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公開番号2025103494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220923
出願日2023-12-27
発明の名称ロールスクリーン
出願人株式会社ニチベイ
代理人個人,個人
主分類E06B 9/56 20060101AFI20250702BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】施工時の安全性を向上させたロールスクリーンを提供する。
【解決手段】ロールスクリーンは、スクリーンを昇降可能な巻取部3と、巻取部3の両端部から突出する一対の軸部をそれぞれ支持可能な一対の軸受部をそれぞれ有する一対のサイドブラケットと、を備える。一対の軸部のうち巻取部3の一端部から突出する第1軸部10は、その端部に第1軸部10の軸方向と交差する方向に突出する係止片12を有する。一方の軸受部23は、一方のサイドブラケット4のうち軸方向と交差する基部25から起立し、第1軸部10を載置可能に設けられた壁部28を有する。壁部28の一部には、係止片12を挿入可能な開口部が形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
スクリーンを昇降可能な巻取部と、
前記巻取部の両端部から突出する一対の軸部をそれぞれ支持可能な一対の軸受部をそれぞれ有する一対のサイドブラケットと、を備え、
前記一対の軸部のうち前記巻取部の一端部から突出する第1軸部は、その端部に前記第1軸部の軸方向と交差する方向に突出する係止片を有し、
一方の前記軸受部は、一方の前記サイドブラケットのうち前記軸方向と交差する基部から起立し、前記第1軸部を載置可能に設けられた壁部を有し、
前記壁部の一部には、前記係止片を挿入可能な開口部が形成されている、ロールスクリーン。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第1軸部は、
前記巻取部の一端部から突出する軸片と、
前記軸片に嵌合可能であり、前記係止片が形成された嵌合部材と、を有し、
前記軸片は、前記嵌合部材が嵌合した状態で、前記一方の軸受部に支持される、請求項1に記載のロールスクリーン。
【請求項3】
前記第1軸部は、前記軸片及び前記嵌合部材を連通するように夫々に形成された挿通孔に挿入可能な筒状部材をさらに有し、
前記嵌合部材は、前記両挿通孔に前記筒状部材が挿入されることにより、前記軸片に対して移動不能に嵌合される、請求項2に記載のロールスクリーン。
【請求項4】
前記係止片は、前記第1軸部に一体に形成される、請求項1に記載のロールスクリーン。
【請求項5】
前記一対の軸部のうち前記巻取部の他端部から突出する第2軸部は、前記巻取部から突出する長さが調整可能に構成される、請求項1に記載のロールスクリーン。
【請求項6】
前記巻取部は、前記スクリーンの一端が連結される巻取パイプと、前記巻取パイプ内に収容されて前記巻取パイプを回転させるモーターと、を有し、
前記第1軸部は、前記モーターの端部に設けられる、請求項1から5のいずれか1項に記載のロールスクリーン。
【請求項7】
前記一方の軸受部は、前方側が開放された側面視コ字状の前記壁部を有し、
前記開口部は、前記壁部のうち後方側に位置する部位に形成され、
前記第1軸部は、外面が角軸状であり、前記モーターの端部に設けられ、
前記係止片は、前記外面のうちのいずれかの面と交差する方向に突出する、請求項6に記載のロールスクリーン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ロールスクリーンに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されるように、スクリーンを巻き取る巻取パイプと、巻取パイプの軸部を支持する軸受け凹部を備えるブラケットとを備えるロールスクリーンが知られている。軸部は、巻取パイプの回転軸線に対して交差する方向に凹む係合部を備え、軸受け凹部は、軸受け凹部を構成する壁部を備える。壁部は、軸部を軸受け凹部に固定するための固定ピンが挿入される挿通孔を備え、軸受け凹部は、挿通孔からの固定ピンの進入を規制する第1状態から固定ピンの進入を許容する第2状態に変位する規制部を備える。規制部は、第2状態において固定ピンの係合部への係合を可能とする。
【0003】
このような構成によれば、巻取パイプの軸部がブラケットに正確に支持されない限り規制部が固定ピンの進入を規制するため、ブラケットに巻取パイプの軸部を取り付ける際に施工不良が発生することを抑止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-171003号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に開示されるロールスクリーンの施工においては、まず、巻取パイプの一端側の軸部を一方のブラケットに取り付け、次いで、巻取パイプの他端側の軸部を他方のブラケットに取り付け、その後、固定ピンを取り付ける場合がある。この場合、固定ピンを取り付ける前の施工途中において、巻取パイプが軸方向に移動してしまいブラケットから落下してしまう可能性があった。そこで、固定ピンを取り付ける前の施工途中において巻取パイプがブラケットから落下してしまうことを抑止可能なロールスクリーンが望まれている。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、施工時の安全性を向上させたロールスクリーンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、スクリーンの巻取部が軸方向に移動しないように軸部が軸受部に係止される構成とすることで、上記の課題を解決できると考え、これに基づいて、以下のような新たなロールスクリーンを発明するに至った。
【0008】
(1)本発明によるロールスクリーンは、スクリーンを昇降可能な巻取部と、前記巻取部の両端部から突出する一対の軸部をそれぞれ支持可能な一対の軸受部をそれぞれ有する一対のサイドブラケットと、を備え、前記一対の軸部のうち前記巻取部の一端部から突出する第1軸部は、その端部に前記第1軸部の軸方向と交差する方向に突出する係止片を有し、一方の前記軸受部は、一方の前記サイドブラケットのうち前記軸方向と交差する基部から起立し、前記第1軸部を載置可能に設けられた壁部を有し、前記壁部の一部には、前記係止片を挿入可能な開口部が形成されている。
【0009】
(2)上記(1)において、前記第1軸部は、前記巻取部の一端部から突出する軸片と、前記軸片に嵌合可能であり、前記係止片が形成された嵌合部材と、を有し、前記軸片は、前記嵌合部材が嵌合した状態で、前記一方の軸受部に支持されるのが好ましい。
【0010】
(3)上記(2)において、前記第1軸部は、前記軸片及び前記嵌合部材を連通するように夫々に形成された挿通孔に挿入可能な筒状部材をさらに有し、前記嵌合部材は、前記両挿通孔に前記筒状部材が挿入されることにより、前記軸片に対して移動不能に嵌合されるのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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