体との粘着力は、7.0N/inch以上である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、加飾シートの位置合わせを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、加飾部材を含む移動体の斜視図である。
図2は、加飾部材の断面図である。
図3は、加飾シートの断面図である。
図4は、加飾シートの一変形例の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。一部の図において示された構成等が、他の図において省略されていることもある。
【0010】
本明細書において、形状や幾何学的条件ならびにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等は、厳密な意味に限定されることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈される。
(【0011】以降は省略されています)
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